報道発表資料

平成12年3月10日 この記事を印刷

平成11年度「子供の遊び場」のダイオキシン類実態調査結果について

環境庁では、子供の遊び場における土壌中ダイオキシン類濃度の実態及び子供の遊び場の利用状況等を明らかにすることを目的として、全国 354 地点において調査を実施し、平成 11 年 11 月に速報として公表したところである。
  その後、これらの速報値について分析精度等の検討を行うとともに、子供の遊び場の利用状況等に関するアンケート調査の集計を行い、今般、最終的な調査結果を別添のとおり取りまとめた。
(1) 濃度の実態
 
  全地点の平均値は 0.91 pg-TEQ/g(最小0pg-TEQ/g〜最大 54 pg-TEQ/g)であった  (注)。

  これらの値は、「平成10年度ダイオキシン類緊急全国一斉調査」における全国 286 地点の平均値 6.5 pg-TEQ/g 及び最大値 61 pg-TEQ/g(PCDD 及び PCDFのみでは、全国 344 地点の平均値 6.2 pg-TEQ/g 及び最大値 110 pg-TEQ/g)をそれぞれ下回っており、また、ダイオキシン類に係る土壌の環境基準1,000 pg-TEQ/g及び調査指標 250 pg-TEQ/g(いずれも平成 11 年環境庁告示第 68 号)と比べても低く、特に問題のある地点はなかった。
 
(2) 利用状況等調査
 
    保護者等へのアンケート調査の結果から、土(砂)遊びに伴い土(砂)を口にいれる頻度については、「毎回見られる」又は「よく見られる」と回答があったのは10 %未満であり、また、土(砂)遊び後の手洗いの状況については、95 %以上が  「必ず洗わせる」と回答があった。

  環境庁では、今後、本調査結果等をもとに、土壌中のダイオキシン類による影響評価について引き続き調査・検討していく予定である。
 


(注) 速報を公表(平成11年11月25日)した後、一部の試料の分析にコンタミネーションのおそれがあることが判明したことから、これらの試料を再分析した結果、全地点の平均値は 0.91 pg-TEQ/g(最小0pg-TEQ/g〜最大 54 pg-TEQ/g)となった。
(速報値では、全地点の平均値は 1.1 pg-TEQ/g(最小0pg-TEQ/g 〜最大 54 pg-TEQ/g )であった。)
ここでは、ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン(以下「PCDD」という。)、ポリ塩化ジベンゾフラン(以下「PCDF」という。)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(以下「Co-PCB」という。)を「ダイオキシン類」という。

添付資料

連絡先
環境庁水質保全局土壌農薬課
課 長 :西尾  健(内線6650)
 補 佐 :藤倉まなみ(内線6652)
 担 当 :九澤 和英(内線6653)

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