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(旧厚生省情報)


平成11年4月5日
<照会先>
 旧厚生省水道環境部 産業廃棄物対策室
 (内線4055)

産業廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について

1 平成9年8月の廃棄物処理法の政省令改正により、昨年12月1日から既存の焼却施設についても排ガス中のダイオキシン類濃度の排出基準が適用されているところであるが、今般、この1年間の産業廃棄物焼却施設の休・廃止状況を取りまとめたところ、約4分の1の施設が既に廃止されており、これに休止を含めると約35%が休・廃止していたという状況であった。

【結果概要(産業廃棄物焼却施設の休・廃止状況)】

施設数
H9.12.1 H9.12.2〜H10.11.30 H10.12.1
供用中 新規供用 廃止 休止中 稼働中
5,757 129 5,886 1,393 653 3,840

2 また、改正政省令により併せて、全ての焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度について、年1回以上の測定義務が課せられたところであるが、今般、昨年12月1日現在で稼働中の施設について、その測定結果を取りまとめたところ、以下のとおりの状況であった。

【結果概要(産業廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度)】

(単位:ng/m3)
  施設数 平均値 中央値 最小〜最大値
合 計 3,153 9.0 1.8 0.00〜 560
 廃プラスチック類 1,467 9.0 2.0 0.00〜 190
 汚泥 575 6.1 0.5 0.00〜 120
 廃油 578 6.4 0.8 0.00〜 110
 その他(木くず等) 1,639 11.5 3.1 0.00〜 560

注1)80ng/m3を超える施設は19施設。また、上記の他に未測定の施設(結果待ちの施設む。)が687施設ある。

注2)各施設の焼却廃棄物の種類が複数あるため、施設数の合計は全施設数と一致しない。

3 上記の結果等をもとに、産業廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の総排出量の推計を行ったところ、昨年12月1日の規制適用以前においては、全国で年間約 960グラム(焼却量は約 1,650万トン)との推計結果が得られた。

 なお、未測定の施設及び測定値が排出基準値を超過している施設の設置者に対しては、立入検査、改善命令、使用停止命令等法に基づく必要な措置を積極的に講じて厳格に対処し、産業廃棄物焼却施設のダイオキシン対策の徹底にさらに万全を期すよう、本日都道府県等あて通知したところ。