報道発表資料

平成22年5月17日
自然環境
この記事を印刷

知床世界自然遺産登録5周年記念シンポジウム等の開催について(お知らせ)


 平成22年7月17日、知床は世界自然遺産登録5周年を迎えます。そこで、本年6月12日、13日の2日間、横浜市において「知床世界自然遺産登録5周年記念シンポジウム」を開催することとなりました。

 本シンポジウムでは、知床のこれまでの5年間の取組を振り返るとともに、世界自然遺産地域の保全管理について、平成5年に世界自然遺産に登録された屋久島と白神山地、さらに世界自然遺産候補地である小笠原諸島の関係者と議論を深めます。参加を希望される方は、事前に以下の方法によりお申し込みください。

 また、当日は知床を含む4地域の自然の魅力などを伝えるパネル展等も同時開催いたします。こちらは事前申込不要ですので、直接会場までお越しください。

1.知床世界自然遺産登録5周年記念シンポジウム

[1]目的

 平成22年7月17日、知床は世界自然遺産登録5周年を迎えます。
 知床では、世界遺産登録以前から科学委員会を設け、統合的な海域管理計画の策定、サケ科魚類の遡上を確保するための河川工作物の改良、深刻な植生被害を及ぼすエゾシカ対策等を科学的・順応的に進めてきました。世界自然遺産の保全管理においては、生態系などについて適切にモニタリングを実施し、その結果を科学的に評価し、柔軟に管理方策を見直していくことが重要です。その上で、知床の科学委員会は大きな役割を果たしてきました。
 世界自然遺産地域の保全管理に関するこのような取組は、平成20年2月に現地調査に訪れたユネスコ世界遺産センターやIUCN(国際自然保護連合)からも高く評価され、知床は国内外の世界自然遺産地域の保全管理のモデルとなることが期待されています。
 シンポジウム1日目(6月12日)では、知床が抱える課題への取組や、世界遺産委員会やIUCN等の指摘にどう対応してきたかについて、5年間を振り返るとともに、今後の知床のあるべき姿について考えます。
 シンポジウム2日目(6月13日)では、平成5年に世界自然遺産に登録された屋久島と白神山地の関係者、さらに今年1月に世界自然遺産登録に向けて推薦書が提出された小笠原諸島の関係者も交え、世界自然遺産の保全管理のあり方について議論を深めます。

[2]概要

(1)開催日時:
平成22年6月12日(土) 13:00〜17:00
6月13日(日) 13:30〜16:30
(2)開催場所:
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
横浜ランドマークプラザ5階 ランドマークホール
(3)主催:
環境省釧路自然環境事務所、林野庁北海道森林管理局、北海道、世界自然遺産登録5周年・知床旅情誕生50周年記念事業実行委員会※
(4)共催:
NHK北見放送局(13日のみ)
(5)入場料:
無料(事前申込制)
(6)定員:
300名(各日)
(7)申込先:
釧路自然環境事務所 羅臼自然保護官事務所
FAX:
0153−87−2468
メール:
RO-RAUSU@env.go.jp
FAXまたは電子メールにて受け付けます。
件名に「遺産登録5周年記念シンポジウム」と記入し、本文に氏名、御所属、電話番号、FAX番号(メールの場合はメールアドレス)、参加を希望される日を明記して、6月8日(火)までに上記申込先に御送信ください。
お申し込みをされた方には随時返信をお送りしますので、そちらをプリントアウトのうえ、当日受付に御提示ください。なお、定員になり次第、締め切らせていただきますので、予め御了承ください。

[3]プログラム

(1)
1日目 6月12日(土) 13:00〜17:00
テーマ:
知床世界自然遺産 登録から5年間の歩み
13:00
開会
13:10
基調講演
水中写真家 関勝則氏
13:50
知床における5年間の取組紹介
知床世界自然遺産地域の管理の枠組みと歩み
知床世界自然遺産地域における海域管理
海域ワーキンググループ座長 桜井泰憲氏(北海道大学大学院教授)
知床世界自然遺産地域における河川工作物の改良
河川工作物アドバイザー会議座長 中村太士氏(北海道大学大学院教授)
知床世界自然遺産地域におけるエゾシカ対策
エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループ座長 梶光一氏(東京農工大学大学院教授)
15:45
パネルディスカッション
コーディネーター
知床世界自然遺産地域科学委員会委員長 大泰司紀之氏
パネリスト
桜井泰憲氏、中村太士氏、梶光一氏、敷田麻実氏(適正利用・エコツーリズムワーキンググループ座長、北海道大学観光学高等研究センター教授)他
17:00
閉会
(2)
2日目 6月13日(日) 13:30〜16:30
テーマ:
知床から小笠原へ 世界自然遺産地域の順応的な保全管理
13:30
開会
13:40
説明 日本の世界自然遺産の歩み
(屋久島、白神山地の登録から、来年度の登録を目指す小笠原諸島まで、日本の世界自然遺産の歩みを紹介)
13:50
第1部「知床から小笠原へ 世界自然遺産の登録に向けて」
知床の5年間・科学委員会の果たした役割と今後の方向性
知床世界自然遺産地域科学委員会委員長 大泰司紀之氏
世界自然遺産登録を目指す小笠原諸島における取組
独立行政法人森林総合研究所理事 大河内勇氏
15:10
第2部 世界自然遺産地域の順応的な保全管理
(各地域が抱える課題や取組についてそれぞれ事例を紹介し、議論を深める)
16:30
閉会
<第1部、第2部通じての出演者>
コーディネーター 岩槻邦男氏(世界自然遺産候補地に関する検討会座長)
パネリスト
知床
大泰司紀之氏(知床世界自然遺産地域科学委員会委員長)
屋久島
矢原徹一氏(屋久島世界自然遺産地域科学委員会委員長)
白神山地
中静透氏(東北大学大学院教授)
小笠原諸島
大河内勇氏(独立行政法人森林総合研究所理事)
行政機関
津元●(ヨリ)光氏(林野庁森林整備部長)
(●は右辺が「束」で、のつくりの上が「刀」、つくりの下が「貝」の字)
渡辺綱男(環境省大臣官房審議官)
司会
伊藤雄彦氏
(NHK札幌放送局アナウンサー)

2.パネル展等

 ランドマークホールのロビーにおいて、関係機関/団体によるパネル展等を行います。入場は無料となっており、事前申込は不要です。

出展予定機関/団体
 環境省釧路自然環境事務所、北海道森林管理局、北海道、羅臼町、斜里町、(財)知床財団

その他、白神山地、屋久島、小笠原諸島関係者も出展予定

出展予定内容
 知床を含む4地域の、保全管理の取組を紹介するパネル展示、大型写真パネル展示、観光情報などを紹介する展示、大型モニターによる映像展示など

世界自然遺産登録5周年・知床旅情誕生50周年記念事業実行委員会

 知床半島を町域とする北海道斜里町、羅臼町、そして両町の商工観光関係団体などから構成される組織です。シンポジウム当日は、本実行委員会主催の「知床の観光と物産展」が同時開催される予定となっています。

連絡先

環境省北海道地方環境事務所釧路自然環境事務所
 北海道釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎4階
       TEL:0154−32−7500
       FAX:0154−32−7575
       統括自然保護企画官:則久雅司
 羅臼自然保護官事務所
  北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町388番地
       TEL:0153−87−2402
       FAX:0153−87−2468
       自然保護官:中川春菜

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
直通:03-5521-8274
代表:03-3581-3351
課長:星野 一昭(内線6430)
課長補佐:奥山 正樹(内線6435)
担当:藤田 聡(内線6477)

ページ先頭へ