報道発表資料

平成10年12月18日 この記事を印刷

「ある夏の里地物語 マンガで見る環境白書5」の発行について

平成10年12月21日(月)、平成10年版環境白書をマンガ化した「ある夏の里地物語 マンガで見る環境白書5」(当室監修)が発行される。本書は、平成10年版環境白書(総説)で論じた、「循環と共生の一つの理想形」の概念を理解してもらうために、その具体的な形の一つを提案するものである。村に計画されたリゾートの計画をきっかけに、地域の資源を最大限活かして、地域の活性化と環境保全を両立させるリゾート及び村作りを考えていく過程をわかりやすくマンガで表現したものであり、その中で、様々な立場の人とまじわりつながっていくことの重要性、設備だけでなく、それに関わる人々の知恵と工夫を取り入れていくことの必要性も表現している(詳細は本体参照)。
 次世代を担う子ども達に、地域の環境問題の解決のためには、自らが参加し、様々な人々とともに考えていくことが重要なことであるということを伝えるため、本書を作成した。

1.内容の要約

  自家製の新鮮な野菜を提供する等自然の恵みを最大限に活かした形で経営されている民宿を舞台に、環境保全と地域の経済の両立を図る地域作りを考えていく物語である。この民宿は、主人公とその兄によって経営されているが、兄のふとした怪我から、主人公が兄に代わって民宿の経営を切り盛りし、さらに村を二分する開発論争へと関わっていく。その中で、主人公を助けてくれる旅人も現れる。主人公は、エコツーリズムで都会からやってきた子ども達に、自然と調和した暮らしを体験させる一方、子供たちや開発に関わる様々な立場の人と意見を交わしながら、村の開発計画について考えていく。その結果、村の資源をなるべくそのままの形で活かし、さらにそれらの資源が循環するように有機的に組み合わせた形のエコランドが、環境保全(循環と共生)と地域の活性化との両立を図っていけるリゾートであることに気づく。この考えを基に、リゾートに関わる人々の知恵と工夫を活かせるような形のエコリゾートを提案していく。この過程で、主人公は旅人に対し、ほのかな思いを寄せるようになる。

2.対象とする読者層

 小学校高学年・中学校から理解できる内容で、幅広い読者層を対象に作成した。
 なお、全国の小・中学校及びこどもエコクラブ全てに、一部ずつ配布することを予定している。

3.入手方法等

 全国大手書店・政府刊行物センターで市販(一部360円(税別))。
 (編集・発行 大蔵省印刷局)

連絡先
環境庁企画調整局企画調整課調査企画室
室 長 :小木津 敏 也(6250)
 担 当 :中 島 恵 理(6253)
      :若 林 正 展(6253)

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