報道発表資料

平成19年11月13日
廃棄物
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第3回アジア太平洋廃棄物専門家会議について(結果概要)

 11月7日(水)〜9日(金)に岡山国際交流センター(岡山市)において、第3回アジア太平洋廃棄物専門家会議が開催されました。会合には、中国、韓国、インドなど15ヵ国・地域の大学・研究機関等の専門家が参加し、各国の廃棄物管理の現状や課題、廃棄物の量の把握と改善方法といったテーマについて研究発表が行われました。また、昨年の第2回会議において設立が合意された「アジア太平洋廃棄物専門家ネットワーク(SWAPI)の運営指針が採択され、今後SWAPIが地域の廃棄物管理に関する研究ネットワークとしての具体的活動を実施していくこととなりました。

1.経緯

 アジア太平洋廃棄物専門家会議は、廃棄物が急増し、国際的資源循環が活発化しているアジア太平洋地域において、知見・経験の共有及び国際的な研究協力を通じて廃棄物管理の改善を目指す、専門家ネットワークの形成を図ることを目的に、2005年から日本の廃棄物学会等の主催により毎年我が国で開催されています。環境省は、アジア地域全体における循環型社会の構築に向けて、我が国の3R(Reduce, Reuse, Recycle)・廃棄物管理の制度・技術・経験の国際展開を図るに当たっては、廃棄物管理の専門家ネットワークが重要な役割を担うものと位置づけており、第1回の開催時から継続して、会議の企画・運営を支援してきています。
 昨年11月に開催された第2回会議において、アジア太平洋廃棄物専門家ネットワーク(Society of Solid Waste Management Experts in Asia and Pacific Islands: SWAPI)の設立が合意されたことから、今回の会議では、SWAPIの具体的な活動方針等が議論されました。

2.日程

 平成19年11月7日(水)〜11月9日(金)

3.開催地

 岡山国際交流センター(岡山県岡山市)

4.出席者

 アジア太平洋15カ国・地域(バングラデシュ、カンボジア、中国、フィジー、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ネパール、フィリピン、タイ、ベトナム、香港、台湾)の廃棄物専門家及び聴講者230名

5.概要

 今回の会議では、各国の廃棄物専門家より、各国における廃棄物管理の状況・課題、3R推進の取組、産業/有害廃棄物、アジア太平洋地域における国際資源循環(環境省廃棄物処理等科学研究費補助金(3Rイニシアティブ特別枠)による研究成果)、廃棄物量の把握と改善方法といったテーマにより研究発表が行われました。環境省の担当者からも、我が国の廃棄物・リサイクル対策に関する発表を行いました。
 また、SWAPIの目的や活動、体制などを定めた運営指針が採択されるとともに、当面のSWAPIの作業計画として、1)都市廃棄物の発生量等のデータの把握方法の改善、2)有害廃棄物の処理に関する情報共有、3)廃棄物系バイオマスの利用に関する先進事例の共有等が日本の専門家より提案されました。これにより、今後SWAPIは、地域の研究ネットワークとしての具体的な活動を実施していくこととなり、年1回程度の研究発表会を含む会議開催のみならず、これらのテーマに関して継続的な専門家間の情報交換や電子会議等を行っていくこととなりました。さらに、SWAPIの活動に関する情報発信の重要性が指摘され、今回の会議での研究発表の一部を日本の廃棄物学会英文論文誌に掲載することとされました。
 次回会議は来年我が国において開催される予定です。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課
直通:03-5501-3152
代表:03-3581-3351
課長:紀村 英俊(内線 6811)
課長補佐:関谷 毅史(内線 6814)
担当:土居 哲也(内線 6818)

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