平成21年7月28日
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、全国各地で一斉に星空観察を行うもので、昭和63年から毎年2回実施しています。
平成21年度全国星空継続観察の夏期観察は、平成21年8月13日(木)から8月26日(水)の期間に実施します。
平成20年度全国星空継続観察では、夏期及び冬期の観察において全国756団体、9,872人が観察に参加しました。
全国星空継続観察は、全国各地で一斉に肉眼や双眼鏡、カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うものです。
参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年(1988年)から、(夏期及び冬期)実施している事業です。
環境省では、本事業を通じて清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本調査結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、地域の大気汚染の改善や地球温暖化の防止に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。
平成21年8月13日(木)から8月26日(水)まで
(参加者は、この期間中に1日以上観察する)
都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ参加申込みを行う。
環境省子どものページ(スターウォッチング・ネットワーク)にも掲載している。
URL:http://www.env.go.jp/kids/star.html
別途依頼している全国23地点の定点観察地においての観察。
一般参加団体による写真撮影の方法(上記の(2) [3])と同様の方法で行い、夜空の明るさを測定する。
[1]夏期:平成20年7月24日から8月6日
[2]冬期:平成21年1月16日から1月29日
全国から884団体の参加申込があったが、天候不順等の影響により756団体が観察を実施した。また、観察の延べ参加者数は9,872人であった。(図1[PDF 34KB])
※昨年度
肉眼で「天の川」の高度の異なる部分の見え方を観察した。
観察の結果から星座の高度に応じて見え方に違いがあり、高度が低いほど「夜空が明るくて天の川が見えない」という回答の割合が高くなったことから、地上に近いほど人工光の影響を受けていることが確認できる。
双眼鏡を用い、夏期は、ベガ付近、冬期は、すばる(プレアデス星団)のラケットの中の星を対象に観察し、「平均観察等級」(何等級の星まで見えたのかの平均)を都市規模別にまとめた。(図4[PDF 78KB]、図5[PDF 75KB])
規模の大きな都市ほど明るい星しか見えず、星が見えにくいという結果となっている。
一般参加団体及び定点観察地(全国23地点)による天頂付近の星空を撮影したカラースライド写真から、星の明るさを表す「等級」を単位とする「夜空の明るさ(mag/□”)」を算出。
※mag/□”(マグニチュードパー平方秒角)
夜空の明るさを示す単位で値が大きいほど夜空が暗く、星が見えやすいことを示す。
天空の写真をスライドにしてスライド上で星が存在しない部分の明るさ(mag)を単位平方秒角あたり(□”)で示したもの。
各参加団体が撮影したカラースライド写真の分析結果を都市規模別(表1)、周囲の土地利用状況別(表2)に整理し、それぞれ平均値を求めた。
| 都市規模 | 夏期 | |
| 観察数 | 平均値(mag/□”) | |
| 巨大都市 | 12 | 17.7 |
| 大都市 | 22 | 18.1 |
| 中都市 | 36 | 19.1 |
| 小都市 | 65 | 21.3 |
| 全体 | 135※1 | 19.9 |
| 周囲の土地利用状況 | 夏期 | |
| 観察数 | 平均値(mag/□”)※ | |
| 商業地域 | 18 | 17.2 |
| 工場地帯 | 2 | 18.1 |
| 住宅地 | 40 | 18.6 |
| 農業地域 | 23 | 21.0 |
| 森林・山間地 | 33 | 22.2 |
| その他 | 13 | 19.9 |
| 全体 | 135※1 | 19.9 |
※1:合計には、無記入であった8地点についても含む。
全国23地点の定点観察地で実施した結果をまとめ、経年変化をグラフで表した。(定点観察地における写真撮影結果[PDF 457KB])
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
大気生活環境室
直通:03-5521-8298
代表:03-3581-3351
室長:土居健太郎(内線6540)
室長補佐:東山 直愛(内線6541)
担当:渡邊 恵美子(内線6544)
保坂 和範(内線6544)