報道発表資料

平成23年10月18日
水・土壌
この記事を印刷

ゴルフ場で使用される農薬に係る平成22年度水質調査結果について

 ゴルフ場で使用される農薬について、平成22年度に地方自治体及び地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめましたので公表します。
 本調査は、563か所のゴルフ場を対象に、延べ22,727検体について実施しました。その結果、ゴルフ場の排出水の農薬濃度目標(指針値)を超過したゴルフ場排出水はありませんでした。

1.経緯

 環境省は、平成2年5月、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁を未然に防止するため、ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査の方法やゴルフ場の排水口における農薬濃度目標(指針値)等を定めた「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を策定し、都道府県に通知しました。都道府県等においては、その後、同指針に基づき、ゴルフ場で使用される農薬について調査・指導が行われています。
 環境省では、平成2年度から、地方自治体により実施されたゴルフ場排出水等の水質調査結果を取りまとめており、また、平成16年度からは、環境省地方環境事務所において実施された水質調査結果についても併せて取りまとめています。

2.平成22年度水質調査結果の概要

[1]調査を実施した都道府県数
47
(うち、地方環境事務所が調査を行った都道府県数:20都道県(6都道県において重複して調査))
[2]調査対象となったゴルフ場数
563か所
(うち、地方環境事務所が調査を行ったゴルフ場数:23か所)
[3]調査対象農薬数
75種類
[4]総検体数
22,727検体
(うち、地方環境事務所が調査を行った検体数:1,725検体)
[5]指針値超過排水口調査検体数
0検体(別表1、2のとおり)

3.ゴルフ場排水口以外の採水地点における水質調査結果

 指針値は、ゴルフ場排水口における農薬濃度目標であることから、水質調査結果はゴルフ場排水口の調査検体で評価しています。一方、ゴルフ場の構造等によって排水口における調査が困難な場合には、場内の調整池、排水路等でゴルフ場からの農薬の流出実態が適切に把握できる地点において調査を行っております。平成22年度は、排水口以外で15,846検体の農薬について調査を行いましたが、1検体のみ指針値を超過しました。
 具体的には、愛知県内のゴルフ場で、指針値の評価対象ではない調整池において1検体が下記の通り指針値を超過しました。

農薬名調整池の検出値排水の指針値(改正前)
トリクロルホン0.13mg/L0.05mg/L(0.3mg/L)

 この調査結果を踏まえ、関係機関が連携して、当該ゴルフ場への立入指導、当該農薬の自主測定の指導等の適切な指導を行っています。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局土壌環境課農薬環境管理室
直通:03-5521-8311
代表:03-3581-3351
室長:西嶋 英樹(内線6640)
室長補佐:荒木 智行(内線6641)
係長:平林 太輔(内線6643)
担当:小林 克明(内線6643)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ