報道発表資料

平成20年3月21日
大気環境
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第3回アジアEST地域フォーラムの結果について(お知らせ)

 環境省は、国際連合地域開発センター(UNCRD)、シンガポール運輸省・陸上交通庁、シンガポール環境水資源省・国家環境庁とともに、アジアEST地域フォーラムの第3回会合を、3月17-19日にシンガポールにて開催しました。
 アジアEST地域フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現を目指して、わが国と国際連合地域開発センター(UNCRD)が共同で設立した政府ハイレベルによる政策対話会合です。

 本会合の主な結果は以下の通りです。

  1. 新たに南アジア8カ国を加えて計22カ国が参加し、各国政府によるEST取組状況の発表が行われ、先進事例等の共有が図られた。
  2. 一部の開発途上国で進められている国家EST戦略の状況報告と今後の方向性について議論が行われた。
  3. 地球温暖化対策と開発の双方に資する対策を促進するコベネフィットアプローチをテーマとした議論が行われ、その重要性が確認された。
  4. これらの議論を踏まえ、アジア地域において各国協力の下に、今後一層  ESTを推進することについて確認された。
  5. 次会合は韓国政府がホストすることを提案し歓迎された。

 環境省では、国土交通省等の関係機関とも連携しながら、アジア地域を中心として環境的に持続可能な交通の実現に引き続き積極的に取り組んでまいります。

1.会議概要

■日程
平成20年3月17-19日
■場所
シンガポール共和国
■主催
日本国環境省、シンガポール環境水資源省・国家環境庁、
シンガポール運輸省・陸上交通庁、国際連合地域開発センター
■後援
世界保健機構、アセアン環境的に持続可能な都市に関する作業部会、 スウェ−デン国際開発協力庁、国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、南アジア共同環境プログラム(SACEP)、ドイツ技術協力公社
■参加者
アジア諸国22カ国の政府高官(環境担当及び交通担当政府機関の代表)
(アセアン10カ国、SACEP加盟8カ国、中国、韓国、モンゴル、日本)
交通と環境分野に関する学識経験者等の専門家
国際機関関係者 等   合計約120名 

2.主要議題と成果

(1)参加国のESTに関連する政策及び取組事例発表(カントリーイニシアティブ)
 全参加国政府より各国のESTに関連する取組状況が発表され、先進事例等の共有が図られた。これらを踏まえ、環境と交通の分野における学識経験者等の専門家、ESTの取組を推進する国際機関等を交えて、アジア地域におけるESTの推進に向けた課題と対応策について議論が行われた。
(2)国家EST戦略の状況報告と今後の方向性に関する議論
 本フォーラムの枠組みのもと、カンボジア、ラオス、ベトナムで進められている国家  EST戦略について、3カ国の政府より現状が報告された。また、今後の方向性についても議論され、上記3カ国に続いてフィリピンとインドネシアが国家EST戦略を策定していくことが確認された。
(3)コベネフィットアプローチに関する議論
 温室効果ガス排出削減と、大気汚染防止や経済発展などの開発途上国における開発の双方に資する対策を促進するコベネフィットアプローチについて議論が行われた。日本政府より、コベネフィットアプローチの意義とこれに取り組もうとするアジア諸国を支援する考え方を説明したほか、日本の国際協力機構、国際協力銀行からはこれまでの政府開発援助(ODA)における実際の事例とその効果等について発表された。これらの発表と議論を踏まえ、持続可能な開発の実現に向け、今後、アジア各国でコベネフィットアプローチに基づく具体的な取組(公共交通機関の整備、適切な政策立案のためのデータ収集など)を推進していくことの重要性が確認された。

3.その他

本会合のサマリーは、現在事務局(UNCRD)で準備中。後日、UNCRDのHPに掲載予定。
本会合のプログラムについては、別紙をご参照ください。
* 関連リンク先:
環境省の環境と交通の取組 http://www.env.go.jp/air/traffic_env/index.html
国際連合地域開発センター http://www.uncrd.or.jp/ja/

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
代表:03−3581−3351
直通:03−5521−8303
課長:金丸 康夫(内6520)
課長補佐:渡邉 一弘(内6526)
担当:飯田 慎一(内6526)

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