報道発表資料

平成21年12月14日
自然環境
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生物多様性条約ポスト2010年目標日本提案(案)に対する意見募集の結果について(お知らせ)

 生物多様性条約第10回締約国会議及びカルタヘナ議定書第5回締約国会議の我が国開催に関する関係省庁連絡会議(以下「連絡会議」という)では、2010年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議において検討される条約戦略計画の改定(ポスト2010年目標の設定)に向け、日本からの提案の原案を策定し、10月30日(金)〜11月27日(金)までの間、広く国民の皆様からの意見募集を行いました。
 今般、その結果をとりまとめましたので、お知らせします。

1 生物多様性条約ポスト2010年目標について

 2010年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、2002年のCOP6において策定された条約戦略計画の改定が行われる予定です。この条約戦略計画には、「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」といういわゆる“2010年目標(以下参考参照)”が含まれており、COP10では2010年以降の新たな目標(ポスト2010年目標)の設定が重要な課題の一つとなっています。

(参考)COP6決議VI/26 生物多様性条約戦略計画(抄)
B.
使命
11.
締約国は、貧困の低減及び地球上の全ての生命の利益への寄与として、生物多様性条約の3つの目的の効果的かつ一貫した実施及び世界、地域、国レベルにおいて、現在の生物多様性の損失速度を、2010年までに顕著に減少させることを約束する。

2 ポスト2010年目標日本提案(案)の検討について

 日本国政府は、COP10の議長国としての国際的な役割を果たすため、条約戦略計画の改定に向け、2009年末までに“ポスト2010年目標に関する日本提案”をとりまとめ、生物多様性条約事務局に提出することとしています。
 このため、連絡会議では、学識経験者やNGO等の幅広い主体からのヒアリングや、関係する主体との意見交換会等を通じて考え方を整理しながら検討を進めて参りました。

(参考)これまでの経緯
3月24日
連絡会議において策定に向けた準備の進め方を決定
5月〜7月
有識者やNGO等からの幅広いヒアリングを実施
8月〜
NGO等と月1回程度の定期的な意見交換を実施
10月13日
連絡会議において政府素案のとりまとめ
10月15〜16日
神戸生物多様性国際対話(ポスト2010年目標について議論)
10月30日〜11月27日
意見募集の実施

3 意見募集の結果について

 連絡会議は、これまでの検討結果を踏まえて、日本提案の原案を取りまとめ、10月30日(金)から11月27日(金)までの間、広く国民の皆様からの意見募集を行いました。
 その結果、72の個人・団体の方から計428件の御意見が寄せられました。
 御意見を踏まえ、関係省庁で事務的な調整を経た日本提案(修正案)を作成しました【別紙1、2】。また、いただいた御意見の概要と対応は【別紙3】の通りです。

4 今後の予定

 日本提案(修正案)は、12月15日(火)〜17日(木)に東京で開催される「2010年以降に向けた生物多様性条約戦略計画改定に関する東・南・東南アジア地域ワークショップ」に資料として提出されます。
 今後は、アジア地域ワークショップにおける議論や国際機関からの意見を踏まえ、関係省庁の政務レベルも含めて検討を行い、政府としての“ポスト2010年目標に関する日本提案”を最終決定し、今月末までに生物多様性条約事務局に提出する予定です。
 また、最終的に提出される“ポスト2010年目標に関する日本提案”については、提出後に環境省ホームページにて公表する予定です。

 なお、条約戦略計画の改定については、生物多様性条約事務局が各国・各関係機関等からの提案を踏まえつつ、来年2月中旬までに条約戦略計画の事務局案をとりまとめ、5月のSBSTTA(科学技術助言補助機関会合)、WGRI(条約実施に関する作業部会)等での検討を経て、10月のCOP10において、条約戦略計画の改定が行われる予定です。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8150
室長:鳥居 敏男(6480)
室長補佐:中澤 圭一(6433)
担当:奥田 青州(6476)

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