報道発表資料

平成26年10月7日
自然環境
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生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)サイドイベント「国連生物多様性の10年の日」(UNDB-Day)及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)認定連携事業(第5弾)について

 「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」(委員長:榊原定征 一般社団法人 日本経済団体連合会 会長)と生物多様性条約事務局は、生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)のサイドイベントの一つであるCEPAフェアにおいて、10月14日を、「国連生物多様性の10年の日」として、UNDBの推進による愛知目標達成のための行動を国際的に呼びかけるイベントを実施します。
 また、UNDB-Jでは、愛知目標の達成に向け、各セクターの参加と連携を促進するため、多様なセクターが連携し取組として推奨する事業を認定しており、今般、その第5弾として10の連携事業を認定しましたので、併せてお知らせします。
 認定団体については、10/24(金)愛知県豊橋市において開催される「第4回生物多様性全国ミーティング」において表彰を行うとともに、UNDB-Jウェブサイトへの掲載など積極的な広報を行っていきます。

1.「国連生物多様性の10年の日」(UNDB-day)

 日時:平成26年10月14日(火)10:00~18:30

 会場:生物多様性条約第12回締約国会議 CEPAフェア会場(韓国・ピョンチャン)

  ※ CEPA ... 広報(Communication)、教育(Education)、普及啓発(Public Awareness)

 主催:環境省、UNDB-J及び生物多様性条約事務局

 概要:日本の提案により、国連総会で決議された国連生物多様性の10年(UNDB)の推進のためのイベント。先駆的な取組みであるUNDB-Jの事例の紹介等を通じ、UNDBの推進と活用を通じた愛知目標達成のための行動の呼びかけとスケールアップについて議論する。生物多様性条約のジアス事務局長が参加予定。

 プログラム概要:

   1.日本、ドイツ、中国におけるUNDBの取組紹介、パネルディスカッション

   2.各セクター(ユース、市民、自治体、企業)による事例発表

   3.UNDBハイレベル会合

2.UNDB-J認定連携事業

(1)第5弾10事業

事業名 団体名 地域

ラムサールサポーターズ

MS&ADインシュアランスグループ

全国

森と命を繋ぐアニマルパスウェイの開発と普及(樹上性野生生物の保全)

アニマルパスウェイと野生生物の会

全国

環境出前授業「地球1個分で暮らすために」プロジェクト

富士通株式会社

全国

自然観察指導員の養成

公益財団法人日本自然保護協会

全国

外来種駆除等環境保全活動

一般社団法人日本旅行業協会

全国

電機・電子 LSBプロジェクト

電機・電子4団体 環境戦略連絡会 生物多様性ワーキンググループ

海外・全国

丸の内地区における生物モニタリング調査と「丸の内 生きものハンドブック」の発刊

三菱地所株式会社

関東

生きもの賑やか河北潟プロジェクト(田んぼ10年プロジェクト)

特定非営利活動法人 河北潟湖沼研究所

北陸

穂の国森の出前授業&野外授業

穂の国森づくりの会

中部

にじゅうまるプロジェクト四国

四国生物多様性ネットワーク

四国

※ 詳細についてはウェブサイトをご覧ください。

 http://undb.jp/authorization/authorization_year/2014-5/

(2)認定について

 「にじゅうまるプロジェクト」の登録事業のほか、UNDB-J構成団体や関係省庁の関連する事業の中から、「多様な主体の連携」、「取組の重要性」、「取組の広報の効果」などの観点から総合的に判断し、UNDB-Jが推奨する事業を認定しています。

(認定の基準)

 「多様な主体の連携」とは(例)

  ・複数のセクターが連携している

  ・国、自治体、NPO、事業者、教育機関など、多岐にわたるセクターが連携している

  ・活動が複数の都道府県にまたがるなど広域性がある

 「取組の重要性」とは(例)

  ・生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待される

  ・関連する活動の推進を支援する効果が期待される(他の活動への支援や表彰等)

  ・事業を継続実施できる仕組みが整備されている(事業者の事業活動に組み込まれている等)

 「取組の広報の効果」とは(例)

  ・参加者や支援者の増加により事業効果のさらなる向上が期待される

  ・他の地域でも同様の活動が行われるようになることが期待される

  ・活動に先進性があり、新たな取組を誘発する波及効果が期待される

(認定のプロセス)

 事務局において、「にじゅうまるプロジェクト」の登録事業のほか、UNDB-J構成団体や関係省庁の関連する事業(UNDB-J幹事に推薦を依頼)の中から、認定の基準に照らし合わせて認定連携事業候補(案)を作成

 ↓

 UNDB-J運営部会において認定連携事業候補を決定

 ↓

 候補団体への確認、追加情報依頼

 ↓

 UNDB-J幹事会において認定連携事業を内定

 ↓

 UNDB-J委員会において認定連携事業を決定

(3)ロゴマークの使用

 UNDB-J認定連携事業については、UNDB-Jのロゴマークの近くに補足表示を行い、ロゴマークを使用することができます。

この事業は「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推奨する事業として認定を受けています。

(4)表彰・広報

 UNDB-Jが実施する生物多様性全国ミーティングにおいて認定団体の表彰を行うことに加えて、生物多様性地域セミナーにおける事例紹介、UNDB-Jのウェブサイトへの掲載など、積極的な広報を行っています。

(5)これまでのUNDB-J認定連携事業

第1弾(H24.9)10事業
事業名 団体名 地域

田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト

NPO法人ラムサール・ネットワーク日本

全国

生物多様性の道プロジェクト

公益財団法人日本自然保護協会

全国

Earthwatchにじゅうまるプロジェクト

市民参加型生物多様性調査による環境リテラシーの普及

認定NPO法人アースウォッチ・ジャパン

全国

みんなで守ろう! 日本の希少生物種と豊かな自然!

SAVE JAPAN プロジェクト

株式会社損害保険ジャパン

日本興亜損害保険株式会社

全国

ウミガメ類の生態調査・生息環境保全プロジェクト

NPO法人日本ウミガメ協議会

全国

海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト

海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト

東北

味わって知る 私たちの海

伊勢・三河湾流域ネットワーク

中部

御所実業高校農業クラブ School Gene Farm Project

奈良県立御所実業高等学校農業クラブ

近畿

トンボの里プロジェクト

真庭・トンボの森づくり推進協議会

中国

徳島での生物多様性地域戦略の策定に関するプロジェクト

生物多様性とくしま会議

四国

第2弾(H25.3)10事業
事業名 団体名 地域

ICTと映像教材の活用による子ども向け次世代環境教育の推進

株式会社TREE

全国

動物園・水族館種保存事業

公益社団法人日本動物園水族館協会

全国

いのちの博物館実現プロジェクト

公益社団法人日本動物園水族館協会

全国

Come Back Goose  甦れシジュウカラガン! 日本の空に 

日本雁を保護する会

東北

海外

生命のにぎわい調査団等の普及啓発活動

千葉県生物多様性センター

関東

副業型林業による「さんむ木の駅プロジェクト」

NPO法人元気森守隊

関東

トキと暮らす島 生物多様性佐渡戦略

佐渡市

北陸

伊予農希少植物保全プロジェクト

愛媛県立伊予農業高等学校

伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム

四国

綾の照葉樹林プロジェクト

てるはの森の会

九州

海外希少野生動物保全支援活動

認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金

海外

第3弾(H25.9)11事業
事業名 団体名 地域

湿地のグリーンウェイブ

NPO法人ラムサール・ネットワーク日本

全国

公益信託経団連自然保護基金を通じた自然保護活動支援

経団連自然保護協議会

全国

海外

食農環境プログラム

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

伊豆沼から全国へ超元気を発信する協議会

有限会社伊豆沼農産

東北

グリーンオイルプロジェクト

一般社団法人グリーンオイルプロジェクト

関東

宍塚の里山における自然と人の関わりにまつわる

聞き書きと多様な調査にもとづいた保全活動

認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会

関東

コウノトリも住める自然と共生する地域づくり

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

株式会社野田自然共生ファーム

関東

くれは悠久の森事業

悠久の森実行委員会

北陸

コウノトリと共生するまちづくり事業

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

豊岡市

近畿

中海自然再生事業

中海自然再生協議会

中国

第十堰水辺の教室

川塾

四国

REDD+推進事業

一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン

海外

第4弾(H26.3)12事業
事業名 団体名 地域

生物と森を育む紙「里山物語」

中越パルプ工業株式会社

全国

ホタルの棲める環境づくり

株式会社熊谷組

全国

JTB地球いきいきプロジェクト

株式会社ジェイティービー

全国

海外

「生きもの豊かな田んぼ」の取り組み

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

株式会社アレフ

北海道

東北

環境保全型農業の推進と生物多様性登米戦略

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

登米市

東北

ラムサール条約湿地登録渡良瀬遊水地の賢明な活用推進事業

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

小山市

関東

流域コモンズによってよみがえる"さとのくらし"

森林塾青水

関東

多様な主体の連携・協働による東京湾再生の推進

東京湾再生官民連携フォーラム

関東

無印良品キャンプ場

『過剰なサービスは省きましたが、自然は豊かです』

株式会社良品計画

関東

中部

生きものも育む自然共生型田んぼづくり

(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

九重ふるさと自然学校

(一般財団法人セブン‐イレブン記念財団)

九州

フォレスト・オブ・ホープ

一般社団法人バードライフ・インターナショナル・アジア・ディビジョン

海外

黄海エコリージョン支援プロジェクト

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

海外

【参考】

○国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)

 2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。

 これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。

  環境省はUNDB-Jの事務局を務めています。

 (ウェブサイト)http://undb.jp/

 (Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ

○にじゅうまるプロジェクト

 国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)では、愛知目標の達成に貢献するため、自分達のできるプロジェクトと20の個別目標との関連を宣言して行動する「にじゅうまるプロジェクト」を実施しています。

 (ウェブサイト)http://bd20.jp/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代  表:03-3581-3351
直  通:03-5521-9108
室  長:堀上  勝 (内:6661)
室長補佐:岡野 隆宏 (内:6481)
担  当:小久保智史 (内:6664)

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