報道発表資料

平成24年11月16日
水・土壌
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平成24年度水生生物放射性物質モニタリング調査結果(春期調査)(お知らせ)

 環境省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の水質・底質について放射性物質モニタリングを実施しているところです。

 今般、この一環として福島県内を中心に実施していた、水生生物放射性物質モニタリング(春期調査:(採取日)平成24年6月3日〜7 月11日)について、測定結果を取りまとめましたので、公表します。

 なお、これまで実施した、公共用水域放射性物質モニタリングの結果については、以下のHPで掲載しております。
http://www.env.go.jp/jishin/rmp.html#monitoring

1. 調査概要

(1) 調査地点

区分 調査水域 調査地点等 実施日
河川 A 阿武隈川 新舟橋付近、原瀬川(支川 平成24年6月20日、7月11日
B 大正橋付近、摺上川(支川 平成24年6月19日
C 新田川 平成24年6月8日
D 真野川 平成24年6月6日~8日
湖沼 E はやま湖(真野ダム) 平成24年6月6日、7日、28日
F 秋元湖 平成24年6月3日、4日
G 猪苗代湖 北岸 平成24年6月5日
H 南岸 平成24年6月4日、5日
海域 I いわき市沖(久之浜沖周辺) 平成24年7月6日
J 相馬市沖(松川浦) 平成24年6月19日
K 阿武隈川河口沖 平成24年6月28日

(地図別添)

(2) 調査内容

 調査地点において水生生物(水生昆虫、藻類、甲殻類、貝類、魚類等)等を採取し、種類ごとに放射性物質濃度(放射性セシウム(セシウム134、セシウム137)等)を測定。

2.放射性セシウム((Cs-134、Cs-137合計))測定結果概要(詳細別添)

[1]河川、湖沼(下段は平成23年度冬季調査結果)

 生育段階、種類が異なることから、一概には冬季調査との比較は困難だが、水域・生物種によってバラツキはあるものの、概ね、冬季調査と同程度の水準の放射性セシウムが検出されている。

      植物
(藻類等)
水生昆虫 甲殻類 貝類 魚類 両生類 粗粒状有機物
(枯葉等)
阿武隈川水系 阿武隈川A H24
 740
(藻類)
 52
(4種混合)
181 170  50~167
(7種)
 290~420
(5種)
H23
 340
(3種混合)
156  61~171
(3種)
920
阿武隈川B H24
 550
(藻類)
 76~650
(10種)
 280370
(2種)
 330
(4種混合)

115~680
(3種)
 1,120  
真野川水系 はやま湖E (真野ダム) H24
 1870
(藻類)
 510
(7種混合)
 280~4,400
(4種)
3,200
H23
 520
(5種混合)
 91~ 1,010
(5種)
800
真野川D H24
 260
(藻類)
 198
(14種混合)
223 182 202~970
(4種)
1,410
 670
(3種混合)
 190~2,600 (4種)  
新田川C H24
 440~11,400 (5種)
秋元湖F H24
 46
(種子植物)
 183  88~470
(7種)
 540 250
H23
 180 167~510
(8種)
猪苗代湖 猪苗代湖G
(北岸)
H24
 500
(藻類)
 77~380
(6種)
猪苗代湖H
(南岸)
H24
 9
(種子植物)
 46~430
(6種)

※測定に供する試料は、魚類を含め、個体丸ごととしている。
なお、水生昆虫等試料が少ない種は、調査水域・地点ごとに混合し、放射性物質濃度を測定。

[2] 海域(下段は平成23年度冬季調査結果)

 生育段階、種類が異なることから、一概には冬季調査との比較は困難だが、概ね、冬季調査と同程度の水準の放射性セシウムが検出されており、河川、湖沼に比べ、水生生物の放射性セシウムの濃度は比較的低い傾向。

単位:Bq/kg-wet

  植物
(藻類等)
ウニ、ヒトデ、ナマコ 甲殻類 貝類 イカ・タコ 魚類
軟体部 貝殻
いわき市沖
I(久之浜)
H24
 22、33
(藻類2種)
21、97
(ウニ2種)
 13  24  7.6~290
(8種)
H23
 27、150(藻類2種)  7.1~212
(4種(ウニ、ヒト
デ、ナマコ
))
 -  42、67
(2種)
 4.7、27
(同左)
 6.8~18.0
(5種)
 12.2~260
(19種)
相馬市沖
J(松川浦)
H24
13、102
(藻類2種)
14
(種子植物)
 -  12~87
(4種)
4.1、5.7
(2種)
9、56
(同左)
 -  11~166
(5種)
阿武隈川河口
沖K
H24
 -  -  8.4、21
(2種)
 -  -    11~42
(5種)
H23
 -  -  -  20  3.6  -  2.15

※測定に供する試料は、魚類を含め、個体丸ごととしている。

3.今後の予定

 継続的に水生生物の放射性物質測定を実施(年3~4回程度を予定)。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
直通   :03-5521-8316
代表   :03-3581-3351
課長   :北村 匡    (内線6610)
課長補佐:古田 哲央  (内線6614)
担当   :阿久津 正浩(内線6627)

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