報道発表資料

平成17年8月9日
地球環境
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第1回黄砂モニタリング専門家ネットワーク会合(準備会合)の開催について

アジア開発銀行等による黄砂対策プロジェクトに関連し、「第1回黄砂モニタリング専門家ネットワーク会合(準備会合)」が、8月17日(水)から19日(金)まで、つくば市にあるつくば国際会議場(エポカルつくば)において開催されます。
 本会合は、昨年12月に開催された、「黄砂に関する中国、韓国、日本及びモンゴルの4か国環境大臣会合」において提唱されたものであり、本会合にて、今後の4か国における黄砂モニタリングの地域共通の手法の検討に着手します。

1 趣旨

(1)背景

 日本にも飛来する黄砂は、近年、中国において被害が急激に激甚化し、黄砂対策が北東アジアの喫緊の政治的課題になりつつある。従来、黄砂の飛来は黄河流域及び既存の砂漠等からの風によって引き起こされる自然現象と理解されていたが、近年、黄砂の大規模化は、急速に広がりつつある過放牧や耕地の拡大等の人為的要因によるとの指摘もなされている。
 黄砂問題及び関連する北東アジア地域での生態系の劣化問題は、日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)やアジア開発銀行(ADB)及び地球環境ファシリティ(GEF)による黄砂対策プロジェクト(いわゆるフェーズI)でも取り上げられており、平成16年12月には、モンゴルの環境大臣も参加した四か国環境大臣会合において、モニタリングネットワークと早期警報システムづくりに向けた協力や専門家ネットワークの立ち上げ等につき合意している。

(2)今次会合の趣旨と今後の検討

 環境省は、国連環境計画(UNEP)等の関係国際機関や、北東アジア地域の関係国である中国、韓国及びモンゴルと協働し、フェーズIの提言内容の実現に向け、黄砂モニタリングのための技術的な事項の調整を目的とした専門家ネットワークの準備会合を開催する。
 今後、日本、中国、韓国及びモンゴルの4か国において、ライダー(レーザーを用いて上空の黄砂・エアロゾルを観測)、大気中浮遊粒子状物質測定及び視程計によって黄砂のモニタリングを行う予定であり、黄砂モニタリング専門家ネットワークでは、このモニタリングにより得られたデータを環境研究や早期警報に活用することを目的として、データ検証手法、共有のためのプロトコール等について4か国で調整する。具体的には、今後3年間程度を目安とし、黄砂モニタリング及びデータ共有のための標準的な地域共通の手法(オペレーショナルマニュアル)をまとめることとしている。

2 主催

環境省、ADB及びUNEP

3 日時及び場所

日時:
8月17日(水)9時から19日(金)16時まで (19日は(独)国立環境研究所及び気象庁気象研究所を訪問)
場所:
つくば国際会議場(エポカルつくば)2階 中会議室201B
(〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3 TEL 029(861)0001(代) )

4 参加者

  • 中国、韓国、日本及びモンゴルの黄砂モニタリングに係る専門家
  • ADB、UNEP等の関連国際機関の担当者
  • 環境省、気象庁等関係省庁等の担当者

5 主な議題

 黄砂モニタリング及びモニタリングデータ共有のための地域共通の手法(オペレーショナルマニュアル)の検討

  • 中国、韓国、日本及びモンゴルにおける黄砂モニタリングの現状
    (各国プレゼンテーション、ADB及びUNEPによる調査結果説明)
  • オペレーショナルマニュアルの検討(含めるべき項目等)
  • 国際コンサルタントの業務等諸事項の整理

6 その他

 会議は非公開で行われますが、会議冒頭での取材は可能ですので、御希望があれば下記担当者に御連絡ください。なお、会議における使用言語は英語のみです。

担当:環境省地球環境局環境保全対策課 吉森、藤澤
 TEL:03(5521)8246(直通)

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長: 小川 晃範(6740)
 課長補佐: 瀬川 恵子(6755)
 係長: 吉森 信和(6745)

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