環境保全活動

自治体や各種団体の浄化槽に関する
環境保全への取り組みや活動を紹介。

『浄化槽のエコマーク認証制度』 公益財団法人 日本環境協会

水環境保全への取り組み 水質浄化に取り組む現場を訪問 現場取材&インタビュー

公益財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局 下平 勇毅さん

環境に優しい浄化槽を認定する制度ができました

公益財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局 下平 勇毅さん(公財)日本環境協会が実施しているエコマーク事業とは、商品の全ライフサイクルにおける環境影響を一定の基準に基づいて認定する第三者認証の環境ラベル事業です。エコマークでは、日用品や文具などの製品から、自動車保険やホテルなどのサービスまで多くの商品分野を対象に環境配慮商品の認定を行っています。
浄化槽についても平成24年12月よりエコマーク認定の対象となり、本来の役割である水処理性能だけでなく、製造時や設置工事時の省資源・資源循環、使用段階の省エネ性能など、様々なステージで環境性能に優れた、製造から廃棄までライフサイクルを通じて環境に優しい浄化槽を認定する制度がはじまりました。
今回、エコマーク事務局として認定制度の策定に関わられた(公財)日本環境協会の下平さんに、浄化槽のエコマーク認定基準を策定するにいたった経緯や認証制度の概要についてお話を伺いました。


浄化槽の認証基準を策定するにいたった経緯

浄化槽(合併処理浄化槽)は、下水道設備が未整備の人口の分散した地域において、家庭から出る排水を個別に処理することで、住宅周辺の水路や河川の健全な水環境を維持するという重要な役割を担っています。ただし、一部では、生活雑排水(台所、お風呂等からの排水)を処理できない「みなし浄化槽」(単独処理浄化槽)が残っており、浄化槽への転換が求められています。そこで、浄化槽を設置することが地球に優しい行動であるということを社会に広くアピールして、単独処理浄化槽からの転換を促すとともに、より環境に配慮した浄化槽を選んでもらうために、学識経験者・浄化槽メーカー・行政等が連携して、エコマークで浄化槽を認定するための制度を策定しました。


エコマーク認定制度の概要

エコマーク家庭用(10人槽以下)で、水処理性能や省エネ性能以外に、再生プラスチックを主材料としている等の更なる環境性能を有した浄化槽がエコマーク認定対象となります。なお、認証基準の詳細は「浄化槽Version1.0」認定基準書に詳細が示されています。認定基準で求められている性能を有することを証明する資料を添付して日本環境協会に申請することで、最短1ヶ月程度でエコマークの認証を取得することができます。


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