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藻場と干潟

人工干潟造成の例 −尾道糸崎港−

尾道糸崎港及び海老地区、灘地区、百島地区の位置図

 国土交通省 中国地方整備局 広島港湾・空港整備事務所では、昭和59年度から平成8年度において、尾道糸崎港における航路浚渫土砂を用いて、国内最大規模の約60ヘクタールの干潟造成を行いました。造成方法としては、まず沖合約200mの場所に雑石を用いて潜堤を築きました。そして、その内側に浚渫土砂を投入し、さらにその上を海砂で覆いました。

 造成に用いた土砂は、尾道糸崎港松永港区の航路整備の際に浚渫した土砂を海老地区、灘地区、百島地区に運んで干潟を造りました。造成した干潟の地形は造成後数年間、沈下が見られたものの、その後はほぼ安定した干潟が維持されています。

 平成12〜14年度の調査において、周辺の自然干潟での底生生物は165種、造成された干潟のうち、海老地区で118種、百島地区で116種が発現し、周辺の自然干潟での7割の生物種が確認されています。

 また、地盤高 D.L.+0.5〜-0.5mの場所を中心に、約8ヘクタールのアマモ場群落が再生されています。

海老地区人工干潟の断面図と平面図(浚渫土砂の上に海砂厚さ50cm)

海老地区人工干潟の断面図と平面図

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