里海ネット

全国の里海活動状況

3.活動の体制

里海づくり活動の実施体制は、海と密接な生活を送っている漁業関係者やその組織のみでなく、官(地方自治体等)や民(住民団体等)の多様性が特徴となっている。教育・研究機関と協働している例が多く、啓発や教育に着目している活動も一定割合見られる。

里海づくり活動の実施体制は、複数回答ですが、漁業関係が80.5%でトップでした

事例:地方自治体による包括的な活動

 現在、県では香川県、市町村では三重県志摩市、石川県七尾市が「里海」の名を冠する組織を配置し、漁業者、住民を包括したビジョンのもと里海づくり活動を実施している。(香川県「環境森林部 環境管理課 水環境・里海グループ」、三重県志摩市「農林水産部 里海推進室」、石川県七尾市「産業部 里山里海振興課」)。

また、福井県では県の研究所として、福井県里山里海湖研究所を設立している。

志摩市や七尾市、香川県でパンフレットがつくられています