報道発表資料

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1997年11月18日

「地球温暖化防止のために-----これから生まれてくる子供たちからのお父さん、お母さんへの10の質問」の発行について

当庁は、今般、地球温暖化防止に向けた国民の活動を促すため、特に、最近二酸化炭素の排出が増加している民生部門を中心に、同部門における具体的な地球温暖化対策を訴えるパンフレットを発行した(発行部数5万部)。今後、地球温暖化防止京都会議や、その関連行事などで広く配布する予定。

 地球温暖化問題では、子や孫の世代の危険と引き換えに、私たちが快適で豊かな暮らしをしていることに着目し、本パンフレットでは、子供が、お父さんやお母さんに対して、日頃の家庭生活などで、地球温暖化防止のために色々な努力を行っているかを問うという形式になっている。各項目では、日常生活の工夫や努力で、二酸化炭素の排出量を抑えることができる旨訴えている。

 当庁としては、12月1日からの地球温暖化防止京都会議の開催が迫る中、本パンフレットが国民の各界各層に活用され、地球温暖化防止に対する関心が一層の高まりを見せることを期待している。また、それによって、長期的には民生部門の二酸化炭素の排出量の削減に寄与することをも期待している。

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課   長:小林  光  内線6740

地球温暖化対策推進本部事務局
 首席局員:竹本  和彦 内線6748
 上席局員:森   秀行 内線6146
 担   当:大久保雄大 内線6146