報道発表資料

平成23年10月11日
水・土壌
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被災地の公共用水域の水質モニタリングにおける追加測定結果の公表について(お知らせ)

 環境省では、東日本大震災を受け、被災地の公共用水域において緊急的に有害物質等の水質モニタリングを実施しました(調査日:青森県6月6日、岩手県6月2〜8日、宮城県6月3〜5日、福島県5月27日〜6月3日)。
 今般、本調査時に水質と併せて採取した一部地点の底質について、追加測定を行いましたので、この結果を公表します(採取日:調査日と同じ)。
 なお、有害物質等に係る水質の測定結果(速報)及びダイオキシン類に係る水質・底質の測定結果(速報)については、公表済みです(公表日:[有害物質等]福島県内分6月30日、岩手県及び宮城県内分7月8日、青森県及び茨城県内分7月15日、[ダイオキシン類]全県分9月6日)。

1.測定内容

(1)測定地点

 有害物質等に係る水質の測定を行った地点のうち、津波による被害が大きく工場・事業所の特に多い地域等における河川・海域の代表的地点

青森県 海域7地点
岩手県 河川17地点、海域14地点
宮城県 河川5地点、海域25地点
福島県 河川3地点、海域5地点 合計76地点

(2)測定項目

人の健康の保護に関する水質の環境基準項目のうち蓄積性のある以下の項目

重金属(カドミウム、鉛、六価クロム、砒素、総水銀、セレン)
ポリ塩化ビフェニル(PCB)

2.結果概要

 いずれの地点についても、水銀を含む底質の暫定除去基準値、PCBを含む底質の暫定除去基準値、土壌汚染対策法の土壌含有基準値を上回る値は見られなかった。
 また、東日本大震災以前に県等関係機関が実施した底質の調査結果と同程度又はそれ以下の値であった。

底質については、ダイオキシン類に係る底質の環境基準を除き、環境基準は定められていない。
測定結果の評価にあたり参考とした基準値
底質の暫定除去基準値(「底質の暫定除去基準について」(昭和50年10月28日 環水管第119号 環境庁水質保全局長通知))
・水銀を含む底質の暫定除去基準値:
25ppm(mg/kg)以上
・PCBを含む底質の暫定除去基準値:
10ppm(mg/kg)以上
土壌汚染対策法施行規則(平成14年12月26日 環令第29号)別表第3
・カドミウム及びその化合物:
150mg/kg
・水銀及びその化合物:
15mg/kg
・六価クロム化合物:
250mg/kg
・鉛及びその化合物:
150mg/kg
・砒素及びその化合物:
150mg/kg
・セレン及びその化合物:
150mg/kg

3.今後の対応

 県等の関係機関に測定結果を提供するとともに、県等の関係機関における水質の常時監視結果等を踏まえ、更なる被災地の公共用水域における底質モニタリングの実施について検討する予定。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
直通:03-5521-8316
代表:03-3581-3351
課長:吉田 延雄(内線6610)
課長補佐:古田 哲央(内線6614)

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