報道発表資料

平成20年4月25日
自然環境
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モニタリングサイト1000(里地調査)における一般サイトの選考結果について

環境省生物多様性センターでは、モニタリングサイト1000(注1)の一環として実施している里地調査において、全国的な生態系の変化の傾向を把握するため、市民が調査項目を選んでボランティアで調査を実施する一般サイトを募集しました。その結果、この度211件の応募の中から、182ヵ所の一般サイトを選考しました。

1.募集の概要

 モニタリングサイト1000の一環として実施している里地調査(別添1)は、全国の里地里山(注2)の生態系の変化を定量的かつ長期的にモニタリングし、その異変をいち早く捉え保全施策に資することを目的としています。環境省では、(財)日本自然保護協会を全国の調査団体のコーディネート団体とし、平成16年度から調査項目や手法の検討、調査マニュアルの整備、調査サイトの設置、試行調査の実施を進めてきました。
 本調査では、コアサイトと一般サイトの2種類の調査サイトを設けることとしています。コアサイトは、多岐にわたる項目の調査を毎年実施して、生態系の変化を総合的に把握するために、全国各地域の代表的な里地里山に、既に18ヵ所(平成20年4月25日現在)が設置されています(別添2)。これに対して一般サイトは、全国に設置し、市民が調査項目を選んでボランティアで調査を実施することにより、全国的な生態系の変化の傾向を把握することを目的としています。  一般サイトの募集を平成20年1月15日から2月15日までの1ヶ月間、150ヵ所を目標に行ったところ、211件の応募がありました。

2.一般サイトの選考結果について

 応募のあった211件から、二次林、農地、水路、ため池、草地等の里地里山としてのサイトの自然環境特性等を基準として、専門家の意見を聞きながら選考を行い、182ヵ所(別添3及び別添4参照)の一般サイトを選考しました。今後、選考した一般サイトにおいてボランティアで調査を実施する団体・個人と、環境省及びコーディネート団体とで調査の実施について確認文書を交わした後、正式に里地調査の一般サイトとして登録されます。登録された一般サイトでは、植物相・鳥類・水環境・中大型哺乳類・カエル類・カヤネズミ・チョウ類・ホタル類・人為的インパクトのうち、いずれか又は複数の項目の調査を、全国一律のマニュアルに基づいて継続して実施していただくことになります。また、この一般サイトでの調査は、5年で一区切りとしてレビューを行っていくこととしています。

 (注1) モニタリングサイト1000:正式名称は重要生態系監視地域モニタリング推進事業。詳細は別添5及び別添6のとおり。
 (注2) 里地里山:奥山と都市の中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原等で構成される地域の概念。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局生物多様性センター
電話:0555-72-6033(直通)
センター長:鳥居 敏男
専門調査官:阪口 法明
担当:吉田 祥子

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