報道発表資料

平成23年6月17日
水・土壌 廃棄物
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東日本大震災の災害廃棄物に起因する害虫及び悪臭への対策について(お知らせ)

 東日本大震災の災害廃棄物に起因する害虫及び悪臭への対策として、環境省所管法人等に、関係県及び市町村の担当者向けの相談窓口を設置し、本日、関係県あてにその旨を通知します。
 また、腐敗した魚介類からの悪臭対策について、今月6〜8日に、環境省職員及び臭気判定士等の専門家が現地を巡回して市町担当者等へ助言を行いました。

1.相談窓口の設置について

 東日本大震災の被災地における生活環境を保全するため、現在住民が生活を営む場所の近傍にある災害廃棄物に起因する、害虫や悪臭についての配慮が重要となっています。
 これらの対策としては、早期に廃棄物処理を終えることが抜本的対策ですが、これには時間を要することが見込まれるため、それまでの間は、個々のケースに対して、きめ細かく技術的な支援をすることが重要です。
 特に、これから夏を迎えようとしている中、このような支援が更に重要性を増すことから、対策の専門知識を持つ社団法人日本ペストコントロール協会、財団法人日本環境衛生センター及び公益社団法人におい・かおり環境協会において、関係県及び市町村の担当者向けの相談窓口を設置することとし、本日、環境省から関係県あてにその旨の通知をします。今回設置した相談窓口は次の(1)〜(3)のとおりです。

(1)災害廃棄物の消毒及び災害廃棄物に起因する害虫の防除に関する相談

社団法人日本ペストコントロール協会(東京都千代田区神田鍛冶町3-3-4)

(2)害虫の発生抑制に配慮した災害廃棄物の処理方法に関する相談

財団法人日本環境衛生センター(神奈川県川崎市川崎区四谷上町10-6)

(3)災害廃棄物に起因する悪臭に関する相談

公益社団法人におい・かおり環境協会(東京都千代田区東神田2-6-2)

2.被災地での悪臭対策アドバイザーの巡回結果について

 災害廃棄物の円滑かつ迅速な処理を推進するため、環境省職員、研究者及び技術者で構成するチームによる被災地の巡回訪問を5月30日(月)から実施していますが、6月6日(月)〜8日(水)においては、公益社団法人におい・かおり環境協会の技術者がアドバイザーとして同行し、特に悪臭対策について、市町担当者等へ対策の助言等を行いました。
 具体的には、次のとおり、水産加工施設等から流れ出たり、施設内で腐敗した魚介類からの悪臭に関して、消石灰の散布や埋設保管の方法について助言等をしています。

(1)巡回者

公益社団法人におい・かおり環境協会4名、環境省悪臭担当職員2名

(2)巡回先及び結果

巡回日 巡回市町 結果
6月6日
(月)
陸前高田市 漁港内の冷凍倉庫が被災。漁港内で腐敗した魚の埋設保管が進められており、埋設方法等について助言(消石灰、おがこの使用など)。
大船渡市 漁港内に海洋投入を行う予定の腐敗した魚のほか、漁港付近の工業団地内では水産会社のがれきの中に腐敗した魚が混じっており、消石灰散布等の悪臭対策を助言。
6月7日
(火)
大槌町 漁港内で、廃棄物となった養殖棚や漁網を仮置き。今後、混ざっている魚、カキ等を取り外して埋設保管する予定であり、保管方法等について助言(消石灰やおがこの使用、覆土の方法など)。
釜石市 沿岸の水産会社の冷蔵庫が壊れて場内に腐敗した魚がある。埋設保管が進められており、保管方法等について助言(消石灰やおがこの使用、覆土の方法など)。
山田町 魚についてはおおむね処分済み。がれきの仮置場内を確認した。
6月8日
(水)
宮古市 漁港の冷蔵庫内や散乱した魚は埋設保管しており、埋設地の悪臭の改善策について助言(埋設場所の雨水の逃がし口の確保など)
上記以外の市町村については、今回設置した相談窓口において相談受付け、助言等を行います。

添付資料

連絡先
環境省廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
直通:03-5501-3154
代表:03-3581-3351
課長:徳田 博保(内線6841)
課長補佐:藤原 忠(内線6846)
担当:大野 皓史(内線6857)

環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室
直通:03-5521-8299
室長:大村 卓(内線6540)
室長補佐:中西 正光(内線6543)
担当:楠本 綾(内線6545)

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