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藻場と干潟

干潟で見られる生物1

写真:アシ原

 干潟には、背後に広がるアシ原、河川水や海水が流れるみお筋、砂地、泥地、潮だまり等、様々な環境が存在します。そして、それらの環境に適応した様々な生物が生息しています。干潟ではどんな生物が見られるのか、陸側から沖に向かいながらその一部をご紹介します。

写真:アシハラガニ
写真:アカテガニ

 まず、干潟に近づくにつれ、満潮時でも海中に没しない高さの場所にアシ原が広がっています。アシ原の地面には直径5cmほどのアシハラガニの巣穴が開いています。このカニは、一見大きくてこわそうに見えますが、普段はアシの葉や土中の有機物等を食べているおとなしいカニです。ほかにも真っ赤なハサミが特徴的なアカテガニなどがいます。

写真:ウミニナ
写真:フトヘナタリガイ

 アシ原を越えて干潟に近づくにつれ、だんだんと地面の水分が多くなってきます。満潮時には海水がここまできます。足元に広がる泥っぽい地面には、黒くて細長い巻貝がたくさんいます。ウミニナフトヘナタリガイです。この巻貝は干潮時に砂の上を這(は)い回って砂の中の有機物を食べています。付近の潮だまりでは、水面に2本の目がまるで潜望鏡のように飛び出しています。

写真:ヤマトオサガニ
写真:シロスジフジツボ

 ヤマトオサガニの目です。このカニは淡水の影響のある泥っぽい干潟が好きなようです。また、干潟に転がる流木や岩石には、フジツボの仲間やマガキが付着しています。

 

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