記者会見大臣発言要旨 (平成13年5月15日)

 閣議案件で環境省関連はありませんでした。総理大臣から、先日の所信表明演説でタウンミーティングを実施するとおっしゃいました件について、早急に実施することとしたい。ついては、内閣を上げて速やかに準備にとりかかる、官房長官に取りまとめをお願いするとご発言がありました。これを受けて官房長官からタウンミーティングの実施について内閣府に担当室を設けて早速準備に着手し、実施に万全を期していく、各閣僚には、分担してタウンミーティングに出席していただくのでご協力をお願いしたとご発言がありました。閣僚懇談会に入って、私からタウンミーティングについて発言いたしました。環境省では今年に入って既に4回のタウンミーティングを実施しており、ノウハウを蓄積しています。いつでもそれについてお話をし、協力をしたいと申し上げましたところ、よろしくお願いしますとのことでした。閣議関連は以上です。
 今日の2時30分にNGO環境政策提言推進委員会の廣野良吉代表から、NGO環境政策提言の募集とNGO環境政策提言フォーラムの実施について記者会見をされる予定です。先日、私が就任後の記者会見で申し上げたことが動き始めます。細かい事は後ほど記者会見で聞いていただければと思いますが、環境省としてはこのプロセスを通じて国民の皆様から斬新な政策提言がございますことを期待しております。ずっと申し上げていたパートナーシップということで、国民の皆様との対話を通ずる政策づくりということが実際に実行される段階になることは大変うれしいと思っております。環境省としては、廣野さんが中心となって進めていかれる環境政策提言推進委員会に協力して行きたいと思います。7月11日にはNGO環境政策提言フォーラムという発表会が開かれるとのことですので、私も出席して、環境政策について議論をしたいと思っております。

(質問)OECDの環境大臣会合で、副大臣が米国担当者とお話になる予定とのことですが、何か日本からの新しい提案等はございますか。
(大臣)OECDの環境大臣会合には、副大臣が出席します。環境戦略等いろいろな動きがありますので、それについて議論されると思います。風間副大臣にはご就任になられて初めて、国際的な仕事をしていただくので、私としては広くいろいろな方と知り合い親しくなっていただくのが大事だと思います。大勢の方に会って話していただくのが大事ではないかと思っております。
(質問)COP6再開会合について、田中外務大臣と打ち合わせ等されましたでしょうか。
(大臣)まだしていません。OECD環境大臣会合から副大臣が帰ってきてからお話を伺いますが、日本としては方針は変わっていません。内閣としても、総理が所信表明演説でおっしゃったとおり、今までの路線でいくということです。

(了)