報道発表資料

平成24年9月13日
大気環境
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平成24年9月5日〜9月11日までの全国の暑さ指数(WBGT)の観測状況及び熱中症による救急搬送者数と暑さ指数との関係について(お知らせ)(平成24年度第2報)

 環境省では毎年6月〜9月に熱中症等の予防に活用するため、全国約150地点の暑さ指数(WBGT)の実況値・予測値の提供を行っています(環境省熱中症予防情報サイト)。今般、全国の熱中症搬送者数が急増していることから、従来の暑さ指数の情報提供に加え、過去数週間程度の暑さ指数の観測状況、暑さ指数と熱中症搬送者数との関係について、定期的に情報提供を行っております。本情報等を活用し、広く熱中症の予防にご協力いただきますようお願いいたします。

1.概要

 環境省では毎年6月〜9月に熱中症等の予防に活用するため、全国約150地点の暑さ指数(WBGT)の実況値・予測値の提供を行っています。今般、全国の熱中症による救急搬送者数が急増していることから、従来の暑さ指数の情報提供に加え、過去数週間程度の暑さ指数の観測状況、暑さ指数と熱中症による救急搬送者数との関係について、定期的に情報提供を行います。

暑さ指数(WBGT(wet-bulb globe temperature))とは?

PHOTO1

 米国陸軍での訓練の際の熱中症を予防することを目的として1957年に米国で提案された指標。
 人体に与える影響の大きい[1]湿度、[2]日射等からの熱、[3]気温の3つを取り入れた指標。気温と異なり人体と外気との熱収支に着目した指標で、労働環境や運動環境の指針としてISO等で国際的に規格化されている。
 (算出方法)
 屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
 (単位は気温と同じ「℃」になる。)

※黒球温度:黒色に塗装された薄い銅板の球の中心に温度センサーを入れて観測する。(右図)


2.先週(9月5日〜9月11日)の全国の暑さ指数の各都市の状況について

暑さ指数28℃以上の時間数(168時間中)

[1] 久米島(沖縄県)
66時間
[2] 石垣島(沖縄県)
60時間
[3] 西表島(沖縄県)
58時間、宮古島(沖縄県) 58時間
[4] 与那国島(沖縄県)
54時間
[5] 沖永良部島(沖縄県)
53時間
[6] 南大東島(沖縄県)
52時間
[7] 名護(沖縄県)
51時間
[8] 館山(千葉県)
50時間、名瀬(鹿児島県) 50時間

<参考>全国6都市の観測地点
新潟(新潟県) 11時間
東京(東京都) 22時間
名古屋(愛知県)22時間
大阪(大阪府) 17時間
広島(広島県) 18時間
福岡(福岡県) 11時間

(注1)
暑さ指数は、これまでの調査結果による推定手法を用いて、気象庁の観測資料から推定した値です。
(注2)
前回第1報でお知らせした暑さ指数31℃以上の時間数(168時間中)は、今回の調査では、石垣島の8時間が最多で、153地点のうち144地点では0時間でした。なお、暑さ指数31℃以上とは、(公財)日本体育協会の指針において、特別の場合以外は運動を中止するレベルです。
(注3)
暑さ指数28℃以上とは、(公財)日本体育協会の指針における、厳重警戒レベルです。

3.暑さ指数(6都市)と熱中症による救急搬送者数(全国)との関係

6都市:東京都、大阪市、名古屋市、新潟市、広島市、福岡市

Graph

9/5から6都市平均の最高WBGTは28〜29℃で、熱中症による救急搬送者数は消防庁発表の速報によると、200名前後のやや高い水準が続いています。
9/5から9/11までの期間、熱中症危険度の「厳重注意」を示すWBGT28℃を超えた地点は、前の週よりやや少なくなっていますが65〜102地点(全153地点)で、熱中症に厳重な注意が必要な状態が続いています。
気象庁発表(9/11 11時時点)の週間天気予報では、最高気温・最低気温ともに平年並か平年より高く、平年よりかなり高い所もある見込みです。屋外での作業や運動などを中心に、熱中症に対し引き続き十分な注意が必要です。こまめな水分補給や休息をとるなど、体調管理に注意してください。
(注)
6都市における暑さ指数は、環境省の観測と気象庁の観測資料から求めた観測値です。
6都市:東京、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡

4.関連情報

【全国約150地点の暑さ指数(WBGT)の予測値等の提供】
「環境省熱中症予防情報サイト」
(PC)http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/
(携帯)http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/kt/index.html
【熱中症による救急搬送者数の速報値】
 http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html
【熱中症の危険度カテゴリー:日常生活における熱中症の予防指針】
 http://www.med.shimane-u.ac.jp/assoc-jpnbiomet/pdf/shishinVer2.pdf
【気象庁週間天気予報】
 http://www.jma.go.jp/jp/week/

5.その他

次回は平成24年10月上旬に公表予定です。

連絡先
環境省水・大気環境局大気生活環境室
直通      :03-5521-8300
代表      :03-3581-3351
室長事務取扱:加藤 庸之(内線6510)
室長補佐   :山根 正慎(内線6542)
担当      :小池 要  (内線6578)

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