コラム
C-1.レジ袋に係る調査(平成27年度)

3. 市区町村の取組状況

以下の調査項目4については、調査対象市区町村のうち、レジ袋削減に対して何らかの取組を行っていると回答のあった市区町村750件を対象に集計した。

4.市区町村の取組方針

[市区町村の取組方針の要旨]

  • 今後の取組として、条例の制定については、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」の自治体が殆どである。
  • 協定の締結によるレジ袋有料化ついては、三者協定において、3割弱の実施・継続率となっている。二者協定と三者協定の別では、三者協定を締結する自治体が多い。
  • 他の具体的な取組としては、「事業者への協力要請」が3割強、「組織体制の整備」が3割弱、「事業者の活動支援」が2割程度の実施・継続率となっている。「優れた事業者への認定制度」が約15%、「近隣市区町村との連携等」は1割強と、他の取組に比べて低い実施・継続率となっている。
  • 関連調査については、「レジ袋削減効果調査」が2割弱、「消費者の認知度・意向調査」が約1割、「レジ袋有料化による事業者への影響調査」はわずか約4%の実施・継続率となっている。
  • PR・普及活動について、「テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載」及び「環境学習、環境教育を通じたPR」は4割を超え、「チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布」及び「マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示」が3割前後の実施・継続率となっている。「市民独自の普及啓発活動の支援」は約15%の実施・継続率にとどまっている。
  • 「レジ袋の全廃、有料化の実施に係る間接的関与」は、1割弱の実施・継続率にとどまっている
(1)

条例の制定について

■今年度の特徴
全ての地域で、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が9割強を占めている。

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(2)

協定の締結(三者協定)によるレジ袋の有料化について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が6割強、「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割弱である。 北海道地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が6割を超えており、全国に比べ高い割合となっている。

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(3)

協定の締結(二者協定)によるレジ袋の有料化について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約75%である。 中部地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割を超えており、全国に比べ高い割合となっている。

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(4)

事業者への協力要請について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が5割弱、「実施済みで、将来も実施の見込み」が約3分の1を占めている。

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(5)

優れた事業者の認定制度について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が7割強、「実施済みで、将来も実施の見込み」が約15%を占めている。 関東地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割強と、他の地域より割合が高くなっている。

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(6)

組織体制等の整備について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が6割弱を占め、「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割弱となっている。 中国地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が5割弱と、他の地域より割合が高くなっている。

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(7)

事業者の活動支援について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が7割弱、「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割程度となっている。

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(8)

近隣市区町村との連携等について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が8割弱、「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割強となっている。 九州地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割弱と全国の中でも高い割合となっている。

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(9)

消費者の認知度・意向調査について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約75%を占め、「実施済みで、将来も実施の見込み」が約1割となっている。 関東地方及び近畿地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が高くなっている。

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(10)

レジ袋削減効果調査について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約7割と最も多く、「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割弱となっている。 九州地方及び北海道地方では、3割弱が「実施済みで、将来も実施の見込み」と回答している。

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(11)

レジ袋有料化による事業者への影響調査について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が8割強とほとんどを占めている。

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(12)

マイバッグの無料配布、コンテストの開催と展示について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が5割強、「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割弱となっている。 四国地方及び関東地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」の割合が概ね4割程度と高くなっている。

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(13)

テレビ、ラジオ、新聞、広報紙等への取組掲載について

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」が4割強、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が4割弱となっている。 九州地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が7割弱を占めている。

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(14)

チラシ、ポスター、リーフレット等の作成・配布について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が4割強、「実施済みで、将来も実施の見込み」が3割強と続く。 四国地方及び関東地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が概ね5割前後を占めている。

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(15)

市民独自の普及啓発活動の支援について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が7割強を占め、「実施済みで、将来も実施の見込み」が約15%と続いている。 関東地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割強であり、全国よりも高い割合となっている。

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(16)

環境学習、環境教育を通じたPRについて

■今年度の特徴
「実施済みで、将来も実施の見込み」及び「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」がそれぞれ4割強を占めている。 関東地方では、「実施済みで、将来も実施の見込み」が6割弱を占めている。

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(17)

レジ袋の全廃、有料化の実施に係る間接的関与について

■今年度の特徴
「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」が約75%を占め、「実施済みで、将来も実施の見込み」が1割弱となっている。 ほとんどの地域では、「未実施で、将来も実施・検討の予定なし」は概ね7割から8割であるのに対し、北海道地方は6割弱と割合が低く、「実施済みで、将来も実施の見込み」が2割弱を占めている。

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