観光地として素晴らしい名水部門

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第3位 まつもと城下町湧水群(長野県松本市)

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まつもと城下町湧水群

名水の特徴

「松本平の東部を流れる女鳥羽川などがつくりだした扇状地の地下には、美ヶ原などの山々の伏流水が豊富に貯えられ、地上に湧き出しています。この地には松本城が築かれ、湧水は城下町の水源となって住民や旅人ののどを潤しました。
現在も、市街地の湧水には多くの人が訪れ、自然のままの水の味わいを楽しんでいます。

名水の場所

おもに松本市丸の内、大手2~5丁目、中央1~4丁目、清水1丁目の範囲で、井戸・水路を多く見ることができます。この地域は、松本城周辺から東側・南側にかけての地域で、城下町の南半分にあたります。

PRポイント

市街地には多くの井戸や水路があり、豊富な湧水の流れと味わいを楽しめます。また、古くから知られる源智の井戸や、酒造りに使われている女鳥羽の泉などを巡り、松本の歴史や人々の生活に触れることができます。

交通アクセス

源智の井戸

松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、はかり資料館下車、徒歩約5分

槻井泉神社の湧水

松本駅お城口からアルピコバス北市内線東回り(100系統)、清水下車、徒歩約5分

女鳥羽の泉

松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、伊織霊水下車、徒歩約10分

大名町大手門井戸

松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」北コース、大名町下車すぐ

中町蔵の井戸

松本駅お城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース、蔵シック館下車すぐ

※この他の井戸の所在地については、下記「まつもと水物語」のホームページに「水巡りマップ」がありますので、そちらをご覧ください。
URL:まつもと水物語

宿泊施設や他の観光拠点の紹介

松本城

松本城天守は、文禄2~3年(1593~1594)に建造されたもので、国宝に指定されており、本丸・二の丸などは国の史跡に指定されています。城郭を囲むように配置されている内堀・外堀・総堀は湧水を利用して水を溜めているため、どの季節に訪れても水は満々と湛えられています。

松本市立博物館

松本の歴史・民俗を中心とした資料を展示しています。館内では、かつて二の丸で使われていた「ててまがりの井戸」(「ててまがり」はカタツムリのこと)の跡を見ることができます。

重要文化財旧開智学校

旧開智学校校舎は、明治9年(1876)に造られた擬洋風建築の建物で、国の重要文化財に指定されています。かつては女鳥羽川のほとりに建てられていましたが、現在は松本城の北側に移築され、松本市立博物館の分館として、学校教育の資料を中心に展示しています。

松本市時計博物館

女鳥羽川にかかる千歳橋から南西側を望むと、大きな振り子時計が目印の松本市時計博物館があります。16~20世紀の貴重な古時計100点以上が、常時動いている状態で展示されています。

問い合わせ

松本市 環境部 環境保全課
〒390-8620 松本市丸の内3番7号
電話 0263-34-3000(代表)