報道発表資料

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2022年01月27日
  • 再生循環

「令和4年度除去土壌等の減容等技術実証事業」の実証テーマの公募について

 環境省は、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(以下「JESCO」といいます。)を通じて、今後の除去土壌等の減容等に活用し得る技術実証テーマを令和4年3月10日(木)まで公募します。

1.概要

 除染で発生した除去土壌等について、中間貯蔵開始後30年以内の福島県外での最終処分を見据えた減容・再生利用等に活用し得る技術の実証テーマを広く公募します。

 外部有識者から構成される委員会において厳正な審査を行った上で、応募の中から10件程度を上限として採択します。

 採択された実証テーマについては、その応募者に試験実施に向けた詳細な計画の提出を求め、JESCOとの請負契約締結の後、実証試験を実施していただきます。実証試験により得られた結果を基に、有識者委員会でその効果、経済性、安全性等を評価し、公表します。

 なお、応募の際には、JESCOのホームページに掲載されている「令和4年度除去土壌等の減容等技術実証事業公募要領」を確認願います。

 http://www.jesconet.co.jp/interim/information/josenjissho.html

2.採択予定件数

 単年度又は複数年度の提案から、10件程度を上限とし、外部有識者による審査の上、採択します。

3.予算

 1件当たりの年間金額は2,000万円(税抜)を上限とします。ただし、技術実証フィールドの実証ヤードを利用して実証事業を行う場合、1件当たりの年間金額は5,000万円(税抜)を上限とします。

4.実施期間

 契約締結から令和5年3月31日(金)までです。

 複数年度で行う事業は、原則として3年以内とし、毎年度の達成目標をあらかじめ設定してください。設定した目標の達成状況等については、各年度末に審査委員(外部有識者)による評価を行い、事業継続実施の可否について審査します。審査の結果、継続となった場合、契約手続を行います。

5.実施場所

 実証試験の実施場所は、請負者が決めることとします。その際に必要な調整(自治体等との調整を含む。)は、請負者が自ら行うこととします。ただし、中間貯蔵施設区域内に整備した技術実証フィールドを利用することもできますので、事前にJESCOまで御相談ください。

6.応募

 公募要領に基づき、令和4年3月10日(木)17:00必着で、以下の提出先まで郵送又はメールにて申請書を提出してください。なお、持参は受け付けておりません。

 郵送の場合は、封筒の表の左下に「公募書類在中」と記入してください。

 (提出先)〒105-0014 東京都港区芝1-7-17 住友不動産芝ビル3号館

       中間貯蔵・環境安全事業株式会社 中間貯蔵事業部 技術課

 メールの場合は、件名を「公募書類」として以下のメールアドレスに送付してください。

 (提出先) chukan_tec_koubo@jesconet.co.jp

7.スケジュール(予定)

 おおむね以下のスケジュールで進める予定です。

  • 令和4年3月10日(木) 公募の締切り

  • 令和4年3月~4月    一次審査(書類審査)及び二次審査(口頭審査)、実証テーマの採択、

                 審査結果の通知、契約手続

  • 令和4年5月       JESCOとの請負契約締結

  • 令和4年5~12月     実証事業の実施

  • 令和5年1月~3月    結果取りまとめ、実証事業結果の評価を実施、成果報告会

8.問合せ先

 中間貯蔵・環境安全事業株式会社 中間貯蔵事業部 技術課

 TEL:03-6635-4902(直通) FAX:03-6743-7800

(参考)令和2年度除去土壌等の減容等技術実証事業の評価結果について

  令和2年度除去土壌等の減容等技術実証事業の評価結果について、以下のJESCOのホームページに掲載し

 ています。 (http://www.jesconet.co.jp/interim/information/josenjissho.html)

  環境省ホームページにも評価結果を掲載し、JESCOのホームページとリンクします。

連絡先

環境省環境再生・資源循環局環境再生事業担当参事官室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8350
  • 参事官馬場 康弘(内線 7502)
  • 参事官補佐大野 皓史(内線 7582)
  • 参事官補佐福井 克樹(内線 7589)