報道発表資料

平成25年12月17日
自然環境
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生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策 プラットフォーム(IPBES)第2回総会の結果について(お知らせ)

 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)第2回総会が、12月9日(月)から14日(土)までの間、アンタルヤ(トルコ)にて開催されました。
 今次会合には77か国の加盟国が出席し、2014年から5か年の作業計画及び2014年、2015年予算、IPBES の概念的枠組み、学際的専門家パネル(MEP)選出手続き等について議論されたほか、初代IPBES 事務局長も発表されました。

IPBES( Intergovernmental Science-Policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)

 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)とは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された組織で、現在115か国が参加しています。科学的評価、能力開発、知見生成、政策立案支援の4つの機能を柱とし、気候変動分野で同様の活動を進めるIPCC の例から、生物多様性版のIPCC と呼ばれることもあります。

1.会議の概要

会議名称
日本語:
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)第2回総会
英語:
Plenary of the Intergovernmental Science-Policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services Second Session
開催期間
平成25年12月9日(月)〜14日(土)
開催地
アンタルヤ(トルコ)

2.主な成果

2014年から2018年までの5か年作業計画

 2014年から2018年までの5年間にIPBES が実施する作業計画として、18の作業計画が採択されました。テーマ別アセスメントについては、「生物多様性と生態系サービスのシナリオ分析とモデリングのための政策立案ツールと方法論」、「花粉媒介と食料生産」のアセスメントを2014年から早期実施することが決定しました。また、「生物多様性及び生態系サービスの価値、評価と会計手法に関する政策立案ツールと方法論」、「土地の劣化と再生」、「侵略的外来種とその管理」、「生物多様性の持続可能な利用」の4つの評価については、評価範囲の絞りこみ(以下、スコーピング)を2014年から開始することが承認されました。
 地域/準地域規模アセスメントのスコーピングを2014年から、地球規模アセスメントのスコーピングを2015年から開始することも承認されました。
 また、新たに「能力養成」、「知識データの管理」、「先住民及び地域住民の知識体系」に関するタスクフォースを設立することも決まりました。

2014年、2015年予算とIPBES 信託基金

 2014年予算は7,314,873米ドル、2015年予算は8,873,226米ドルで採択されました。また、IPBES 信託基金は、国連環境計画(UNEP)のもとで管理されることが決定しました。

初代事務局長

 初代事務局長として、アン・ラリゴーデリ博士(元DIVERSITAS 事務局長)が就任することが発表されました。

【本会合の公式ウェブサイト】
 http://www.ipbes.net/

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8275)
室長  :奥田 直久  (内:6480)
企画官:柴田 泰邦  (内:6488)
専門官:久慈 淳一郎 (内:6485)

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