奈良県 地盤環境情報  

奈良県 地盤環境情報

1.概要

(1)地盤沈下の概要

奈良県では、北部に第四系※と呼ばれる地層が分布しているが、令和2年度までに、地盤沈下は認められない。県では、環境基本条例において、事業者が事業活動を行うに当たっては、公害(地盤沈下を含む)を防止し又は自然環境を適正に保全するために必要な措置を講ずる責務について規定している。
 ※第四系とは、第四紀(現在から約170万年前に相当する年代の呼び方)に堆積した地層をいい、地質学的な年代の呼び方で、年代が新しいため一般に固結しておらず軟弱な地層をいう。

(2)地形・地質の概要

本県の地形は、吉野川に沿ってほぼ東西に走る中央構造線により、南部山地(吉野山地)と中央低地(北部低地)に分かれている。 北部低地帯は瀬戸内陥落地帯の東部にあたり、断層により陥落した地溝盆地である奈良盆地を中心に、これをとりまいて生駒・葛城・笠置の各山脈、竜門山塊、奈良丘陵の山地からなる。
 奈良盆地は南北30㎞、東西16㎞、面積約300㎞2で、海抜40~60mの非常に平坦な沖積層からなっている。河川は盆地の東南隈より流出する初瀬川を主流とし、四周の河川を合して大和川となり、生駒金剛山脈を横断して大阪平野へ流出している。 奈良盆地東側に隣接している大和高原地区は海抜400~500mの高原である。 また、宇陀山地は竜門山塊の東に位置し、標高100m前後の複雑な丘陵地帯をなし、宇陀盆地と高見山麓、室生火山群地帯とからなる。 南部山岳地帯は本県の南部一帯を占める山岳地帯で、東は台高山脈を隔て三重県に南西は和歌山県に北辺は竜門山塊によって大和平野、大和高原地区に接している。中央部は大峰山系によって十津川流域と、北山川流域とに分けられ、大台ヶ原、伯母ヶ峰、山上ヶ岳、大天井岳、武士ヶ峰、天辻峠を連ねる横断山脈によって吉野川流域と分水嶺をなしている。大台ヶ原山や大峰山脈は山岳美、渓谷美に富み、吉野・熊野国立公園に指定されている。西南日本における地体構造線である中央構造線は、本県のほぼ中央部を東西に貫通している。
 このため本県は地質構造上南北の二部分に分かれ、それぞれ西南日本の外帯(南部山地)、内帯(北部低地)に属している。これらの両地帯を構成する諸岩層はさらに古期、新期の二種類に分けることができる。したがって、本県の地質は基本的には北大和(内帯)、中央帯、南大和(外帯)に三大別され各部分には古期岩層と、新期岩層とがあるので、結局六つの単元に分けられることになる。

2.地下水採取の状況

統計資料によれば、地下水利用量として、工業用水で21.8千m3/日(令和2年度)である。

3.地盤沈下等の状況

特になし

4.被害

特になし

5.対策

(1) 監視測定

地盤沈下監視のための水準測量は、奈良県内では実施されていない。

(2) 地下水等の採取規制

奈良県では、地下水採取規制等について、条例等で規制はされていない。また、工業用水法の指定地域にも指定されていない。

6.詳細情報へのリンク

その他の「詳細情報」を、下記のエクセルファイルからご覧になることができます。

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