平成21年9月9日
オフセット・クレジット(J-VER)制度は、国内のプロジェクトにより実現した温室効果ガス排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度です。本制度においては、対象となるプロジェクト種類を予め「ポジティブリスト」として提示し、プロジェクト登録のための適格性基準や、排出削減・吸収の算定・モニタリングの方法を定めた「方法論」を作成しています。
これまで、本制度の対象プロジェクトとして承認されていたのは、化石燃料から未利用林地残材へのボイラー燃料代替による排出削減プロジェクト(1種類)及び間伐等の森林管理による森林吸収プロジェクト(3種類)でした。今般、化石燃料から未利用林地残材へのボイラー燃料代替プロジェクトについて、ボイラー燃料代替の原料として、間伐材や製材端材を対象とするため、ポジティブリスト及び方法論の改訂を行いました。また、新たに3種類のプロジェクトを承認し、本制度の対象プロジェクトは合計7種類となりました。なお、今般の対象プロジェクトの追加・改訂に合わせて、ポジティブリスト及びその方法論の番号についても改正を行っています。(資料1)
なお、最新のポジティブリスト及びその方法論は、近日中に、気候変動対策認証センターのウェブページ(http://www.4cj.org/jver/index.html)に掲載いたします。
環境省では、平成20年11月14日に、本制度において追加するべきプロジェクト種類に関するアイディアをモデル事業として募集し、平成21年1月13日に6種類9件のプロジェクト種類を採択しました。
モデル事業で採択したプロジェクト種類について、[1]のとおり検討を行いました。認証運営委員会及び方法論パネルの委員の構成は、[2]のとおりです。なお、残り2種類のプロジェクト種類については、早急に制度の対象プロジェクト種類として位置付けるよう引き続き検討を進めてまいります。
| 明日香 壽川 | 東北大学東北アジア研究センター 教授 |
| 今井 伸治 | 社団法人日本有機資源協会 専務理事 |
| 工藤 拓毅 | 財団法人日本エネルギー経済研究所 地球環境ユニット総括 研究主幹 |
| 小林 悦夫 | 財団法人ひょうご環境創造協会 顧問 |
| 小林 紀之 | 日本大学大学院法務研究科 教授 |
| 龍原 哲 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 |
| 平石 尹彦(座長) | 財団法人地球環境戦略研究機関 理事・上級コンサルタント |
| 水野 勇史 | 財団法人地球環境戦略研究機関 市場メカニズムプロジェクト・マネージャー |
| 武川 丈志 | 森・濱田松本法律事務所 弁護士 |
| 橋本 賢 | 株式会社三菱総合研究所 環境・エネルギー研究本部地球温暖化戦略研究グループ 主任研究員 |
| 水野 勇史(座長) | 財団法人地球環境戦略研究機関 市場メカニズムプロジェクト・マネージャー |
| 山田 和人 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 環境事業本部地球環境部 部長 |
| 吉高 まり | 三菱UFJ証券株式会社 クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会 CDM/JI主任研究員 |
オフセット・クレジット(J-VER)制度については、下記の環境省HP及び気候変動対策認証センター(事務局:社団法人海外環境協力センター)HPを御覧ください。
添付資料
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
市場メカニズム室
直通:03-5521-8354
代表:03-3581-3351
室長:戸田 英作 (6737)
室長補佐:塚本 愛子 (6785)
係長:泉 勇気 (6041)
担当:新中 達也 (6041)