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コラム
C-1.レジ袋に係る調査(平成20年度)

レジ袋有料化以外(特典提供方式)に取り組む市町村のうち、参加店舗数の多い自治体の状況

【地域通貨(エコマネー)・金券・割引券提供制】・・・レジ袋の受取を一定数以上辞退すると、地域通貨、金券、商品券、割引券等を提供

No 都道府県 市町村名 取組内容 参加店舗数
1 福岡県 北九州市 【北九州市内共通ノーレジ袋ポイント事業「カンパスシール」】
  • 加店での買い物時にレジ袋の受取を辞退すると、ポイントシールが1枚もらえ、シールを20ポイント分集めると、参加店共通の50円割引券として利用できる仕組み。
  • 事業開始 平成18年12月
  • 参加店舗数 開始時(平成18年12月):147店舗→21年1月31日現306店舗
  • 削減効果 (a)レジ袋辞退率 開始時(平成18年12月):9.5%→21年1月31日現在 19.7%(目標20%) (b)これまでの取組みで、レジ袋約 2,000万枚を削減(回収されたシール1枚をレジ袋1枚と換算)
306
2 福岡県 福岡市
  • 協定参加事業者が、各事業者の実情に応じた取組(レジでの値引き、ポイントによる値引券等の進呈など)を実施し、市民団体及び市はその取組を支援する仕組み。
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3 長野県 高森町 町で発行したポイントカードを全世帯に配布。参加店で買い物の際レジ袋を断ると店印を1個押す。10ポイントたまると参加店舗のどこでも100円の商品券として使用できる。H18年9月~H21年2月までは商品券代を町が補助。 47
4 山形県 米沢市 【米沢マイバックシステム】
  • 平成12年度から行政を含む4団体で「米沢マイバックシステム」を実施。
  • 地球環境を守るという市民意識の喚起をはかり、身近な家庭や事業所から出すごみを少なくする習慣づけをする取組の一環。買い物袋の省資源化をはかり、米沢市全域でのマイバックシステムを普及推進する目的で取り組んでいる。
  • レジ袋を辞退した場合、地域で使用できるエコマネーシールを交付し、シールが一定数貯まると金券として使用できる制度。運営資金の一部を環境問題にも活用。
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5 栃木県 宇都宮市
  • 市は、「みやエコファミリー(家庭版環境ISO)ハンドブック」に基づき、環境にやさしい取組を実践した家庭を「みやエコファミリー」と認定し、「認定証」を交付。
  • 「認定証」を「みやエコファミリー協力店」に提示し「みやエコファミリースタンプカード」を受け取り、買い物時にマイバッグを持参しレジ袋を断ると、スタンプが1個押印される。
  • スタンプが50個たまったら、協力店店頭で、特典(市から150円相当のエコグッズと協力店から100円相当の買い物券等)が受けられる仕組み。認定証の有効期限は3年間。
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6 北海道 富良野市 【ふらのeco・ひいきカード】
  • 加盟店にて省エネ商品・サービスの購入・利用または省エネ行動をすることによりポイントがたまり、満点になると金券として商品の購入ができる制度。また、運営資金の一部を環境基金として積み立て、植樹など環境保全を行なっている団体などへ支援も行う。
  • ポイントが付与される内容は各加盟店により異なり、レジ袋を辞退することでポイントが付与される店もある。
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7 福島県 郡山市 事業者によって若干の差異はあるが、レジ袋辞退者に対するポイントサービスの実施であり、一定のポイントがたまった場合、店舗で使用できる商品券としているケースがほとんどである。 14
8 徳島県 上勝町
  • 商工会と連携して、商店での空き缶収集を実施。
  • アルミ缶等の売却益を空缶持込者に還元するために持ち込み時に抽選券を配布し、毎月1回収益の額に見合った数の当選者に500円の買い物券を提供する仕組みを導入。
  • レジ袋を使用しなかった人に対しても抽選券を渡し、200円の買い物券を提供。
  • この仕組みが開始されてから(H19.10月から)14、019袋のレジ袋の利用を削減。
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9 山形県 新庄市 レジ袋の受取を辞退するとエコポイント等を贈呈し、ポイントが貯まれば金券として使用できたり、景品の提供を実施(店舗による相違有り)。 9
10 山形県 飯豊町
  • 町内に小規模店舗が多いため有料化ではなくマイバック持参を目的とし、実証実験事業として期間限定でモデル地区を選定し、地区内の商店でマイバックを持参し買い物をするとポイント加算、対象商店で割引券として使用できるポイントカードの配布、マイバック無料貸出を実施。
  • 行政主導の事業者・住民と三者協働事業。
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11 三重県 伊賀市 【系列店で実施のエコポイント制度】
  • レジ袋を1枚(レジ通過時1回と計算する店舗あり)辞退すると、1ポイントが付与されポイントカード(店舗により磁気カードあり)にポイントを貯めていく。20ポイント貯まれば100円の金券として、同一系列店相互で使用できる制度。
  • 有料化実施前に各事業者が積極的に導入するも、実施後はポイント付与対象者(客)の割り合いが逆転(23%→88%)したため、実施後5ヶ月を経過した時点でポイント付与は継続しているが、経費が嵩み過ぎるためという理由で、同制度を廃止する動きが見られる。
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合   計 747

【地域ポイントによる商品等提供制】・・・レジ袋の受取を一定数以上辞退すると、指定の商品や抽選券、記念品、景品等と交換できるもの

No 都道府県 市町村名 取組内容 参加店舗数
1 広島県 福山市 【地域ポイント制の導入/賞品の抽選応募「エコでえ~ことキャンペーン」】
  • 市民・事業者・行政が協働でレジ袋削減キャンペーンを実施。
  • 2007年は6月~7月の2ヶ月間、2008年は5月30日から10月の5ヶ月間実施。買い物時レジ袋を断った人にポイントシールを発行。期間終了後に抽選で景品が当たる。事業者には協賛金及び賞品を提供してもらう仕組み。
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2 群馬県 全域 【マイ・バッグ・キャンペーン】
  • 趣旨
    家庭から排出されるごみを減量化するため、消費者団体・事業者団体・行政が協力して、買い物袋を持参しレジ袋等を受け取らないで買い物をする運動を展開する。
  • 実施期間
    平成20年9月1日~11月30日
  • 実施内容
    事業者団体・消費者団体・行政の三者で「マイ・バッグ運動推進委員会」を組織し、キャンペーンを実施。キャンペーン参加店でレジ袋を受け取らないで買い物をするごとに応募カードに1回スタンプを押印し、10回分で商品の抽選に参加できる。キャンペーン期間中、地域ごとに消費者団体が店頭啓発を実施。
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3 広島県 三次市 【地域ポイント制の導入/景品との交換「三次市買物袋持参運動(ノー包装運動)」】
  • 目的:レジ袋の削減に協力的な事業者を「ノー包装運動協力店」として認定し、協力店の利用を広く市民に推奨するとともに、ごみ減量化と省資源化をはかる。
  • 内容:協力店は包装を辞退されたらその場で押印し(1ポイント)、ポイントカードを渡す。協力店で包装を辞退された時のみ押印する。ポイントカード満了(50ポイント)になれば、交換品取扱店・三次市役所本庁及び各支所・資源リサイクル課において交換品と交換可能。
  • 交換品:指定袋(資源物30?・45?、プラ資源45?、紙資源の結束に使う紙ヒモ、環境に配慮した商品18品(文具・トイレットペーパー等)
  • 実施状況:今年度、2倍ポイント提供の強化月間を11月に行い平成21年の2月にも実施。平成21年3月6日現在の協力店舗は428店舗。
428
4 島根県 全域
  • 平成17年度から、県が認定する「しまねエコショップ」の協力により「しまねマイバッグキャンペーン」を実施。
  • 平成20年度は10月1日~11月30日までの2ヶ月間をキャンペーン期間に指定。実施店は、県が認定している「しまねエコショップ」のうち239店舗。期間中、買い物の際にレジ袋の使用を断ると、所定のカードに1ポイントのスタンプを押してもらえ、7ポイントのスタンプがたまれば、賞品が当たる抽選に応募できる制度を実施。
  • H20年度の実績:応募カード総数は約28万枚(前年度より約3万枚増加)、削減できたレジ袋は約195万枚(前年度より約20万枚増加)。
239
5 兵庫県 香美町
  • 消費者が、町が募集し登録されたマイバッグ運動協力店で、マイバッグを持参し買い物をすると、ポイントカードに買い物1回につき店のスタンプ1個を押してもらい、30個(カード1枚分)貯まると、「香美町燃えるごみ指定袋(小)」の1枚と引き換える。
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6 岡山県 津山市 【つやまエコシステム】
  • 市民・市内スーパー・行政が一体となって進める市内スーパー共通のマイバッグポイント制度。システム協力加盟店は市内大手スーパーを中心に現在75店舗。
  • 消費者が買い物の際にレジ袋を断るとエコシールが1枚もらえ、このエコシールを10枚、20枚貯めると、景品としてごみ袋1枚、トイレットペーパー1ロールと交換できるシステム。また、景品と交換せずユニセフへ寄付することも可。
  • 削減効果:平成15年10月の取組み開始から平成20年7月までの期間に、約170万枚のレジ袋を削減。
75
7 福井県 永平寺町
  • 「永平寺町マイバッグスタンプラリー」の実施
    町や町商工会等でつくる「永平寺町マイバッグ推進会」が参加協力店でマイバッグ持参して買い物をするごとにスタンプを1個押し、15個分を1口として、抽選で毎回50人に賞品を贈る。 抽選は年4回実施
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8 三重県 桑名市 【桑員マイバッグ運動】
  • 実施店舗で買物の精算時にレジ袋を断るとお店から1枚シールが渡され、それを集めてトイレットペーパーに交換するか、定期的に開催している抽選会の応募券に使用する(桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町の2市2町広域の枠組みで、レジ袋削減の取組として2002(H13)年より進めている)。
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9 福岡県 久留米市
  • 市民、事業所、市が一体となって、レジ袋削減の取り組みも含めた地球温暖化防止のエコ活動を推進する事業として、「くるめエコ・パートナー」を平成21年1月から実施。
  • 「くるめエコ・パートナー」とは、市民、事業所の会員制とし、市民会員が事業所会員の店舗にマイバッグ・マイはしを持参すると何らかの特典(割引、プレゼント等)を受けることができる内容。
  • 事業所は、エコ活動を実践する市民会員に特典を提供し、取り組みを応援する。
  • 市は事業所会員の情報をホームページやパンフレットにて紹介し、エコ活動を推進。
  • 平成21年3月6日現在、市民会員約5,289人、事業所会員152事業所(飲食業92、小売業 47、その他13)が登録。
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10 熊本県 苓北町 マイバッグ持参された方にはポイントを付与し、ポイントが貯まったら町指定ごみ袋と交換可能。 41
11 千葉県 四街道市
  • 「買い物袋持参運動」協力店で買い物をした際、レジ袋を辞退するとシールを1枚付与し、シール20枚で市指定可燃ごみ袋(小袋)5枚と交換している。
40
12 千葉県 柏市
  • 平成17年3月からは、「買い物袋持参協力店制度」を開始し、レジ袋を有料化或いはレジ袋辞退者に特典を設けている店舗を協力店として認定し、市ホームページやごみ減量啓発紙等で市民にPRしている。
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13 佐賀県 江北町
  • 「マイバックキャンペーン」は年間通じて、事業者・行政が一体となり、ごみ減量化を推進することで町民のごみ減量化・リサイクルに対する意識高揚を図る事を目的としたもの。当町では商工会加盟店にて買物袋を持参した消費者に対し1回つきシール1枚を進呈し、20枚満点で町指定袋ごみ袋2枚と交換している。
  • 今後も実施する予定。
  • 一年中実施
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14 愛知県 刈谷市 【オリジナルエコバッグポイント交換事業】
市内協賛店でレジ袋を辞退したときにもらえるポイントを200ポイント貯めると、刈谷市オリジナルエコバッグと交換できる制度。
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15 北海道 新冠町 マイバックで買い物した場合1回1ポイントで、計20ポイント貯まると、ごみ袋1枚と交換できる。 21
16 山形県 三川町 レジ袋をもらわずに買い物をした人にポイントを付与。ポイントが貯まると記念品と交換する。記念品は町で準備する。 17
17 三重県 いなべ市 「桑員マイバッグ運動」 (取組内容は桑名市と同じ) 16
18 長野県 小布施町 町内の協力店舗にて買い物の際、レジ袋辞退者、マイバック持参者に専用スタンプを押印し、カードが一杯になると町指定のごみ袋に交換できる。 10
19 三重県 東員町 「桑員マイバッグ運動」 (取組内容は桑名市と同じ) 11
20 三重県 木曽岬町 「桑員マイバッグ運動」 (取組内容は桑名市と同じ) 5
合   計 2,508

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