〔平成一四・八・二九・環告五七〕
農薬取締法第三条第二項の規定により定められた同条第一項第四号から第七号までに掲げる場合に該当するかどうかの基準を定める等の件第一号イの環境大臣の定める基準を定める件(昭和四十八年七月環境庁告示第四十六号)の一部を次のように改正し、公布の日から適用する。
1の表2、3―ジシアノ―1、4―ジチアアントラキノン(別名ジチアノン)の項を次のように改める。
2,3―ジシアノ―1,4―ジチアアントラキノン(別名ジチアノン) | みかん | 0.5ppm |
みかん以外のかんき つ類 |
5ppm | |
第一大粒果実類 | 0.2ppm | |
第二大粒果実類 | 0.5ppm | |
小粒果実類 | 0.5ppm | |
第二果菜類 | 0.5ppm | |
第一葉菜類 | 0.5ppm |
1の表1―[4―(2―クロロ―α、α、α―トリフルオロ―p―トリルオキシ)―2―フルオロフェニル]―3―(2、6―ジフルオロベンゾイル)尿素(別名フルフェノクスロン)の項を次のように改める。
1―[4―(2―クロロ―α,α,α―トリフルオロ―p―トリルオキシ)―2―フルオロフェニル]―3―(2,6―ジフルオロベンゾイル)尿素(別名フルフェノクスロン) | 第一大粒果実類 | 0.2ppm |
第二大粒果実類 | 1ppm | |
小粒果実類 | 2ppm | |
第一果菜類 | 2ppm | |
第二果菜類 | 2ppm | |
さや付未成熟豆類 | 1ppm | |
第二葉菜類 | 10ppm | |
根・茎類 | 0.1ppm | |
大豆以外の豆類 | 0.2ppm |
1の表1―(2―シアノ―2―メトキシイミノアセチル)―3―エチル尿素(別名シモキサニル)の項を次のように改める。
1―(2―シアノ―2―メトキシイミノアセチル)―3―エチル尿素(別名シモキサニル) | 第一大粒果実類 | 0.1ppm |
小粒果実類 | 0.2ppm | |
第二果菜類 | 0.5ppm | |
第一葉菜類 | 0.2ppm | |
鱗茎類 | 0.1ppm | |
いも類 | 0.1ppm | |
大豆 | 0.1ppm |
1の表(2R、3aS、5aR、5bS、9S、13S、14R、16aS、16bR)―2―(6―デオキシ―2、3、4―トリ―O―メチル―α―L―マンノピラノシルオキシ)―13―(4―ジメチルアミノ―2、3、4、6―テトラデオキシ―β―D―エリスロピラノシルオキシ)―9―エチル―2、3、3a、5a、5b、6、7、9、10、11、12、13、14、15、16a、16b―ヘキサデカヒドロ―14―メチル―1H―8―オキサシクロドデカ[b]as―インダセン―7、15―ジオン(以下「スピノシンA」という。)及び(2S、3aR、5aS、5bS、9S、13S、14R、16aS、16bR)―2―(6―デオキシ―2、3、4―トリ―O―メチル―α―L―マンノピラノシルオキシ)―13―(4―ジメチルアミノ―2、3、4、6―テトラデオキシ―β―D―エリスロピラノシルオキシ)―9―エチル―2、3、3a、5a、5b、6、7、9、10、11、12、13、14、15、16a、16b―ヘキサデカヒドロ―4、14―ジメチル―1H―8―オキサシクロドデカ[b]as―インダセン―7、15―ジオン(以下「スピノシンD」という。)の混合物(別名スピノサド)の項を次のように改める。
(2R,3aS,5aR,5bS,9S,13S,14R,16aS,16bR)―2―(6―デオキシ―2,3,4―トリ―O―メチル―α―L―マンノピラノシルオキシ)―13―(4―ジメチルアミノ―2,3,4,6―テトラデオキシ―β―D―エリスロピラノシルオキシ)―9―エチル―2,3,3a,5a,5b,6,7,9,10,11,12,13,14,15,16a,16b―ヘキサデカヒドロ―14―メチル―1H―8―オキサシクロドデカ[b]as―インダセン―7,15―ジオン(以下「スピノシンA」という。)及び(2S,3aR,5aS,5bS,9S,13S,14R,16aS,16bR)―2―(6―デオキシ―2,3,4―トリ―O―メチル―α―L―マンノピラノシルオキシ)―13―(4―ジメチルアミノ―2,3,4,6―テトラデオキシ―β―D―エリスロピラノシルオキシ)―9―エチル―2,3,3a,5a,5b,6,7,9,10,11,12,13,14,15,16a,16b―ヘキサデカヒドロ―4,14―ジメチル―1H―8―オキサシクロドデカ[b]as―インダセン―7,15―ジオン(以下「スピノシンD」という。)の混合物(別名スピノサド) | 米 | 0.1ppm |
第一大粒果実類 | 0.2ppm | |
第二大粒果実類 | 0.5ppm | |
小粒果実類 | 1ppm | |
第一果菜類 | 2ppm | |
第二葉菜類 | 5ppm | |
根・茎類 | 0.2ppm |
1の表カルシウム 3―オキシド―5―オキソ―4―プロピオニル―3―シクロヘキセンカルボキシラート(別名プロヘキサジオンカルシウム塩)の項を次のように改める。
カルシウム 3―オキシド―5―オキソ―4―プロピオニル―3―シクロヘキセンカルボキシラート(別名プロヘキサジオンカルシウム塩) | 小麦 | 0.5ppm |
小麦以外の麦・雑穀 | 0.2ppm | |
小粒果実類 | 2ppm | |
第一葉菜類 | 0.2ppm |
1の表2′―tert―ブチル―5―メチル―2′―(3、5―キシロイル)クロマン―6―カルボヒドラジド(別名クロマフェノジド)の項を次のように改める。
2′―tert―ブチル―5―メチル―2′―(3,5―キシロイル)クロマン―6―カルボヒドラジド(別名クロマフェノジド) | 米 | 0.2ppm |
第一大粒果実類 | 0.1ppm | |
第二大粒果実類 | 1ppm | |
小粒果実類 | 1ppm | |
第一果菜類 | 2ppm | |
第二果菜類 | 1ppm | |
さや付未成熟豆類 | 5ppm | |
第一葉菜類 | 2ppm | |
第二葉菜類 | 5ppm | |
根・茎類 | 0.1ppm | |
大豆 | 0.5ppm | |
てんさい | 0.1ppm | |
茶 | 20ppm |
1の表(RS)―1―p―クロロフェニル―4、4―ジメチル―3―(1H―1、2、4―トリアゾール―1―イルメチル)ペンタン―3―オール(別名テブコナゾール)の項を次のように改める。
(RS)―1―p―クロロフェニル―4,4―ジメチル―3―(1H―1,2,4―トリアゾール―1―イルメチル)ペンタン―3―オール(別名テブコナゾール) | 第二葉菜類 | 0.5ppm |
てんさい | 0.5ppm | |
茶 | 25ppm |
1の表メチル(RS)―7―クロロ―2、3、4a、5―テトラヒドロ―2―[メトキシカルボニル(4―トリフルオロメトキシフェニル)カルバモイル]インデノ[1、2―e][1、3、4]オキサジアジン―4a―カルボキシラート(別名インドキサカルブMP)の項を次のように改める。
メチル(RS)―7―クロロ―2,3,4a,5―テトラヒドロ―2―[メトキシカルボニル(4―トリフルオロメトキシフェニル)カルバモイル]インデノ[1,2―e][1,3,4]オキサジアジン―4a―カルボキシラート(別名インドキサカルブMP) | いちご | 1ppm |
ピーマン | 1ppm | |
トマト | 0.5ppm | |
なす | 0.5ppm | |
さや付未成熟豆類 | 1ppm | |
第一葉菜類 | 1ppm | |
だいこんの葉 | 5ppm | |
ブロッコリー | 0.2ppm | |
レタス | 1ppm | |
ねぎ | 2ppm | |
根・茎類 | 0.1ppm | |
いも類 | 0.1ppm | |
大豆 | 0.2ppm | |
てんさい | 0.1ppm |
1の表メチル(E)―メトキシイミノ―{(E)―α―[1―(α、α、α―トリフルオロ―m―トリル)エチリデンアミノオキシ]―o―トリル}―アセタート(別名トリフロキシストロビン)の項を次のように改める。
メチル(E)―メトキシイミノ―{(E)―α―[1―(α,α,α―トリフルオロ―m―トリル)エチリデンアミノオキシ]―o―トリル}―アセタート(別名トリフロキシストロビン) | 第二大粒果実類 | 5ppm |
第二果菜類 | 1ppm | |
茶 | 5ppm |
1の表3―(2―クロロ―1、3―チアゾール―5―イルメチル)―5―メチル―1、3、5―オキサジアジナン―4―イリデン(ニトロ)アミン(別名チアメトキサム)の項を次のように改める。
3―(2―クロロ―1,3―チアゾール―5―イルメチル)―5―メチル―1,3,5―オキサジアジナン―4―イリデン(ニトロ)アミン(別名チアメトキサム) | 米 | 0.1ppm |
みかん | 0.5ppm | |
みかん以外のかんきつ類 | 0.5ppm | |
第一大粒果実類 | 0.5ppm | |
第二大粒果実類 | 1ppm | |
小粒果実類 | 5ppm | |
第一果菜類 | 1ppm | |
第二果菜類 | 0.5ppm | |
第一葉菜類 | 1ppm | |
第二葉菜類 | 2ppm | |
いも類 | 0.5ppm | |
てんさい | 0.1ppm | |
茶 | 15ppm |
1の表(RS)―エチル 2―クロロ―3―[2―クロロ―5―(4―ジフルオロメチル―4、5―ジヒドロ―3―メチル―5―オキソ―1H―1、2、4―トリアゾール―1―イル)―4―フルオロフェニル]プロピオナート(別名カルフェントラゾンエチル)の項を次のように改める。
(RS)―エチル 2―クロロ―3―[2―クロロ―5―(4―ジフルオロメチル―4,5―ジヒドロ―3―メチル―5―オキソ―1H―1,2,4―トリアゾール―1―イル)―4―フルオロフェニル]プロピオナート(別名カルフェントラゾンエチル) | 小麦 | 0.1ppm |
みかん | 0.1ppm | |
第二大粒果実類 | 0.1ppm | |
小粒果実類 | 0.1ppm |
1の表(RS)―1―メチル―2―ニトロ―3―(テトラヒドロ―3―フリルメチル)グアニジン(別名ジノテフラン)の項の次に次のように加える。
メチル [[2―クロロ―4―フルオロ―5―[(5,6,7,8―テトラヒドロ―3―オキソ―1H,3H―[1,3,4]チアジアゾロ[3,4―a]ピリダジン―1―イリデン)アミノ]フェニル]チオ]アセタート(別名フルチアセットメチル) | 小麦以外の麦・雑穀 | 0.1ppm |
2(67)を次のように改める。
(67) ジチアノン試験法
ア 装置 紫外分光光度型検出器付き高速液体クロマトグラフを用いる。
イ 試薬試液
アセトン アセトン(特級)
塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)
塩酸 塩酸(特級)
酢酸 酢酸(特級)
ジエチルエーテル ジエチルエーテル(特級)
ヘキサン ヘキサン(特級)
無水硫酸ナトリウム 無水硫酸ナトリウム(特級)
メタノール メタノール(特級)
ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土
シリカゲル カラムクロマトグラフィー用シリカゲル
シリカゲルミニカラム 内径10mm、長さ25mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用シリカゲル690mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
ジチアノン標準品 本品は、ジチアノン99.4%以上を含み、融点は216℃である。
ウ 試験溶液の調製
検体に対し、その500g当たり4mol/L塩酸50mlを加えて磨砕均一化したものを試料とする。検体20g相当の試料を300mlの三角フラスコに量り取り、アセトン100mlを加え、振とう機を用いて30分間激しく振とうした後、ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物についても、三角フラスコに戻してアセトン50mlを加え、同様の振とう及びろ過の操作を繰り返す。全ろ液にアセトンを加えて200mlとし、その50mlを300mlの分液漏斗に取り、これに5%塩化ナトリウム溶液100ml及びヘキサン100mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、ヘキサン層を分取する。残った水層についてもヘキサン50mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を繰り返す。全ヘキサン層を300mlの三角フラスコに合わせ、無水硫酸ナトリウム20gを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、300mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコをヘキサン20mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、酢酸0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサン5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、シリカゲルミニカラムにヘキサン5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン15ml次いでヘキサン及びアセトンの混液(49:1)10mlで展開し、流出液を捨てる。続いてヘキサン及びアセトンの混液(9:1)10mlで展開し、溶出液を50mlのナス型フラスコに取り、酢酸0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサン及びジエチルエーテルの混液(17:3)5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、130℃で4時間加熱して活性化した後、4mol/L塩酸を5%含ませたシリカゲル5gをヘキサンでクロマト管(内径1.5cm、長さ30cmのガラス管)に充てんし、その上に無水硫酸ナトリウム2gをヘキサンで充てんしておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン及びジエチルエーテルの混液(17:3)40mlで展開し、流出液を捨てる。次いでヘキサン及びジエチルエーテルの混液(7:3)80mlで展開し、溶出液を200mlのナス型フラスコに取り、酢酸0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物に5%酢酸含有メタノールを加えて溶かし、2mlとして試験溶液とする。
エ 高速液体クロマトグラフの操作条件
充てん剤 シリカゲルにオクタデシルシランを化学的に結合させたものを用いる。
分離管 内径2〜6mm、長さ15〜30cmのステンレス管を用いる。
分離管槽温度 40℃
溶離液 メタノール、蒸留水及び酢酸の混液(65:35:1)を用い、ジチアノンが7〜12分で流出するように流速を調整する。
検出器 波長255nmで測定する。
感度 ジチアノンの1ngが十分確認できるように感度を調整する。
オ 検量線の作成
ジチアノン標準品の200mg/Lジクロロメタン溶液を調製する。この溶液を5%酢酸含有メタノールで希釈して0.1〜2mg/L溶液を数点調製し、それぞれを10μlずつ高速液体クロマトグラフに注入し、縦軸にピーク高、横軸に重量を取ってジチアノンの検量線を作成する。
カ 定量試験
試験溶液から10μlを取り、高速液体クロマトグラフに注入し、オの検量線によりジチアノンの重量を求め、これに基づき、検体中のジチアノンの濃度を算出する。
2(288)第2中「大豆の場合」を「鱗茎類及び大豆の場合」に改め、ウ中「試料10gを300mlの三角フラスコに量り取り、水20ml及びリン酸1mlを加えて2時間放置する。これにアセトン100mlを加え、」を「検体に対し、その500g当たりリン酸50g加えて磨砕均一化したものを試料とし、その検体20g相当の試料(大豆の場合は、試料10gに水20ml及びリン酸1mlを加えて2時間放置したもの)を300mlの三角フラスコに量り取り、これにアセトン100mlを加え、」に、「2mlとして試験溶液とする。」を「4ml(大豆の場合は2ml)として試験溶液とする。」に改める。
2(327)第1中「果実(いちごを除く。)、野菜及び茶の場合」を「米、果実(いちごを除く。)及び野菜の場合」に改める。
2(332)を次のように改める。
(332) プロヘキサジオンカルシウム塩試験法
第1 穀類の場合
食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月厚生省告示第370号)第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目に規定するプロヘキサジオンカルシウム塩の試験法による。
第2 果実及び野菜の場合
ア 装置 紫外分光光度型検出器付き高速液体クロマトグラフを用いる。
イ 試薬試液
アセトニトリル アセトニトリル(特級)
アセトン アセトン(特級)
塩酸 塩酸(特級)
酢酸 酢酸(特級)
酢酸エチル 酢酸エチル(特級)
炭酸水素ナトリウム 炭酸水素ナトリウム(特級)
ヘキサン ヘキサン(特級)
メタノール メタノール(特級)
硫酸 硫酸(特級)
ガラス繊維ろ紙 化学分析用ガラス繊維ろ紙
C18シリカゲルミニカラム 内径15mm、長さ65mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用C18シリカゲル(シリカゲルにオクタデシルシランを化学的に結合させたもの)1000mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
プロヘキサジオン標準品 本品は、プロヘキサジオン99%以上を含み、融点は123〜125℃である。
ウ 試験溶液の調製
1) 検体10g相当の試料を300mlの三角フラスコに量り取り、これに1mol/L硫酸10ml及びアセトン100mlを加え、振とう機を用いて30分間激しく振とうした後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物についても、三角フラスコに戻してアセトン50mlを加え、同様の振とう及びろ過の操作を繰り返す。全ろ液を500mlのナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で20mlに濃縮する。
この濃縮液を蒸留水50ml及びヘキサン50mlで200mlの分液漏斗に洗い入れ、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、水層を分取する。この水層にヘキサン及び酢酸エチルの混液(7:3)50mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、有機溶媒層を分取する。残った水層についても、同混液50mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を2回繰り返す。全有機溶媒層を200mlの三角フラスコに合わせ、無水硫酸ナトリウム20gを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、300mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコを同混液30mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物に1%炭酸水素ナトリウム溶液5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、C18シリカゲルミニカラムにメタノール5ml、次いで1%炭酸水素ナトリウム溶液5mlを順に流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、1%炭酸水素ナトリウム溶液15mlで展開し、溶出液を100mlの分液漏斗に取る。これに蒸留水10ml、4mol/L塩酸3ml及び酢酸エチル30mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、酢酸エチル層を分取する。残った水層についても、酢酸エチル30mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を繰り返す。全酢酸エチル層を100mlの三角フラスコに合わせ、無水硫酸ナトリウム10gを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、100mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコを酢酸エチル20mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。
2) この残留物にメタノール4ml及び硫酸0.05mlを加え、室温で12時間放置する。この溶液を2%炭酸水素ナトリウム溶液30ml及びヘキサン30mlで100mlの分液漏斗に洗い入れ、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、水層を分取する。この水層に4mol/L塩酸5ml及びヘキサン30mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、ヘキサン層を分取する。残った水層についても、ヘキサン30mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を2回繰り返す。全ヘキサン層を200mlの三角フラスコに合わせ、無水硫酸ナトリウム20gを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、300mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコをヘキサン20mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。
3) この残留物に蒸留水、アセトニトリル及び酢酸の混液(70:30:0.5)を加えて溶かし、1mlとして試験溶液とする。
エ 高速液体クロマトグラフの操作条件
充てん剤 シリカゲルにオクタデシルシランを化学的に結合させたものを用いる。
分離管 内径2〜6mm、長さ15〜30cmのステンレス管を用いる。
分離管槽温度 40℃
溶離液 蒸留水、アセトニトリル及び酢酸の混液(70:30:0.5)を用い、メチル―3,5―ジオキソ―4―プロピオニルシクロヘキセンカルボキシラートが約10分で流出するように流速を調整する。
検出器 波長275nmで測定する。
感度 プロヘキサジオンの1ngから誘導されるメチル―3,5―ジオキソ―4―プロピオニルシクロヘキセンカルボキシラートが十分確認できるように感度を調整する。
オ 検量線の作成
プロヘキサジオン標準品の50mg/Lアセトニトリル溶液を調製し、この1mlを100mlのナス型フラスコに取り、室温で窒素ガスを通じて溶媒を留去する。以下、この残留物についてウの2)と同様の操作を行い、残留物をアセトニトリルに溶かし10mlとする。この溶液を蒸留水、アセトニトリル及び酢酸の混液(70:30:0.5)で希釈し、0.1〜2mg/L溶液を数点調製し、それぞれ10μlずつ高速液体クロマトグラフに注入し、縦軸にピーク高、横軸に重量を取ってプロヘキサジオンの検量線を作成する。
カ 定量試験
試験溶液から10μlを取り、高速液体クロマトグラフに注入し、オの検量線によりプロヘキサジオンの重量を求め、これに換算係数1.18を乗じてプロヘキサジオンカルシウム塩の重量に換算し、これに基づき、検体中のプロヘキサジオンカルシウム塩の濃度を算出する。
2(345)を次のように改める。
(345) テブコナゾール試験法
食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月厚生省告示第370号)第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目に規定するテブコナゾールの試験法による。ただし、茶の場合における試験溶液の調製については、4.試験溶液の調製中「A果実、野菜及び抹茶の場合」の方法によるものとする。
2(353)ウ中「検体20g相当の試料」を「検体20g相当の試料(豆類の場合は試料10gに水20mlを加えて2時間放置したもの)」に改める。
2(354)イ及びウを次のように改める。
イ 試薬試液
アセトニトリル アセトニトリル(特級)
アセトン アセトン(特級)
塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)
ジエチルエーテル ジエチルエーテル(特級)
ジエチレングリコール ジエチレングリコール(特級)
ヘキサン ヘキサン(特級)
液相分離ろ紙 液相分離ろ紙(化学分析用ろ紙をシリコン処理したもの)
ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土
グラファイトカーボンミニカラム 内径15mm、長さ65mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用グラファイトカーボン500mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
シリカゲルミニカラム 内径10mm、長さ25mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用シリカゲル690mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
NH2シリカゲルミニカラム 内径10mm、長さ13mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用NH2シリカゲル(シリカゲルにアミノプロピル基を化学的に結合させたもの)360mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
トリフロキシストロビン標準品 本品は、トリフロキシストロビン99.0%以上を含み、融点は72〜73℃である。
ウ 試験溶液の調製
検体20g相当の試料(茶の場合は試料5gに水20mlを加えて2時間放置したもの)を300mlの三角フラスコに量り取り、これにアセトン100mlを加え、振とう機を用いて30分間激しく振とうした後、ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物についても、三角フラスコに戻してアセトン50mlを加え、同様の振とう及びろ過の操作を繰り返す。全ろ液にアセトンを加えて200mlとし、その50ml(茶の場合、その40ml)を300mlの分液漏斗に取る。これに5%塩化ナトリウム溶液100ml、リン酸2ml次いでヘキサン及びジエチルエーテルの混液(9:1)50mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、有機溶媒層を分取する。残った水層についても、同混液50mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を繰り返す。全有機溶媒層を300mlの三角フラスコに合わせ、液相分離ろ紙を用いて300mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコを同混液30mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、2%ジエチレングリコールアセトン溶液0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にアセトン5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、グラファイトカーボンミニカラムにアセトン5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、アセトン15mlで展開し、溶出液を50mlのナス型フラスコに取り、2%ジエチレングリコールアセトン溶液0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にジエチルエーテル1mlを加えて溶かし、ヘキサン9mlを加える。
あらかじめ、シリカゲルミニカラムにヘキサン5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン及びジエチルエーテルの混液(9:1)20mlで展開し、溶出液を100mlのナス型フラスコに取り、2%ジエチレングリコールアセトン溶液0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサン5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、NH2シリカゲルミニカラムにヘキサン5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン20mlで展開し、流出液を捨てる。次いでヘキサン及びジエチルエーテルの混液(19:1)30mlで展開し、溶出液を100mlのナス型フラスコに取り、2%ジエチレングリコールアセトン溶液0.5mlを加え、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にアセトニトリル及び蒸留水の混液(1:1)を加えて溶かし、2mlとしてトリフロキシストロビンの試験溶液とする。
2(356)ウ中「検体20g相当の試料(米の場合は試料20gに水40mlを加えて2時間放置したもの)」を「検体20g相当の試料(米の場合は試料20gに水40mlを加えて2時間放置したもの、茶の場合は試料4gに水40mlを加えて2時間放置したもの)」に、「アセトン及び水の混液(4:1)100ml(米の場合はアセトン80ml)」を「アセトン及び水の混液(4:1)100ml(米の場合はアセトン80ml、茶の場合はアセトン60ml)」に、「全ろ液を200mlのメスシリンダーに合わせ、アセトンを加えて200mlとし、その100mlを300mlのナス型フラスコ中に取り、」を「全ろ液にアセトンを加えて200mlとし、その100ml(茶の場合は25mlに水15mlを加えたもの)を300mlのナス型フラスコ中に取り、」に、「2ml(米の場合は1ml)として試験溶液とする。」を「2ml(米及びてんさいの場合は1ml)として試験溶液とする。」に改める。
2(361)イ及びウを以下のように改める。
イ 試薬試液
アセトン アセトン(特級)
塩酸 塩酸(特級)
酢酸エチル 酢酸エチル(特級)
酢酸ナトリウム 酢酸ナトリウム(特級)
ヘキサン ヘキサン(特級)
ガラス繊維ろ紙 化学分析用ガラス繊維ろ紙
NH2シリカゲルミニカラム 内径10mm、長さ15mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用NH2シリカゲル(シリカゲルにアミノプロピル基を化学的に結合させたもの)360mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
シリカゲルミニカラム 内径10mm、長さ25mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用シリカゲル690mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
多孔性ケイソウ土カラム 内径約2cmのカラムに20ml保持量のカラムクロマトグラフィー用顆粒状多孔性ケイソウ土を充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
緩衝液 0.2mol/L酢酸ナトリウム溶液に0.2mol/L塩酸を加えてpH3に調整したもの
カルフェントラゾンエチル標準品 本品は、カルフェントラゾンエチル97.6%以上を含み、融点は−20℃以下である。
ウ 試験溶液の調製
検体20g相当の試料(小麦の場合は試料10gに緩衝液20mlを加えて30分間放置したもの)を300mlの三角フラスコに量り取り、これにアセトン100mlを加え、振とう機を用いて30分間激しく振とうした後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物についても、三角フラスコに戻してアセトン50mlを加え、同様の振とう及びろ過の操作を繰り返す。全ろ液を500mlのナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で20mlに濃縮する。
この濃縮液を多孔性ケイソウ土カラムに流し入れ、10分間放置する。ヘキサン100mlで展開し、溶出液を300mlのナス型フラスコに取り、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサン5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、シリカゲルミニカラムにヘキサン5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン10mlで展開し、流出液を捨てる。次いでヘキサン及び酢酸エチルの混液(9:1)15mlで展開し、溶出液を50mlのナス型フラスコに取り、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサン及びアセトンの混液(19:1)5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、NH2シリカゲルミニカラムにヘキサン及びアセトンの混液(19:1)5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、ヘキサン及びアセトンの混液(19:1)10mlで展開し、溶出液を50mlのナス型フラスコに取り、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。
この残留物にアセトンを加えて溶かし、2ml(小麦の場合は1ml)として試験溶液とする。
2(364)の次に次のように加える。
(365) フルチアセットメチル試験法
ア 装置 アルカリ熱イオン型検出器又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフを用いる。
イ 試薬試液
アセトニトリル アセトニトリル(特級)
アセトン アセトン(特級)
塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)
酢酸エチル 酢酸エチル(特級)
ヘキサン ヘキサン(特級)
無水硫酸ナトリウム 無水硫酸ナトリウム(特級)
メタノール メタノール(特級)
ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土
グラファイトカーボンミニカラム 内径15mm、長さ65mmのカラムにカラムクロマトグラフィー用グラファイトカーボン500mgを充てんしたもの又はこれと同等の性能を有するもの
シリカゲル カラムクロマトグラフィー用シリカゲル
フルチアセットメチル標準品 本品は、フルチアセットメチル99%以上を含み、融点は105.0〜106.5℃である。
ウ 試験溶液の調製
検体20g相当の試料(乾燥子実の場合は試料10gに水20mlを加えて2時間放置したもの)を300mlの三角フラスコに量り取り、メタノール及び蒸留水の混液(2:1)100mlを加え、振とう機を用いて30分間激しく振とうした後、ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物についても、三角フラスコに戻して同混液50mlを加え、同様の振とう及びろ過の操作を繰り返す。全ろ液を500mlの分液漏斗に合わせ、飽和塩化ナトリウム溶液50ml及びヘキサン100mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、ヘキサン層を分取する。残った水層についてもヘキサン100mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を繰り返す。全ヘキサン層を500mlの三角フラスコに合わせ、無水硫酸ナトリウム20gを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、500mlのナス型フラスコ中にろ過する。使用した三角フラスコをヘキサン20mlで洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗い、その洗液をナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。
この残留物をアセトニトリル飽和へキサン30ml、次いでヘキサン飽和アセトニトリル30mlで100mlの分液漏斗に洗い入れ、振とう機を用いて5分間激しく振とうし、暫時放置した後、アセトニトリル層を分取する。残ったヘキサン層についても、ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え、同様の振とう及び分取の操作を繰り返す。全アセトニトリル層を200mlのナス型フラスコに合わせ、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にヘキサンを加えて溶かし、10mlとする。
あらかじめ、130℃で4時間加熱活性化したシリカゲル5gをヘキサンでクロマト管(内径1.5cm、長さ30cmのガラス管)に充てんしておく。これに上記の溶液2ml(乾燥子実の場合は4ml)を流し入れ、ヘキサン20ml次いでヘキサン及び酢酸エチルの混液(4:1)50mlで展開し、流出液を捨てる。続いてヘキサン及び酢酸エチルの混液(13:7)150mlで展開し、溶出液を300mlのナス型フラスコに取り、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にアセトニトリル5mlを加えて溶かす。
あらかじめ、グラファイトカーボンミニカラムにアセトニトリル5mlを流し入れ、洗浄しておく。これにナス型フラスコ中の溶液を流し入れ、アセトニトリル5mlで展開し、流出液を捨てる。次いで酢酸エチル50mlで展開し、溶出液を100mlのナス型フラスコに取り、すり合わせ減圧濃縮器を用いて40℃以下で溶媒を留去する。この残留物にアセトンを加えて溶かし、2mlとして試験溶液とする。
エ ガスクロマトグラフの操作条件
分離管 内径0.2〜約0.7mm、長さ10〜30mの溶融シリカ製の管の内面にメチルポリシロキサンを0.1〜1.5μmの厚さで被覆したもの又はこれと同等の分離性能を有するものを用いる。
試料導入部温度 スプリットレス方式の場合は200〜270℃、コールドオンカラム方式の場合は50〜約100℃
分離管槽昇温プログラム 100℃で2分保ち、100〜約270℃の範囲で毎分2〜20℃の昇温を行う。
検出器温度 280〜300℃
ガス流量 キャリヤーガスとして高純度窒素ガス又はヘリウムガスを用い、内径0.2〜約0.7mmの分離管に対して線速度を毎秒20〜40cmとするとともに、水素ガス、空気及び追加ガス(高純度窒素ガス又はヘリウムガス)の流量を至適条件になるように調整する。
感度 フルチアセットメチルの0.04ngが十分確認できるように感度を調整する。
オ 検量線の作成
フルチアセットメチル標準品の0.02〜0.4mg/Lアセトン溶液を数点調製し、それぞれを2μlずつガスクロマトグラフに注入し、縦軸にピーク高、横軸に重量を取ってフルチアセットメチルの検量線を作成する。
カ 定量試験
試験溶液から2μlを取り、ガスクロマトグラフに注入し、オの検量線によりフルチアセットメチルの重量を求め、これに基づき、検体中のフルチアセットメチルの濃度を算出する。