報道発表資料

平成25年9月5日
地球環境
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短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)第3回閣僚級会合の開催結果について(お知らせ)

 9月3日(火)にオスロ(ノルウェー)にて、短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC: Climate and Clean Air Coalition to Reduce Short-Lived Climate Pollutants)第3回閣僚級会合が開催されました。今回の会合にはCCAC参加パートナーのうち12カ国の閣僚及び20の国際機関等の幹部等が参加し、短寿命気候汚染物質(SLCPs)削減に向けた取組の促進について議論を行い、会合の成果として、声明を取りまとめました。
 我が国からは井上環境副大臣、白石地球環境審議官他が出席しました。
 会合の概要は以下のとおりです。

1.開催日程

 平成25年9月3日(火)

2.場所

 オスロ(ノルウェー)

3.主催

 CCAC事務局(UNEP)、ノルウェー政府

4.参加者

 CCAC参加国(12カ国)の閣僚及び国際機関等(20機関)の幹部等。
 我が国より井上環境副大臣、白石地球環境審議官他が出席。

5.会議概要

  • SLCPsの削減に関する最新の科学的知見やCCACの下で実施されている10のイニシアティブ(国家活動計画支援、家庭用調理窯(クックストーブ)、地域の影響評価等)について進捗状況などが報告されるとともに、都市廃棄物、HFC、石油ガス製造等のイニシアティブの方向性、環境と保健、SLCPs削減のための資金の増強について議論が行われました。
  • 井上環境副大臣より、我が国は国内における粒子状物質やHFC等の削減の取組や、アジアにおけるコベネフィットプロジェクトや廃棄物処理改善への協力等の経験と知見を他国と共有し、廃棄物分野やアジア地域へのアウトリーチに関する活動を進めてSLCPsの削減に積極的に貢献していくこと等を発表しました。
  • 会議の成果については声明として取りまとめられました。その要旨は以下の通りです(原文は後日 http://www.unep.org/ccac/ に掲載される予定です)。
強固な科学に基づく行動
科学アドバイザリーパネルによる最新の科学的知見の更新作業に基づき、SLCPs対策には公衆衛生、地域経済等に様々な便益があることを認識
CCACパートナーの拡大、各イニシアティブ(国家活動計画支援、家庭用クックストーブ、地域の影響評価等)による着実な活動を歓迎
地球規模での取組の拡大
石油・ガス製造、都市廃棄物、HFC等のイニシアティブについて、SLCPs削減に向けた活動を引き続き推進していくことを確認
健康便益の最大化
SLCPsによる公衆衛生への影響を懸念
CCACの新たなパートナーとして、WHOがSLCPs対策にリーダーシップを発揮することを歓迎
2014年の世界保健総会に向けて地球規模の戦略・計画を策定するためのタスクフォースを設置し、次回閣僚級会合でその進捗を確認
資金の流れの強化
日本を含むドナーの支援に感謝(2013年度日本より250万ドル拠出予定)
2013年及び以降のCCACの目的を達成することができるよう、全パートナーにさらなる貢献を要請
地域開発銀行等に対して、CCACへの参加及びその活動にCCAC削減対策を取り込むよう要請
メタン資金研究グループによるメタン削減への投資プログラムの試行に向けた調整を進めることを歓迎
資金イニシアティブにブラックカーボン資金研究グループを立ち上げて検討を進めることを決定
各国・機関における取組の推進
SLCPs削減に係る各国・機関の個別及び協力的な取組を強化することを継続していくことを確認

6.各国閣僚等との意見交換

会合中、井上環境副大臣は、ノルウェー、スウェーデン、カナダの閣僚等と会談を行い、各国における気候変動対策上の課題やCOP19の見通しについて情報交換を行ったほか、水俣条約外交会議への参加を要請しました。

7.今後の予定

次回閣僚級会合は2013年11月21日(木)(COP19期間中)にワルシャワ(ポーランド)で開催される予定です。

(了)

連絡先
環境省地球環境局国際地球温暖化対策室
代表:03-3581-3351 直通:03-5521-8330
室長   :新田 晃   (6772)
交渉官  :水谷 好洋  (6773)
室長補佐:坂井 美穂子(6786)

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