ウォータープロジェクトとは
ウォータープロジェクト参加団体(企業)

キリンホールディングス(株)

取組項目

  • 健全な水循環の保全を目的とした山林の植林・保全活動のアイコン健全な水循環の保全を目的とした山林の植林・保全活動
  • 健全な水循環を目的とした河川や海洋環境の保全活動等の取組や事業等のアイコン健全な水循環を目的とした河川や海洋環境の保全活動等の取組や事業等
  • 事業活動等における水資源の有効活用、節水排水等に向けた取組、商品・技術、サービス等の提供等のアイコン事業活動等における水資源の有効活用、節水排水等に向けた取組、商品・技術、サービス等の提供等
  • 水資源の保全や有効活用のために取組む活動のアイコン水資源の保全や有効活用のために取組む活動
  • 健全な水循環の保全を目的とした国際的な取組に関する活動のアイコン健全な水循環の保全を目的とした国際的な取組に関する活動

キリングループのWaterStyle宣言
原料として使用する水を持続可能な状態にします
事業拠点の流域特性に応じた水の課題を解決します

キリングループでは、2020年2月に過去の長期ビジョンからブラッシュアップして策定した「環境ビジョン2050」の中で、重要な4つのテーマの1つとして「水資源」を定め、「2050年に持続可能な水資源を利用している社会」を目指して、上記の2つの取り組みを定めています。
水を原料とする会社であるキリングループは水を育み、水を大切に使い、水をきれいにして自然に還す取り組みを進めています。
工場の水源地を守る活動として始まった「水源の森活動」は、1999年に業界に先駆けてキリンビール横浜工場の水源地である神奈川県丹沢地区の森から始まり、現在も全国12カ所で取り組んでいます。
水源地の森林を管理する自治体との中長期の協定をベースとして、植樹、下草刈りや枝打ち、間伐などを進め、現在では多くの森が明るく茂る森になっており、一部の場所では地域の方々も活動に参加しています。

一方、キリングループが2017年に行った水リスク調査では、気候変動の影響により、原料農産物生産地で渇水や洪水のリスクが将来的に高くなることがわかりました。
これを受けてキリングループでは、バリューチェーン上流での対応の難しさを考慮し、持続可能な農園認証取得支援を通じて現地の紅茶農園やNGOとも強いパートナーシップを築いているスリランカから対応を開始しています。
紅茶農園は、高地の急峻な斜面にあり、涵養度は低いと言われていますが、その中にある水源地は、沿岸都市の多くの河川の源流となっているため貴重です。そこで、まずは5か所の水源地を保全するとともに、保全対象となる水源地の周辺に住む住民、約15,000人に対して水の大切さを教える教育プログラムを実施しています。

製造事業所の節水においては、製造工程を見直して水の使用量を大幅に削減し水の循環利用を進めるなど、先進的なレベルを達成しています。
工場からの排水においても、国や地域が定める以上の自主基準を定めて川や下水に還しています。
さらに行政やNGOと協力して工場周辺の河川における清掃活動や海岸清掃活動も継続して行っていきます。

キリングループは、地域の方々をはじめ広くステークホルダーと協働し、持続可能な水資源を利用している社会をつくりたいと考えています。

キリングループの活動写真

https://www.kirinholdings.co.jp/csv/env/water.html新しいウインドウで開く

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