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環境省報道発表資料

報道発表資料

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平成20年4月30日

平成19年度(第39回)ガンカモ類の生息調査暫定値について(お知らせ)

 ガンカモ類の生息調査(通称「全国ガンカモ一斉調査」)は、我が国に渡来するガンカモ類の冬期の生息状況の把握を目的として、昭和45年から各都道府県の協力を得ながら実施しているものです。平成19年度は第39回目の調査実施となり、平成20年1月13日を中心に全国約9,000地点において約5千人の協力を得て調査を行いました。
 その結果を暫定値として取りまとめたところ、全国において、ハクチョウ類約7万9千羽、ガン類約14万8千羽、カモ類約190万6千羽が観察されました。過去10年間の調査結果の推移を見ると、全国におけるガンカモ類合計の観察数に大きな変化は見られませんでした。
 ガン類の観察数については増減を繰り返しているものの、長期的には増加傾向が見られています。平成9年には約5万6千羽であった観察数が、近年は10万羽を超えて増加を続けており、平成19年度の観察数は約14万8千羽に達しました。

1.調査概要

目的:
我が国におけるガンカモ類の冬期の生息状況を把握すること
調査期間:
平成20年1月13日(予備日:1月5日〜15日)
調査地:
ガンカモ類の生息地になっている全国約9,000地点の湖沼等
(ハクチョウ類及びガン類については、原則として全ての生息地を対象とし、カモ類の生息地については、可能な限り多くの生息地を対象としました。)
調査方法:
全国的に定めた調査日に、各都道府県において各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウント
集計:
各都道府県の調査結果を環境省において全国集計

2.結果概要

(1)全国における観察数

 全国の調査地のうち約5,900地点でガンカモ類が観察され、そのうちコハクチョウなどのハクチョウ類は約620地点、マガンなどのガン類は約130地点、マガモなどのカモ類は約5,800地点で観察されました。全国における観察数は、ハクチョウ類約7万9千羽、ガン類約14万8千羽、カモ類約190万6千羽でした。
 特に観察数の多い種を見ると、ハクチョウ類では、コハクチョウが約4万羽、オオハクチョウが約3万8千羽、ガン類では、マガンが約13万7千羽、ヒシクイが約1万1千羽となっています。またカモ類については、マガモ約40万羽、オナガガモ約22万2千羽、スズガモ約24万1千羽、カルガモ約21万6千羽となっています。

(2) 全国における観察数の推移

 観察数を昨年度と比較すると、ハクチョウ類及びカモ類の観察数は大きな変化が見られませんでしたが、ガン類では約20%(約2万5千羽)増加しました。
 過去10年間の調査結果の推移をみると、全国におけるガンカモ類合計の観察数に大きな変化は見られませんでした。
 また、ガン類の観察数については、増減を繰り返しているものの、長期的には増加傾向が見られました。平成9年には約5万6千羽あった観察数が、近年は10万羽を超えて増加を続けており、平成19年度の観察数は約14万8千羽に達しました。(表及び図を参照)

(3)地域別の傾向

 都道府県別の観察数を見ると、ハクチョウ類については、北海道、東北6県及び新潟県の地域で観察数が多く、この地域で全国の約89%に当たる約7万羽が観察されました。特に、新潟県、宮城県、山形県では、各県とも観察数は1万羽を超えており、3県のみで全体の約56%に当たります。
 ガン類については、宮城県で全国の約88%に当たる約13万羽が観察されました。特に蕪栗沼、伊豆沼及び内沼の3湖沼で観察数が多く、全国の約78%にあたる11万6千羽が観察されました。
 また、種別にみると、ガン類のうち約92%を占めるマガンの観察数については、特に宮城県及び島根県で継続的な増加傾向にあり、過去10年間で宮城県では約4万2千羽から約12万6千羽へ、また島根県では約1千4百羽から約4千5百羽へ増加しました。全国の観察数も、過去10年間で約4万7千羽から約13万7千羽へと約3倍に増加しています。  カモ類については、広く全国に分布して観察されました。カモ類は種別、あるいは地域別には増減が見られるものの、全般的には過去10年間で観察数はほぼ横ばい状態にあります。

 なお、今回の集計結果は暫定値であり、現在行っているデータ精査の結果を踏まえて6月頃を目途に確定値を取りまとめる予定です。本結果を利用される場合には、その点御留意願います。

3.資料

■ 表、図及び都道府県別の暫定値は以下のページから参照できます。

ガンカモ類の生息調査の成果物の提供ページ

連絡先

環境省自然環境局野生生物課
電話:03-5521-8283(直通)
03-3581-3351(代表)
課長:星野 一昭(内6460)
課長補佐:小川 靖志(内6465)
係長:宮澤 泰子(内6465)
環境省自然環境局生物多様性センター
電話:0555-72-6033(直通)
センター長:鳥居 敏男
総括企画官:中島 尚子
担当者:吉田 祥子

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