報道発表資料

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2019年10月07日
  • 保健対策

日中韓における化学物質管理政策最新動向セミナー(参加募集期間の延長)

 環境省は、令和元年10月30日(水)に「日中韓における化学物質管理政策最新動向セミナー」を福岡市で開催します。
 担当官が来日し、各国における化学物質最新動向に関して講演を行うとともに、参加者との質疑応答を予定しています。セミナーへの参加は無料ですが、事前登録が必要です。
 本セミナーへの参加について、10月7日まで募集しておりましたが、下記の通り10月15日(火)まで募集期間を延長します。ご関心のある方の参加を広くお待ちしております。

  1.開催趣旨

 環境省では、海外の化学物質規制制度の動向への国内対応を円滑に実施していくために、化学産業や化学物質のユーザー企業、環境省はじめ関係省庁が、業界や省庁の垣根を越えて協力することを目的とする化学物質国際対応ネットワークを運営しています。本ネットワークの活動の一環として、各主体間における情報共有と連携強化のため、日中韓における化学物質管理政策最新動向セミナーを開催します。

 中国では、「新規化学物質環境管理弁法(MEE Order No.7)」が2010年10月に施行されて以降、様々な追加改正が行われています。具体的には、2017年10月に新規化学物質の登録に関して、優先評価化学物質のスクリーニング評価に関するガイダンスが施行され、新規化学物質の登録の届出が簡略化されました。また、2017年末には、優先管理化学物質リストが公表され、2019年1月には、環境リスク評価および管理規則草案が公表されております。 

 韓国においては、2019年1月から"化学物質の登録及び評価に関する枠組み法律"(ARECS、通称K-REACH)改正版が施行され、年間1トン以上の既存化学物質について登録の義務が課せられております。また、"消費者化学品及び殺菌剤の安全に関する法律"(K-BPR)についても2019年1月に施行され、対象となる消費者向け化学品を製造・輸入しようとする企業は、届出を行う必要があります。

 今回のセミナーでは、日中韓における化学物質管理政策の最新動向について御紹介いたします。

2.日時

令和元年10月30日(水) 9:30-12:15 (9:00から受付開始)

3.開催場所

ソラリア西鉄ホテル福岡 8F「雪・月」

(〒810-0001 福岡市中央区天神2-2-43)

 ※アクセスはこちらをご参照ください。 https://nnr-h.com/solaria/fukuoka/access/

4.プログラム(案)

時間

プログラム

9:00- 9:30

受付

9:30- 9:40

開会挨拶(環境省)

9:40-10:20

中国における化学物質管理政策最新動向 (仮題)

講師:未定(中国生態環境部)

10:20-10:30

質疑応答 ※事前質問あり

10:30-11:10

韓国における化学物質登録・評価に関する最新動向 (仮訳)

講師:ファン・ナキョン

(韓国環境部 環境健康局 化学物質政策課 課長補佐)

11:10-11:20

質疑応答 ※事前質問あり

11:20-12:00

日本の化学物質審査規制法下での化学物質管理の最新進捗

講師:柳田 貴広

(環境省 大臣官房 環境保健部 環境保健企画管理課

化学物質審査室長)

12:00-12:10

質疑応答 ※事前質問あり

12:10-12:15

閉会挨拶(環境省)

5.申込み

参加費 無料

定員 300名 (定員を超える申込みがあった場合は抽選等)

言語 日-中、日-韓 同時通訳

参加申込期間 令和元年9月20日(金)~令和元年10月15日(火) 15:00

事前申込みが必要です。下記化学物質国際対応ネットワークウェブサイトからお申込みください。

URL https://a10.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=436&g=56&f=111

お問合せ窓口

化学物質国際対応ネットワーク事務局(一般社団法人海外環境協力センター 内)

担当  森、小牧、成瀬

TEL 03-5472-0144 / FAX 03-5472-0145 / Email chemical-net@oecc.or.jp

連絡先

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8253
  • 室長柳田 貴広(内線 6309)
  • 室長補佐赤石 唯(内線 6333)
  • 担当日高 克見(内線 6328)