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平成24年1月10日
「気候変動に係る日中政策研究ワークショップ」の結果について(お知らせ)
1 月6 日(金)に中国・北京にて「気候変動に係る日中政策研究ワークショップ」が開催
され、日中における地球温暖化対策の現状と今後の見通し、COP17 の結果を踏まえた今後の
研究協力のあり方等について、両国の政策担当官・研究者が意見交換を行いました。
- 「気候変動に係る日中政策研究ワークショップ」は、気候変動に関する日中の研究面からの知
見について、それぞれの国の政策担当官・研究者が意見交換を行う会議です。我が国からは環
境省、地球環境戦略研究機関(IGES)、中国からは能源研(中国国家発展改革委員会エネルギ
ー研究所;ERI)、国家可再生能源中心、北京工業大学、清華大学等の各研究所・シンクタンクに
加え、世界資源研究所(WRI)の研究者が参加しました。環境省では、引き続き、中国と気候変動
に関する意見交換等を進めていく予定です。
- 3.議題:
- 日中における温暖化対策の現状と今後の見通し、COP17の結果を踏まえた今後の政策研究
協力のあり方 等
- 4. 概要
- 中国側からは、能源研等の研究者から、第11次五カ年計画の評価、第12次五カ年計画におけ
る低炭素開発に関する取り組み、同計画における温室効果ガスの削減目標の実施計画や基礎的統計データの整備・能力強化の体制、地方レベルでの排出量取引の試行、2℃目標を意識し
た低炭素政策の見通し、再生可能エネルギー開発の現況等について発表がなされました。我が
国からは、京都議定書第一約束期間の目標の達成状況、地球温暖化対策税等の温暖化対策の
検討・実施状況、途上国の気候変動対策に対する支援のモニタリング・評価の手法等の我が国
の政策の検討・実施状況について紹介しました。
- それぞれの発表内容について活発な意見交換が行われるとともに、最後のセッションでは、
COP17の結果を踏まえ、今後の国際交渉の促進に向けて研究者に期待される役割及び本ワー
クショップを含む日中の政策研究協力のあり方等について議論を行いました。その結果、2℃目
標達成に向けた低炭素社会の実現や将来枠組みにおける野心的な排出削減目標の設定方法
等について、今後の交渉を進展させていく意味でも、研究者からの積極的な提案が必要であるこ
とを確認するとともに、今後具体的な研究協力分野の絞り込みを検討していくこととしました。
連絡先
環境省地球環境局
地球温暖化対策室
直通 :03-5521-8330
代表 :03-3581-3351
室長 :関谷 毅史 (6772)
交渉官 :大井 通博(6773)
補佐 :浦上 亜希子 (6994)