報道発表資料

平成25年3月26日
地球環境
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東アジア首脳会議環境大臣会合第4回「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」の開催結果について(お知らせ)

 平成25年3月21日から22日、ベトナムのハノイにおいて、第4回環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナーが日・ASEAN友好協力40周年記念行事として以下のとおり開催されました。

1.
経緯:2008年、ベトナムにて開催された第1回東アジア首脳会議(EAS)環境大 臣会合において、EAS諸国における環境協力の優先活動分野として「環境的に持続可能な都市(ESC)」が決定しました。これを踏まえ、EASの枠組みのもと東アジア地域におけるESC実現をテーマにセミナーを開催しているものです。第1回ハイレベルセミナーは、平成22年3月インドネシア(ジャカルタ)で、第2回ハイレベルセミナーは、平成23年3月福岡県北九州市で、第3回ハイレベルセミナーはカンボジア(シェムリアップ)で、そして今回第4回ハイレベルセミナーがベトナム(ハノイ)で開催されました。
2.概要
(1)開催日時:
平成25年3月21日(木)−22日(金)
(2) 開催場所:
ベトナム ハノイ
(3) 主催:
ベトナム、日本、インドネシア、豪州
(4)参加:
東アジア首脳会議環境大臣会合に参加する18カ国のうち、15の中央政府(ASEAN10か国、日本、中国、韓国、米国、豪州)をはじめ、21の自治体、29の各種機関等から約200名が参加しました。日本からは谷津環境省地球環境審議官他が出席しました。
3.セミナー結果:
(1)
冒頭、谷津環境省地球環境審議官が挨拶をし、アジアの都市における環境問題と温室効果ガス削減を同時達成するために、二国間オフセット・クレジット制度を用いて、日本の優れた技術を活かした新しいプロジェクトをいくつかのモデル都市で実施していくことを発表し、自治体・民間セクター・研究機関及び援助機関や国際開発機関との連携の強化の必要性を強調しました。
(2)
本セミナーの中では、ASEAN各国からASEANモデル都市プログラム(日・ASEAN統合基金(JAIF)にて実施)の成果報告が行われた他、環境的に持続可能な都市の更なる促進に向けた各国や国際機関の取組み等について意見交換が行われました。また、廃棄物管理、水と衛生、コベネフィット、低炭素社会等のテーマ別セッションにおいて、アジア各都市の取組みの紹介等が行われました。
(3)
本セミナーのまとめとして、以下のポイントをEAS環境大臣に奨励することを柱とする議長サマリーが採択されました(議長サマリーは「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」ホームページに掲載される予定です<http://www.hls-esc.org/>)。
  • 先進国が過去に体験したような、環境問題を引き起こすような形での経済発展ではなく、それらをデカップリングしたリープフロッグ型の発展を目指すこと
  • 制度、法律の整備、遵守・執行を強化
  • 国家及び都市レベルでの低炭素計画の策定
  • 地域の環境問題と気候変動緩和とのコベネフィットの最大化を目指すために、省エネルギー、再生エネルギー、スマートグリッド、グリーン建築、交通、廃棄物、上下水道などの分野で最高水準の技術をできるだけ導入していく
  • 最高水準の技術を普及させるために、金融、援助機関、国際開発機関等との協力
  • 姉妹都市など自治体間のパートナーシップ及び民間セクターや研究機関とのパートナーシップを強化すること
(4)
また、谷津地球環境審議官は、本セミナー期間中に、カードン東南アジア諸国連合(ASEAN)米国代表部大使と会談しました。
連絡先
環境省地球環境局国際連携課国際協力室
代表 : 03-3581-3351
直通 : 03-5521-8248
室長    : 川又 孝太郎 (内線 : 6765)
室長補佐 : 西前 晶子  (内線 : 6761)
担当    : 溝口 恵子  (内線 : 6764)

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