環境再生・資源循環

世界循環経済フォーラム(WCEF)について

世界循環経済フォーラム(WCEF)について

 環境省は、フィンランド・イノベーション基金(SITRA)との共同開催で、2018年10月22~23日に、横浜市で世界循環経済フォーラム(WCEF)2018を開催しました。循環経済の有識者が世界中から集まり議論する世界循環経済フォーラムは、2017年にフィンランド共和国のヘルシンキにおいて第一回が開催され、2019年はフィンランドにおいて、2020年はカナダにて開催予定です。

1.世界循環経済フォーラム(WCEF)2018の結果について

 環境省は、フィンランド・イノベーション基金(SITRA)との共同開催で、1022~23に、横浜市で世界循環経済フォーラム(WCEF)2018を開催しました。本フォーラムでは、64か国、1,000名以上の方々が参加する中、循環経済に関する世界中の好事例の紹介や、SDGsの達成に向けた循環経済の役割等について議論が行われました。

2.あきもと環境副大臣のクロージングスピーチの概要

 世界的な課題の解決には、資源を廃棄物にするのではなく、長く・繰り返し使い続けるループを作る循環経済への移行が不可欠であるとし、我々が目指すべき経済・社会を実現していくため、①国、企業、個人等の各主体の具体的な目標の設定と共有、②循環経済の構築に向けたムーブメントの促進、③官民連携による行動の拡大の3つの行動についての提言を行いました。

3.今後の予定

 世界循環経済フォーラム(WCEF)2018の成果については、日本・フィンランド両国が協力し、来年3月の第4回国連環境総会(UNEA4)、来年6月の「G20環境・エネルギー大臣会合」等の国際会議において、積極的に発信していくこととしています。

添付資料