報道発表資料

平成18年3月10日
自然環境
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未承認の遺伝子組換えメダカの販売等に対する指導について

「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づく承認を得ていない遺伝子組換えメダカ(いわゆる「光るメダカ」)が販売等されていた件に関して、環境省及び農林水産省より販売等を行った卸業者及び小売店に対して、法に基づく報告徴収と文書による指導を行ったのでお知らせします。
  1.  「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)に基づく承認を得ていない遺伝子組換えメダカを輸入、販売していた卸業者1軒と18軒の小売店に行ったカルタヘナ法第30条に基づく環境省及び農林水産省からの報告の求めに対して、これらの小売店等から、販売の経緯及び再発防止措置等に関する報告が提出された(報告徴収の過程で、新たに6軒の小売店が同じ卸業者から遺伝子組換えメダカを仕入れていたことが判明し、当初から把握していた小売店12軒と併せて報告徴収を求めた。)。
  2. 報告では、いずれの小売店等からも、
    [1]
    当該メダカが遺伝子組換え生物であること、又は法規制の対象となっていることを認識せずに販売等を行ったこと、
    [2]
    店頭に張り紙を行う等により回収を進めていること、
    [3]
    再発防止に向けて、カルタヘナ法の内容等を理解するとともに、今後、観賞魚等の購入・販売に際しては違法なものではないことを確認し、疑義がある場合には関係行政機関等に問い合わせること
    等が示された。
  3.  環境省及び農林水産省では、以上の報告を受け、これらの小売店等に対し、カルタヘナ法を遵守し、再発防止を徹底するよう文書により指導を行った。
  4.  新たに遺伝子組換えメダカを仕入れていたことが判明した以下の6軒の小売店においても当該メダカの返品を受け付けているので、購入された方は返品に協力をお願いする。
    アミーゴ三田店 (兵庫県三田市南が丘1−23−4)
    アミーゴ加古川店 (兵庫県加古川市加古川町粟津762−1)
    アミーゴ妹尾(せのお)店 (岡山市妹尾2625)
    アミーゴ津高店 (岡山市横井上69−1 ダイキ津高店店内)
    タイム多治米店 (広島県福山市多治米町1−15−5)
    株式会社A.B.A (福岡県福岡市南区桧原5−10−34)
     以上も含め、現時点までに、約1,400匹が輸入され、このうち約1,000匹が小売店に出荷され、出荷されたもののうち約500匹が死亡又は回収されている。
  5.  なお、遺伝子組換え技術を用いたものではないが「ひかりメダカ(光メダカ、ヒカリメダカ、青ヒカリメダカ、白ヒカリメダカ等)」という名称で販売されているメダカがある。これらのメダカは、本件に係る遺伝子組換えメダカとは異なるものであり、カルタヘナ法の規制の対象ではない。遺伝子組換えメダカは体全体が黄緑色に蛍光するのに対して、これらのメダカは背中の部分が光を反射して光る。

(本件は、2月3日付け記者発表「未承認の遺伝子組換えメダカの回収のお願いについて」でお知らせした件に関して行ったもの。)

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:名執 芳博(6460)
 課長補佐:安田 直人(6496)
 担当:渡邊 雄児(6496)

関連情報

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平成18年2月3日
未承認の遺伝子組換えメダカの回収のお願いについて
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