報道発表資料

平成22年3月19日
廃棄物
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国連持続可能な廃棄物管理会議準備会合の結果について(お知らせ)

 環境省は、国連と共催で、3月18日(木)〜19日(金)に「国連持続可能な廃棄物管理会議準備会合」を東京にて開催しました。本会合は、「廃棄物管理」をテーマの一つとして本年5月に開催される国連持続可能な開発委員会第18回会合(CSD18)の準備会合として開催されたもので、CSD18の議長を務めるフェラーテ・グアテマラ環境大臣、世界各地域の国、地方政府、公営・民営の廃棄物業者、専門家等が参加しました。会合では、世界の廃棄物管理の状況のレビュー、適正な廃棄物管理や3Rの推進方策等について議論が行われ、その結果が議長サマリーとしてとりまとめられました。議長サマリーはCSD18へ提出される予定です。

1 背景

 地球サミットで採択された「アジェンダ21」の取組状況を審査している国連持続可能な開発委員会(CSD)では、2010年から2011年にかけて「廃棄物管理」をテーマの一つに取り上げます。このため、2010年5月に開催されるCSD第18回会合(CSD18)では、「廃棄物管理」をはじめとしたテーマについて、世界全体の取組状況の評価を行うこととされています。
 このため、環境省では国連と協力して、「国連持続可能な廃棄物管理会議準備会合」を開催し、廃棄物管理に携わっている世界各地域の国、地方政府、公営・民営の廃棄物業者、専門家等の参加を得て、世界の廃棄物管理の状況の評価、適正な廃棄物管理や3Rの推進方策等について議論を行い、その結果を議長サマリーとして取りまとめました。議長サマリーはCSD18へ提出し、CSD18での廃棄物管理に関する議論の進展に役立てられることとなります。

2 概要

(1)日程
平成22年3月18日(木)〜19日(金)
(2)場所
三田共用会議所(〒108-0073 東京都港区三田2−1−8)
(3)主催
環境省、国連経済社会局(UNDESA)、国連地域開発センター(UNCRD)
(4)参加者
ルイス・アルベルト・フェラーテ・フェリス(CSD18議長、グアテマラ環境天然資源大臣)
各国政府担当者、地方自治体、公営、民営の廃棄物処理業者、地域コミュニティ、国際機関、国際組織、専門家等約90名程度
環境省(大谷環境大臣政務官、竹本地球環境審議官、谷津廃棄物・リサイクル対策部長等)
(5)全体議長
竹本地球環境審議官

3 結果

 世界各国各地における廃棄物管理の課題、廃棄物管理における官民連携、統合的な廃棄物管理の推進のための3R・資源循環の推進を含む革新的な取組の3つの議題について議論を進め、結果文書として議長サマリーがとりまとめられました。
 議長サマリーの主な内容は以下のとおりです。

(1)
途上国、特に廃棄物処理を担っている市や町のレベルにおいては、政策、制度の実施能力、財政、技術面からの課題が多く挙げられる。このため国際社会として途上国の市や町の取組を支援するための新たなグローバルパートナーシップを構築すべきである。また、生産や消費段階における取組を進めることが廃棄物発生時の対策につながることと同様に、廃棄物に対する意識を変えることが必要となっている。
(2)
廃棄物管理の体制を構築するためには、法制度の整備など、政策面の強化が重要。
(3)
資源と廃棄物両方の課題への対応のため、統合的な廃棄物管理の推進が重要である。このため日本の循環型社会づくりに向けた取組のように、国による計画的な取組が必要である。
(4)
日本のイニシアティブで進められているアジア3R推進フォーラムのような地域レベルの取組は、南米等他の地域においても進められる必要がある。
(5)
本会合の結果が2010年5月に開催される国連持続可能な開発委員会第18回会合に日本からインプットされることを期待。また、日本が2011年のCSD第19回会合へのインプットとなるような会合(国連持続可能な廃棄物管理会合:予定)を2011年初めに開催することを計画していることが歓迎された。

 議長サマリーの原文は準備ができ次第、環境省ホームページに掲載します。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
室長:大森 恵子(内線 6898)
室長補佐:新田 晃(内線 6814)
係員:中村 祥 (内線 6819)
担当:牧野 順一(内線 6818)

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