報道発表資料

平成18年12月11日
大気環境
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全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)平成18年度冬期観察の実施について

 全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、全国各地で一斉に、肉眼、双眼鏡、カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うものです。参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年(1988年)から、毎年2回(夏期及び冬期)実施している事業です。
 環境省では、本事業を通じて清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本調査結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、温暖化の防止や地域の大気汚染の改善に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。

 平成18年度冬期観察は、平成19年1月8日(月・祝)から1月21日(日)までを観察期間として実施します。参加方法等についての詳細に関する問い合わせは、各都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ。
 環境省子どものページ(スターウォッチング)にも掲載しています。 
URL:http://www.env.go.jp/kids/star.html

1 平成18年度冬期観察の実施

(1)観察期間:

平成19年1月8日(月・祝)から1月21日(日)まで
(参加者は、この期間中に1日以上観察する)

(2)観察方法:
[1] 肉眼による観察
 高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、いっかくじゅう座付近)を観察する。
[2] 双眼鏡による観察
 すばる(プレアデス星団)のラケット形の中の星について、何等級の星まで見えたかを観察する。
[3] 星空の写真撮影
 一眼レフカメラを使用し、天頂部分の夜空をリバーサルフィルム(スライド用フィルム)に撮影する。
(3)参加方法:

都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ参加申込みを行い、「平成18年度冬期全国星空観察実施の手引き」に基づき観察を実施し、その結果を大気環境行政担当部局まで報告する。

(4)定点観察:

環境省が指定している全国23地点の定点観察地において観察を行う。
一般参加団体による写真撮影の方法(上記の(2) [3])と同様の方法で行い、 毎回継続して夜空の明るさを測定する。

[参考]
昨年度の冬期観察において夜空の明るさが星の観測に適していた場所の上位10地域は以下のとおりである。
平成17年度冬期観察において夜空の明るさが星の観測に適していた場所
夜空の
明るさ
(等級)
都道府県市区町村観察場所<参加団体>
22.3
熊本県
水俣市みなまたし
熊本県環境センター夕日の広場 <熊本県環境センター>
22.1
島根県
大田市おおだし
島根県立三瓶自然館 <島根県立三瓶自然館サヒメル>
21.9
栃木県
大田原市おおたわらし
ふれあいの丘駐車場 <夢集団・星とロマンを語る会>
21.8
静岡県
川根本町かわねほんちょう
川根本町高郷地内大井川隣接地 <スターウォッチングon中川根>
21.4
福岡県
星野村ほしのむら
星の文化館駐車場 <(財)星のふるさと「星の文化館」>
福島県
白河市しらかわし
白河関の森公園駐車場 <白河の関天文台>
21.3
熊本県
芦北町あしきたまち
伏木氏地区星座観測展望所 <芦北星を見る会>
福岡県
築上町ちくじょうまち
山村自然学校屋上 <築上町>
21.1
佐賀県
唐津市からつし
宮浦橋付近農道(千鼓星の里)<唐津市>
20.7
千葉県
鴨川市かもがわし
鴨川天体観測所 <鴨川市に天文台をつくろう会>
注1)

「星の観察に適していた場所」については、カラースライド写真から求めた「夜空の明るさ(暗さ)」を基本に、肉眼や双眼鏡を使った観察結果や観察日時等も考慮して評価したものである。
夜空の明るさ(等級)の値が大きいほど夜空が暗いことを示し、観察に適した状態になる。

注2)

この評価の結果は、平成17年度冬期全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)に自発的に参加した団体による任期の地点の観察結果に基づいて評価したものであり、全国の星空を網羅的に調査したものではない。従って、ここで発表した観察地点以外で「星の観察に適した場所」もあり得る。

<選定基準>
  1. 規定の時間内に撮影されたスライドから測定した夜空の明るさを基本とする。
    [1]
    日没後1時間半〜3時間半(夏期)、日没後1時間〜3時間(冬期)に撮影されているもの。
    [2]
    天の川観察と双眼鏡の観察と同じ日にスライド撮影されているもの。
    [3]
    評価日参加人数が5人以上のもの。
  2. 天の川の確認状況が、それぞれの地点(夏期:はくちょう座、たて座、いて座、冬期:ペルセウス座、ふたご座、いっかくじゅう座)において、「見える」とされているもの。
連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室
代表: 03−3581−3351
 室長:内藤 克彦(内線6540)
 室長補佐:波多野 実 (内線6541)
 担当:島田 佳代子(内線6544)
 直通: 03−5521−8298

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