報道発表資料

平成23年3月14日
大気環境
この記事を印刷

平成21年度 大気汚染状況について(有害大気汚染物質モニタリング調査結果)

 大気汚染防止法に基づき、地方公共団体では有害大気汚染物質の大気環境モニタリングを実施しているが、今般、平成21年度の調査結果について、環境省の調査結果と併せて取りまとめた。調査は21物質を対象としている。

 

1.環境基準が設定されている物質(4物質)

物質名測定地点数環境基準
超過地点数
全地点平均値
(年平均値)
環境基準
(年平均値)
ベンゼン436[451]1[1]1.3[1.4]μg/m33μg/m3以下
トリクロロエチレン404[399]0[0]0.53[0.65]μg/m3200μg/m3以下
テトラクロロエチレン388[399]0[0]0.22[0.23]μg/m3200μg/m3以下
ジクロロメタン406[397]0[0]1.7[2.3]μg/m3150μg/m3以下

※[ ]内は平成20年度実績

 ベンゼンは1地点(前年度:1地点)で環境基準を超過したが、その他の3物質は、すべての地点で環境基準を満たしていた。

2.環境中の有害大気汚染物質による健康リスクの低減を図るための指針となる数値(指針値)が設定されている物質(8物質)

物質名測定地点数指針値
超過地点数
全地点平均値
(年平均値)
指針値
(年平均値)
アクリロニトリル362[370]0[1]0.079[0.093]μg/m32μg/m3以下
塩化ビニルモノマー362[378]0[0]0.066[0.053]μg/m310μg/m3以下
クロロホルム361[367]0[0]0.21[0.22]μg/m318μg/m3以下
1,2-ジクロロエタン363[376]3[1]0.17[0.16]μg/m31.6μg/m3以下
水銀及びその化合物294[293]0[0]2.0[2.1]ngHg/m340ngHg/m3以下
ニッケル化合物300[302]1[1]4.2[4.9]ngNi/m325ngNi/m3以下
ヒ素及びその化合物280[-]4[-]1.5[-]ngAs/m36ngAs/m3以下
1,3-ブタジエン406[413]0[0]0.16[0.18]μg/m32.5μg/m3以下

※[ ]内は平成20年度実績

 1,2-ジクロロエタンは3地点(前年度:1地点)、ニッケル化合物は1地点(前年度:0地点)、ヒ素及びその化合物は4地点で指針値を超過したが、その他の5物質は全ての地点で指針値を満たしていた。なお、ヒ素及びその化合物については、平成22年10月の中央環境審議会答申(第9次答申)を受けて指針値が設定された。

 (注)年平均値は、月1回、年12回以上の測定値の平均値である。

3.環境基準等が設定されていないその他の有害大気汚染物質(9物質)

 21物質のうち9物質については、環境基準や指針値が設定されていないが、継続的に測定が行われている地点の濃度推移を経年的に見ると、クロム及びその化合物、ベリリウム及びその化合物、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒドについては低下傾向、アセトアルデヒド、酸化エチレン、マンガン及びその化合物については緩やかな低下傾向であった。

4.今後の対応

 環境省においては、今後とも、PRTRデータ及び有害大気汚染物質モニタリング結果等により、排出量や大気環境濃度等を継続的に検証・評価し、地方公共団体及び関係団体等との連携のもと、有害大気汚染物質対策を推進していくこととしている。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
直通 03−5521−8295
代表 03−3581−3351
課長 山本 光昭(6530)
課長補佐 苔口 聖史(6572)

環境省水・大気環境局自動車環境対策課
直通 03−5521−8301
課長 山本 昌宏(6520)
主査 有井 大介(6563)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ