報道発表資料

平成19年11月22日
地球環境
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東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第9回政府間会合の結果について

 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第9回政府間会合が、11月19日(月)〜20日(火)に、ビエンチャン(ラオス)で開催されました。
 本会合では、下部組織である将来発展作業部会と科学諮問委員会からの報告を踏まえて、EANETの設立基盤を強化するための今後の検討の方向性などについて審議しました。
 我が国としては、引き続き、EANET活動の体制基盤の強化と将来的な発展・拡大に向けて取り組むこととしています。

1.会合の概要

○日程:

11月19日(月)〜20日(火)

○場所:

ラオス・ビエンチャン

○参加者:
  • EANET参加13か国(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、韓国、タイ、ベトナム、ミャンマー)の代表
  • 国連環境計画アジア太平洋地域オフィス(UNEP/ROAP)、国連欧州経済委員会(UNECE)等
  • 我が国からは、環境省地球環境局清水地球環境問題交渉官他が出席。
EANET政府間会合とは、EANET参加国及び関連国際機関等の代表が参加し、EANET活動に関する意思決定を行う会合であり、毎年1回開催されています。
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の概要については、別添参照

2.結果の概要

本会合における主な結果は次のとおりです。

(1)EANETの設立基盤を強化するための文書の検討
 平成17年に新潟で開催された第7回政府間会合では、EANETの設立基盤を強化するための文書(instrument)について議論を開始し、結果を平成20年の第10回政府間会合に報告することが合意されました(新潟決定)。
 この決定を受けて、将来発展作業部会において国際協定化も視野に入れた文書の検討を行っているところであり、今般その進捗について報告がありました。
 今回の第9回会合では、文書の法的性格やスコープについて議論がなされ、今後、各国からの意見等を反映した単一の交渉テキストを作成し、引き続き将来発展作業部会において検討を行い、その結果を第10回政府間会合に報告することになりました。
(2)第7回科学諮問委員会の成果の報告
 今年10月に開催された第7回科学諮問委員会の報告が行われました。昨年の第8回政府間会合において、5年間(2006〜2010年)のEANETの活動計画に係る「EANET発展戦略」が採択されたところですが、戦略に基づく活動を実現するため、2つのタスクフォースと4つの専門家グループを新しく設置することが合意されました。
(3)事務局及びネットワークセンターの活動の報告
 EANET事務局及びネットワークセンター((財)日本環境衛生センター酸性雨研究センター(新潟)が指定を受けている。)の昨年度の業績について報告がなされました。
(4)2008年作業計画及び予算の検討及び決定
 EANETの2008年活動計画及び予算についての事務局案が承認されました。

3.今後の対応

 酸性雨等の越境大気汚染問題は東アジア地域共通の課題であり、我が国としては、今般の政府間会合の結果を受け、引き続きEANET活動の体制基盤の強化と将来的な発展・拡大に向けて取り組むこととしています。
 特に、新潟決定に基づき、第10回政府間会合に向けて、EANETの国際協定化も視野に入れつつEANETの設立基盤を強化するための文書について検討がなされているところであり、EANETの将来発展についての議論をリードしていくこととしています。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03−5521−8245
課長代行:深見 正仁(6750)
課長補佐:袖野 玲子(6755)
係長:小沼 信之(6745)

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