報道発表資料

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2000年05月19日

『低公害車フェア2000』の開催について

 来る6月10日、11日の両日、東京都の代々木公園において、『低公害車フェア2000』を開催する。
 今回のフェアの特徴は、次の3点である。

 [1]  展示される低公害車は82車種、99台で、我が国で利用可能な低公害車のほぼ全ての種類の車両が出展される。
 [2] 環境庁が開発した次世代新型電気自動車「ルシオール」のほか、最新の低公害車に試乗ができる。
 [3]  新規の出展は、2人乗りコミュータータイプの小型電気自動車や、最大積載量8トンの天然ガス大型トラックのほか、太陽光を利用した電気自動車用充電ステーションの「EVソーラーシステム」などである。

  電気自動車・天然ガス自動車等の低公害車の普及は、大都市を中心とする自動車排出ガスによる大気汚染の防止や地球温暖化対策として有効であり、環境基本計画等でも今後の重要な施策の一つとして掲げられている。
  『低公害車フェア2000』は、現在我が国で走行している低公害車及び開発中の低公害車の展示や試乗等を通じて、低公害車に対する国民の理解を深め、その普及促進を図るものであり、次のとおり開催する。
  本フェアは、昭和61年以来、環境月間関連行事として毎年開催、今回が15回目となる。

 1.日 時 平成12年6月10日(土) 13:00~17:00
         6月11日(日) 10:00~16:00
 
 2.会 場 東京都立代々木公園イベント広場(入場無料)
※JR原宿駅から徒歩7分、NHKホールの北側
 
 3.主 催 環境庁、公害健康被害補償予防協会、東京都
 
 4.後 援 通商産業省、運輸省
 
 5.協 賛 (財)日本電動車両協会、(財)運輸低公害車普及機構、
(社)日本ガス協会、(社)日本自動車工業会、電気事業連合会、
(財)エコステーション推進協会
 
 6.内 容
 [1] オープニングセレモニー  6月10日 13:00~13:20(予定)
オープニングの後、開会式(主催者挨拶、テープカット等)を行う。
 
 [2] 低公害車の展示
自動車メーカーや関係団体等から出展される82車種、99台の低公害車を一挙展示。今回初出展は、43車種50台。→【別添】参照
天然ガス自動車用充填設備などの関連設備のほか、今回新たに、電気自動車用充電ステーション「EVソーラーシステム」を展示。
これらの低公害車等は、電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車等の車種別にグループ分けして展示し、説明員がパネルやパンフレットを用いて、各車両の特徴等についての説明を行う。
 
 [3] 低公害車の試乗
展示される低公害車の一部(乗会を行う。環境庁が開発した新型電気自動車「ルシオール」の試乗会も行う。電気自動車、天然ガス自動車等)及び電動自転車の試
ノンステップ天然ガスバスの試乗(東京都の協力)を行う。
 
 [4] 「未来の低公害車こども絵画展」
未来の低公害車をテーマに、会場周辺の区立小学校の1年生~3年生が作成した絵画を、会場内メインステージ前の展示ブースに設置する。
 
 [5] その他のイベント
日蘭交流400周年記念事業として開催された「江戸参府2000」で使用した天然ガスバス2台(移動展示スペースカー、シアターカー)も展示される。
ECOECO(エコエコ)着ぐるみ親子劇場「白雪姫と3匹の子ぶた達」
お笑い芸人によるECOECO(エコエコ)爆笑会場レポート
クイズラリー等
 
  1600年にオランダ船「デ・リーフデ号」が長崎に漂着して以来、日蘭交流が400周年を迎えるのを記念して、「江戸参府2000」が本年4月から5月にかけて開催されており、ゆかりの地である長崎から東京までの道のりの各地を、環境に留意した天然ガス自動車を使用してキャラバンしている。

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課 長 :鈴木 安次   内線6520
 主 査 :小林 野武夫 内線6522
特殊法人公害健康被害補償予防協会
 部 長 :細野 宏     3586-1521

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