報道発表資料

平成9年5月30日 この記事を印刷

環境庁による諫早湾干拓事業地調査及び長崎県との協議について

標記について、環境庁課長3名が5月28日に行った調査の概略は以下の通り。
 干拓事業地調査
 (ほぼ満潮時であり、湾の水位は、調整池よりも2.5メートル程度高い状態にあった。)
干拓地を、既存堤防の上から鳥瞰し、潟土の集積、せり上がりの状況を調査した。
また、北部排水門近くの締め切り後、悪臭の苦情が出た干潟に降り、臭気の現状を調査した。
調整池の中を小型ボートで周回し、水質調査地点、北部及び南部排水門、牡蠣養殖地点の現状を調査した。カキ養殖地点は現場におり、調整池の水質の状況の把握に努めた。
諫早湾(潮受堤防の外側)の状況を調査した。
 
 長崎県との協議
 (長崎県副知事、生活環境部長、農林部長)
 
環境庁からの要請
諫早湾の干拓事業に関して、環境庁から示した意見の着実な実施が前提。
特に、調整池の水質汚濁防止対策については、これまでのところ必ずしも事業が順調に進んでいるとは思えず、万全を期して頂きたい。
他の閉鎖性水域の対策も参考として適応可能な対策の検討、従来型の対策だけでなく、農業からの負荷の削減も含めた検討をお願いする。 
場合によれば追加的措置をお願いすることもある。
水質の監視の強化と速やかな通報体制の確立等環境庁との連携強化をお願いする。
 
長崎県の対応
長崎県においても、水質浄化の必要性については十分認識しており、下水道、農排処理施設、浄化槽等の整備には関係省庁の理解も得ており、地元市町村にもその整備について指導している。
大村湾での水質浄化の経験を諫早に応用しつつ、浄化対策を検討したい。
その際、農業全体の負荷も対策を考えたい。
水質汚濁防止法の生活排水対策重点地域の指定を早期に行いたい。
干拓調整池の水質保全計画については、充実したものとなるよう、来年3月を目途に作業中である。環境庁の指導をお願いしたい。
調査結果については、添付ファイル参照。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局企画調整課課長  増井喜一郎
環境庁自然保護局計画課課長    鹿野 久男
環境庁水質保全局水質管理課課長  南川 秀樹
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