静岡県 静清 地盤沈下情報  

静岡県 静清 地盤沈下情報

1.概要

(1)地盤沈下の概要

安倍川及び巴川の沖積平野にあたる静清地域は地下水が比較的豊富な地区であったが、昭和40年代を中心に採取量の増加により塩水化区域が生じた。現在も清水区の一部で塩水化がみられる。 昭和51年より静岡・清水地域の地下水採取者によって静清地域地下水利用対策協議会を設立し、自主規制に努めてきたが、昭和55年1月より「静岡県地下水の採取に関する条例」の適用地域となった。

(2)地形・地質の概要

安倍川及び巴川の形成した扇状地を主とする沖積平野である。

2.地下水採取の状況

地下水賦存量調査結果から解析した地下水利用可能量は32.8万m3/日であり、届出量は57.3万m3/日と大幅に超過しているが、令和2年12月末時点の実績揚水量は21.7万m3/日となっている。 地下水利用は生活用途の割合が高く、21.7万m3/日のうち10.4万m3/日と全体の47.9%を占めている。

3.地盤沈下等の状況

国土地理院の一等水準点検測成果収録(第24巻)によると、昭和52年11月から昭和54年9月までに静岡市内の水準点に最大2.8㎝の沈下があったが、井戸の抜け上がり等の現象も見られないため、顕著な地盤沈下は発生していないと思われる。しかし、巴川周辺の地下地質が軟弱なことや、一部の水準点に沈下の兆候が見られたこともあって、面的な状況を確認するため県単事業として昭和54年から一級水準測量を2から7年毎に実施している。平成22年と令和元年の調査結果を比較すると1年あたり±1.0mmの変動に留まっており、大きな地盤沈下は見られない。

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