報道発表資料

平成21年4月27日
地球環境
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G8環境大臣会合の結果について

4月22日(水)〜24日(金)に、イタリアのシラクサにおいて「G8環境大臣会合」が開催され、斉藤大臣が出席しましたので、その結果についてお知らせいたします。

1.開催日:
4月22日(水)〜4月24日(金)
2.開催地:
シラクサ(イタリア)
3.参加者
 G8各国のほかオーストラリア、ブラジル、中国、エジプト、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、南アフリカ、スウェーデン、欧州委員会、デンマーク(第15回気候変動枠組条約締約国会議(COP15)議長国)及びチェコ(EU現議長国)の環境担当大臣等、並びに、GEF(地球環境ファシリティー)、IEA(国際エネルギー機関)、IUCN(国際自然保護連合)、OECD(経済協力開発機構)、世界銀行、UNEP(国連環境計画)、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)、UNIDO(国連工業開発機関)、UN(国際連合)及びCBD(生物多様性条約事務局)の代表  [21ヵ国・地域及び10国際機関。別添1]
 また、冒頭のセッションにおいてはNGO等市民社会の代表が、セッション1においては産業界の代表が、それぞれ参加した。
4.会議の概要
 計21カ国・地域及び10国際機関及びNGOや企業(一部セッションのみ)が参加し、「低炭素技術」「気候変動」「生物多様性」「子どもの健康と環境」のテーマで議論が行われた。
 全体の議論の結果については、議長(プレスティジャコモ・イタリア環境大臣)の責任で議長総括[別添2]としてまとめられたほか、生物多様性に関しては「シラクサ宣言[別添3]」が採択された。

(1)NGO代表及び市民社会との会合
 NGO等市民社会の代表を交えて、本会合の議題となっている、気候変動、生物多様性、子どもの健康と環境に関しての意見交換が行われた。斉藤大臣からは、日本の取組状況や、「緑の経済と社会の変革」について紹介した。

(2)ワーキング・セッション1: 低炭素技術
 低炭素社会構築に向けて、既存の低炭素技術の普及の推進、新たな技術の開発の必要性、民間と政府の果たすべき役割等について、産業界の代表者も交えた議論・意見交換が行われた。
 また、昨年の神戸G8環境大臣会合において日本が提案した「低炭素社会国際研究ネットワーク(LCS-RNet)」の発足が了承された。
 斉藤大臣からは、日本の低炭素社会づくりに向けた決意、そのための技術の開発・普及の必要性について発言した。

(3)ワーキング・セッション2: 気候変動に対する取組
 各国の気候変動対策の取組状況や経験について、7月に開催されるG8サミットや本年末のUNFCCC第15回締約国会合(COP15)に向けて、閣僚間での率直な意見交換・議論が行われた。この中で、先進国と途上国との間での信頼感を増強するためにも、先進国は中期・長期の目標や途上国の緩和・適応のための財政支援に関する立場を明確にし、途上国は全世界の削減努力に対する自らの貢献について明確にすることが重要との認識が共有された。
 斉藤大臣からは、2013年以降の枠組みは全ての主要経済国の参加を得た上で、公平な目標設定を行うべきこと等を主張したほか、我が国における排出量取引試行等の取組等について紹介した。

(4)ワーキング・セッション3: 生物多様性
 生物多様性と気候変動や経済との関係、科学と政策の相関、2010年以降の枠組み構築等について議論が行われ、「生物多様性に関するシラクサ宣言(カルタ)」が取りまとめられた。
 斉藤大臣からは、森林減少を防止するための違法伐採対策を協力して進める必要性、「生態系と生物多様性の経済評価(TEEB)」の意義、自然資源の持続可能な利用と管理を促進するための「Satoyamaイニシアティブ」の推進、科学と政策の相関強化の必要性等について発言した。さらに、来年開催される生物多様性条約COP10のホスト国として会議の成功に向け関係各国・機関の協力を要請した。

(5)ワーキング・セッション4: 子どもの健康と環境
 斉藤環境大臣及びジャクソン米国環境保護庁長官よりの基調講演後、議論が行われた。 [斉藤大臣の講演資料:別添4]
 この中で斉藤大臣からは、特に、「子どもの健康と環境」に関する大規模な疫学調査を各国が協力して実施することを提案した。
5. 個別会談
 斉藤大臣は、米国(ジャクソン米国環境保護庁長官)、南アフリカ(スカルクヴェイグ環境・観光大臣)、英国(ベン環境・食糧・農村地域大臣)、フランス(ジュアノ環境担当大臣)、デンマーク(ヘデゴー気候変動・エネルギー大臣)、カナダ(ブレンティス環境大臣)等と個別に会談し、気候変動問題を中心に様々な環境分野について意見交換を行った。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
課長:木村 祐二(6710)
調査官:吉中 厚裕(6720)
補佐:上田 健二(6722)
係長:鵜生川太郎(6724)
(代表)03-3581-3351
(直通)03-5521-8243

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