報道発表資料

平成24年6月8日
水・土壌
この記事を印刷

環境測定分析統一精度管理調査に関する平成23年度調査結果の取りまとめについて(お知らせ)

 環境省では、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上等を目的として、環境測定分析統一精度管理調査を実施しています。今般、平成24年度環境測定分析検討会において、平成23年度の調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。
 また、今般得られた結果について、分析上の留意点とともに、参加した分析機関にフィードバックすることを目的として、7月に東京、大阪及び福岡で調査結果説明会を開催します。
 このため、平成24年6月8日(金)から7月3日(火)まで本説明会の参加希望者を募集します。

1.平成23年度調査結果の概要

平成23年度は、下記の項目について調査を実施しました。

(1)基本精度管理調査の調査項目

 ・ 模擬排水試料:
COD、BOD、ふっ素、TOC

(2)高等精度管理調査の調査項目

 ・ 模擬水質試料
農薬(ジクロルボス、フェノブカルブ)及びその他の物質(ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA))
 ・ 土壌試料:
ダイオキシン類
※前年度の調査結果を踏まえた調査(追跡調査)

 分析機関からの回答は、地方公共団体が117機関、民間が397機関でした。
 調査結果については、全体的に良好もしくは相応な精度でした。特に、模擬排水試料中のCOD、ふっ素及びTOCについては良好な結果で、また、追跡調査として実施した模擬水質試料中の農薬等については、昨年度よりも低濃度であり、共存物質が添加となったにもかかわらず、前年度と同程度かそれ以上の精度となりました。なお、環境測定分析検討会による講評を含めた詳細は、環境測定分析統一精度管理調査ウェブサイトのトップページ(http://www.seidokanri.go.jp/)の『お知らせ』に掲載していますので、そちらをご覧ください。

2.平成23年度環境測定分析統一精度管理調査結果説明会の開催について

 平成23年度に実施した調査結果の説明会を、東京、大阪及び福岡の3都市において7月に開催します。その説明会への参加希望者を本日から募集します。なお、会場の都合等から、平成23年度環境測定分析統一精度管理調査に参加した機関の参加希望を優先しますので、あらかじめ御了承ください。

開催予定、スケジュール

(1)東京会場
日時:
平成24年7月12日(木)13:00〜17:00
場所:

日本青年館ホテル 中ホール
〒160−0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7-1  TEL 03-3265-8111
URL:http://www.nippon-seinenkan.or.jp/access/

(2)大阪会場
日時:
平成24年7月18日(水)13:00〜17:00
場所:

大阪コロナホテル 別館200AB会議室
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路1-3-21  TEL 06-6323-3151
URL:http://www.osakacoronahotel.co.jp/party/access.html

(3)福岡会場
日時:
平成24年7月25日(水)13:00〜17:00
場所:

パピヨン24オフィス 第10、11会議室
〒812-0044 福岡市博多区千代1-17-1  TEL 092-633-2222
URL:http://www.papillon24.jp/access/index.html

各都市の本説明会のプログラム等の詳細は、環境測定分析統一精度管理調査ウェブサイト(http://www.seidokanri.go.jp/)に掲載していますので、そちらをご覧ください。

募集期間

平成24年6月8日(金)から7月3日(火)(当日必着)まで

参加希望の申込み等に関する問い合わせ

一般財団法人 日本環境衛生センター 環境科学部(担当:西尾、紀平)

〒210-0828 川崎市川崎区四谷上町10-6
TEL:044-288-5130   FAX:044-288-5232  E-mail:kagaku@jesc.or.jp

参考(環境測定分析統一精度管理調査の背景)

 我が国においては、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等の法令に基づいて、環境基準の設定や汚染状況の監視、工場・事業場に対する排出規制、公害防止・環境保全に係る国・地方の各種計画等の策定等、様々な施策が実施されています。
 環境測定分析は、これらの法令や制度・施策を実施するためのすべての基礎であり、地方自治体や民間の環境測定分析機関において測定分析に携わっている技術者が、これを支えています。
 環境測定分析の方法は、法令等によって公定法として規定されています。しかし、試料の採取・保管・前処理から、測定分析機器・薬品等の管理・調整・操作に至るまで、公定法に規定されていない細部を含めて、測定分析に携わる技術者の技能・経験・考え方が、データの精度に大きな影響を及ぼします。
 環境測定分析の精度が確保されなければ、上記の法令や制度・施策の実効性が損なわれ、環境行政への社会の信頼を揺るがす事態となります。また、誤った測定分析データにより適切な排出規制が行われず、対策措置が取られなかった場合には、それによって失われた環境の修復に多大な費用・労力と長い年月を要し、大きな社会的・経済的損失を招くこととなります。こうした背景から、環境省では、「環境測定分析統一精度管理に関する調査」を毎年度継続して実施し、環境測定分析機関による測定分析の精度の向上及び信頼性の確保を図っています。

 本調査は、近年では500前後の環境測定分析機関が参加する我が国でも最大規模の調査です。また、長期的な計画に基づいて、幅広い試料や項目を対象とするとともに、試料ごとに統計的な分析・評価を行い、その評価結果などについても明らかにしています。
 また、調査結果については毎年度「調査結果説明会」等を開催し、分析上の留意点や分析結果に関して分析機関に技術的な問題点等をフィードバックしています。併せて環境測定分析統一精度管理調査専用ホームページ(http://www.seidokanri.go.jp/)において、環境測定分析の精度向上に資する情報などを提供しています。
 このような調査内容は、国内外で実施されている他の外部精度管理調査にはなく、本調査の優れた特徴となっています。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸  (内線6550)
補佐:大久保 敦  (内線6551)
担当:佐久間 宇洋(内線6554)

ページ先頭へ