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(旧厚生省情報)


平成11年9月24日
<照会先>
旧厚生省水道環境部リサイクル推進室
 室  長  泉 真(内線4071)
 担当補佐 松澤 裕(内線4073)
 (直通電話 03-3595-2886)

容器包装リサイクル法に基づく平成12年度以降の5年間についての分別収集見込量の集計結果等について

<概要>
厚生省では、容器包装リサイクル法に基づく平成12年度を始期とする5年間の市町村分別収集計画†の策定状況等についてとりまとめた。

†市町村分別収集計画は、平成9年度を始期とする5年間の計画(第1期分別収集計画)が策定されているが、3年に1度の見直しにより、今回、平成12年度を始期とする第2期分別収集計画が策定されたもの。

第2期分別収集計画を策定した市町村数は3,208市町村(特別区を含む。全市町村数3,252の98.6%)に上り、今後5年間のうちに、ほとんどすべての市町村が、いずれかの容器包装廃棄物の分別収集を行う見込み。

平成12年度より開始される紙製容器包装、プラスチック製容器包装の分別収集は、今後5年間で順調に拡大する見込み。
・ 紙製容器包装
平成12年度:  803市町村 平成16年度: 1,680市町村
 87千トン 213千トン
・ プラスチック製容器包装
平成12年度: 1,348市町村 平成16年度: 2,283市町村
239千トン 701千トン
平成9年度からすでに分別収集・再商品化の対象となっていたガラスびん・ペットボトルについても、分別収集の実施を予定している市町村は順調に増加し、向こう5年でおおむね3,000市町村に達する見込みであり、同法に基づく分別収集は全国的に普及する。

市町村分別収集計画策定状況

第2期分別収集計画の対象となる市町村数は3,208(全国の市町村の98.6%)†に上り、前回計画対象市町村数の2,831††を大きく上回っている。
†全国の市町村数は3,252(平成12年度から東京都区部の清掃行政が都から区に移管されるため、東京23区のそれぞれを1市町村としてカウント)。
††全国の市町村数は3,233(東京23区全体を1市町村としてカウント。以下の平成10年度実績も同様)。

容器包装の区分ごとの分別収集実施予定市町村数は以下のとおり。

[上段:市町村数, 下段:全国の市町村数に対する割合]
    平成10年度実績 平成11年度計画 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度
無色のガラスびん 1,862
57.6%
2,145
66.4%
2,788
85.7%
2,866
88.1%
2,933
90.2%
3,010
92.6%
3,016
92.7%
茶色のガラスびん 1,866
57.7%
2,149
66.5%
2,801
86.1%
2,877
88.5%
2,942
90.5%
3,019
92.8%
3,025
93.0%
その他のガラスびん 1,784
55.2%
2,101
65.0%
2,747
84.5%
2,826
86.9%
2,899
89.1%
2,986
91.8%
2,999
92.2%
紙製容器包装 803
24.7%
960
29.5%
1,184
36.4%
1,598
49.1%
1,680
51.7%
ペットボトル 1,011
31.3%
1,449
44.9%
2,536
78.0%
2,692
82.8%
2,814
86.5%
2,947
90.6%
2,978
91.6%
プラスチック製
容器包装
1,348
41.5%
1,595
49.0%
1,840
56.6%
2,189
67.3%
2,283
70.2%
(うち白色トレイ) 963
29.6%
1,110
34.1%
1,253
38.5%
1,443
44.4%
1,516
46.6%
スチール 2,572
79.6%
2,691
83.3%
3,144
96.7%
3,160
97.2%
3,182
97.8%
3,188
98.0%
3,189
98.1%
アルミ 2,587
80.0%
2,705
83.7%
3,151
96.9%
3,169
97.4%
3,189
98.1%
3,193
98.2%
3,194
98.2%
段ボール 2,268
69.7%
2,363
72.7%
2,468
75.9%
2,642
81.2%
2,666
82.0%
紙パック 1,111
34.4%
1,526
47.2%
2,187
67.3%
2,290
70.4%
2,423
74.5%
2,608
80.2%
2,640
81.2%

都道府県別の分別収集見込み量及び取り組み予定市町村の状況については、水道環境部リサイクル推進室にあります。


分別基準適合物及び2条6項指定物の分別収集見込み量

容器包装の区分ごとの分別収集見込量は以下のとおり。

(単位:千トン)
  平成10年度実績 平成11年度計画量 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度
ガラスびん合計† 734 1095 1,008 1,062 1,109 1,150 1,179
  無色のガラスびん 322 542 459 484 505 525 537
茶色のガラスびん 274 397 369 388 406 420 431
その他のガラスびん 137 156 180 190 198 205 211
紙製容器包装 87 120 153 197 213
ペットボトル 48 59 103 120 131 140 147
プラスチック製
容器包装
239 389 487 636 701
(うち白色トレイ) 8 12 15 18 20
スチール 472 636 576 599 620 637 652
アルミ 121 187 173 181 190 196 202
段ボール 435 459 486 519 536
紙パック 9 37 28 32 36 40 43

四捨五入しているため、ガラスびん合計の数字と各色ガラスびんの数字の和が一致しない場合があります。


 (参考)分別収集計画策定対象人口


容器包装リサイクル法に基づく平成12年度以降の5年間についての分別収集見込量の集計結果