不法投棄と最終処分場の現状

図

図

 表に示すとおり、産業廃棄物の不法投棄の件数は、年々増加してきており、平成10年度には1273件となり、平成9年度の約1.5倍となっています。不法投棄された廃棄物の量は、それほど変化していないので、1件あたりの不法投棄の量は少なくなってきています。

 不法投棄された産業廃棄物の種類で最も多いのは、がれき類など建築物の解体により発生した廃棄物で約4割の量を占めています。

○ごみを焼却すると約10分の1の重さになります。

図

図

図


 産業廃棄物の焼却施設や最終処分場を作る場合には、許可が必要ですが、新規の許可件数は年々減ってきており、特に平成9年の廃棄物処理法の改正のあとは、許可件数が急激に減少しています。このままの状態で、新たな最終処分場が建設されないと、あと1年半程度で最終処分場はなくなってしまうと推測されます。

 このような状況が続くと、国全体の産業経済活動にも支障を及ぼすことが考えられます。

○リサイクル製品を選んで買っていますか。


ごみの話 目次へ