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藻場と干潟

アマモ場で見られる生物

アマモ場のイメージ図

アマモ場のイメージ

写真:アミメハギ

 瀬戸内海における藻場の重要な位置にあるアマモ場について、そこで見られる生物をご紹介します。

よく茂ったアマモの葉上にはワレカラ類、ヨコエビ類、ゴカイ類等多くの小動物が生息しています。また、アマモの根元の砂泥は、カニ類、エビ類の良い住みかとなっています。

 さらに、これらの小動物とともに、アマモ場には多くの魚が生息しています。そして、それらの魚はそれぞれの一生の中でアマモ場を様々な形で利用しています。

 アミメハギ、タツノオトシゴ、ヨウジウオは、アマモ場でその一生をすごします。ウミタナゴは、アマモ場で稚魚を産み、ワレカラ類やヨコエビ類を食べて育ち、冬には深みに移動します。クロダイも、幼稚魚期にはアマモ場でワレカラ類やヨコエビ類を食べて育ち、成長とともにアマモ場から外へ出て行きます。スズキの幼稚魚は、アマモ場周辺で動物プランクトンを食べて過ごし、成魚になると内湾全域から沖合いへ移動します。メバル、クジメ、アイナメの幼魚はアマモ場で育ち、成魚になるとガラモ場へ移動します。アナゴも幼魚期にアマモ場を良い生育場所としています。また、アオリイカは産卵のためにアマモ場にやって来ることが知られています。

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